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第二十六話:『音楽の世界』

この私ニコライ・ヘルテスと江東は昔からの付き合いだった


あれは私が40歳の頃だった


江東はもともと施設にいた


私も施設出身だったので、ちょくちょく家の近くの施設に顔を出していた


そこで江東はいつも部屋の隅でピアニカを弾いていた


私は彼の演奏をいつも聞いていたが才能の卵そのものだった


ニコライ「やぁ、江東くん」


江東「ニコライさん」


私は勇気を持って彼に聞いてみた


ニコライ「もし良ければ、音楽教室に通ってみないか?君の才能ならすぐに有名になれると思うんだけど」


江東は少し考えた後笑顔で答えた


江東「やってみたいです!」


ニコライ「じゃあ知り合いに言って頼んでみるよ」


そこから江東はピアノをやり始め、彼のピアノセンスはどんどん成長していった


江東が高校1年になった時


江東「ニコライさん!今度ピアノの全国大会に出ます!」


ニコライ「ほんとか!すごいな」


江東「ぜひみに来てください」


ピアノの大会当日、ニコライは八咫烏の仕事をすぐさま終わらせて見に行った


江東の演奏は1位で優勝だった、2位との差は歴然で圧勝だった


江東「ニコライさん!優勝できました」


ニコライ「頑張ったな江東!!すごかったぞ」


江東「ニコライさんのおかげですよ!」


ニコライ「いや、お前の頑張りのおかげだよ、じゃあまた今度な」


江東は今高校1年で寮で生活している


本当は私の家に泊めたかったが、八咫烏などの関係上巻き込むわけにはいかなかった


それが失敗だったのかもしれない


今回ピアノの大会の2位の人はいつも1位、それ以外を取ったことが無かったらしい


そいつが逆恨みで江東の事を後ろからバットでバコンらしい


プライドを傷つけられた猿の知能はコアラ以下になる、コラだから人間は


ニコライは走って病室に入る


そこには寝ている江東がいた


ニコライ「おい、江東、大丈夫か!」


医者「命に別状はないみたいです」


ニコライ「そっか、良かった」


医者「しかし問題が」


ニコライ「問題?」


医者「江東さん、ピアノやってますよね」


ニコライ「はい、やってますけど」


江東「脳の聴覚野と言うところをやってしまっているらしく、ピアノがかなり厳しいかもしれません」


数時間後、江東は目を覚ましたが、絶望していた


私は悩んだが、江東に聞いてみた


ニコライ「なぁ、江東、一つ相談があるんだ、これは一つの道だと思ってくれ」


私は江東にヘブライ派のこと八咫烏のことなと全て話し、ヘブライ派に勧誘してみた


江東はすぐに答えた


江東「やらして下さい、私はニコライさんに拾われて救われました、あなたについて行きますよ」


私はヘブライに相談し、江東はヘブライ派に入れた


どうやら江東を思った奴はヘブライが殺してくれたらしい


それが私と江東の出会いである

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