いざ、ブラッドの元へ!
雅一達は雅一の案内のもと国営昭和記念公園を後にする。
すると街並みが見えてくる。
ラフェスタ「見えてきた!街だ!」
雅一「こりゃあ・・・すごすぎる・・・。」
雅一達は公園内の外を出るとそこには大きいビルがたくさん立ち並んでいた。
~ブラットサイド~
一方ブラッドは最高幹部と兵士、魔物を集めて最後の集会を開いていた。
ブラッド「さてと、挨拶はこれで十分だろう。」
フローエル「いやぁ、本当にこんな事になるなんてね。」
ファルン「ほんと、やることめちゃくちゃ。」
豪儼「それで、ブラッド。次はどう動く?」
ブラッド「決まってるだろ。わざわざ俺達を倒しに遠方からはるばる
やってきたんだ、丁重に出迎えてやろうじゃないか。」
ハグラ「ふん。ついにこの時が来たか・・・。」
ブラッドと最高幹部はその場から移動し、魔物達と兵士達が待つ場所へ移動する。
ブラッド「いいか、お前達。ビックな客が我が帝国に到着した。丁重にお出迎えしろ。」
魔物達と兵士達は大きい声を一斉にあげる。
ブラッド「さぁて・・・、はじめようか・・・最後の殺し合いを!」
~雅一達サイド~
一方雅一達は立川駅北口のペデストリアンデッキに到着する。
・立川駅北口
レイラ「これ、なんて書いてあるの?」
雅一「立川駅って書いてある・・・。」
レイラ「雅一はやっぱりこの地をしっているの?」
雅一「しってるも何も・・・仕事でここに来る時が何回かあったんだよ。」
雅一「でもまさか、ここまで瓜二つだとは思わなかったが・・・。」
ラフェスタ「それにしても人が・・・一人も居ないね。」
レッド「住民はすでに避難させたのかもな・・・。ただ・・・。」
雷閑「この奇妙な感覚、気色が悪いな・・・。」
ペイセル「それで、国会議事堂ってどこにあるの?」
ペイセルが質問をすると雅一が国会議事堂の場所を教える。
雅一「ここから国会議事堂のある永田町という地区に行くには、
このまま東へ進んでいくほかない。」
ラフェスタ「東か・・・。距離にしてどれくらいあるかわかる?」
雅一「ここには正確な地図はないからなぁ・・・。」
雅一「ざっと見積もっても2~30km程はあるかな。」
雷閑「この距離を徒歩で移動するのは時間がかかりすぎるな・・・。」
レッド「あぁ、それに馬は目印として置いてきたわけだしな。」
雷閑「馬鋸しておくべきだったかな?」
レイラ「でも、此処から先なにがあるかわからないから馬よりも
別の移動手段を確保したほうが良いかもしれないわね。」
雅一「別の移動手段か・・・。」
雅一は別の移動手段がないか考え始める。
雅一「この世界を作ったにしても・・・この無人の街、
おそらく列車は動いてないとすると・・・。車しかないが・・・。」
ラフェスタ「車・・・それならここに来るまでの道中に多くの車が
置いてあったよ。道端にも停まってるし。」
すると雅一は車の状態を確認して動くかどうか質問をする。
雅一「なぁ、ここにある無人の車って動くのか?」
レッド「わ、わからないが・・・見た感じ本物みたいだし、
動力源はおそらく魔力、動くんじゃないか?」
そう聞いた雅一は次のような提案をする。
雅一「じゃあ、この近辺にある車で、6人乗れる車を探して、
俺に伝えてくれないか?」
ラフェスタ「まさか、車を運転して?」
雅一「正直、それしか今の移動手段がないだろう。」
そう提案するとレッドはすぐにその提案に乗る。
レッド「よしみんな、各自で6人乗れる車を探すぞ!」
全員「おう!」
こうして雅一達は周辺の駐車場や停めてある車を各自で6人乗れるほどの
車を探し始め数分後、ようやく6人が乗れるほどの車を発見し合流地点まで、
雅一が運転をして運んできた。
雅一「よし、みんな準備は良いか?」
ラフェスタ「大丈夫だよ。」
雅一が運転席に座り、助手席にラフェスタ、中間にレッドと雷閑
後方にレイラとペイセルが乗車する。
レッド「しかし、最初雅一が車運転してる所見た時は少し驚いたけどな。」
雷閑「異世界の車であっても運転はできるんだな。」
雅一「まぁ、構造が元の世界にある車と一緒だからね。」
雅一「よし、発信するぞ。」
雅一は車を運転し始め、国会議事堂へとついに出発しはじめた。
その後、雅一達を乗せた車は近くの国立ICから高速道路に入り、
都心を目指し始める。そんな社内の中でラフェスタが東京のことについて
雅一に質問し始めた。
ラフェスタ「ねぇ、雅一。ここの街って雅一の故郷、日本という国の
東京っていう街なんだよね?」
ラフェスタ「東京ってどんな街なの?」
雅一「そうだなぁ。東京はものすごく人口がたくさんいるんだ。その数は約1400万人。」
ペイセル「1400万人!?王都よりも人口がいるの!?」
雅一「そうだな。それに日本の首都でもあるから国の行政機関もあるし、
鉄道網は世界最大規模を誇る。」
レイラ「治安とかどうなの?」
雅一「比較的良い方だよ。一部繁華街とか裏路地はあれだけど・・・。」
そんな雅一からの東京話をしている間に、一行はそのまま中央自動車道を進み続ける。
雅一「本当に人一人もいないな・・・。まぁ運転はめっちゃしやすいけど。」
レッド「この調子ならブラッドの所には早めにつけそうだな。」
雷閑「何事もなければの話だがな。」
レッド「雷閑・・・不吉な事言うなよ・・・。」
さらに一行は高速を進み続け、ついに府中ICを超える。
すると助手席に座っていたラフェスタが再びなにかを聞き取り始める。
・府中ICを越えた先
レイラ「どうしたの?ラフェスタ。」
ラフェスタ「前方からこっちに何かが来てる!」
雅一「え?まじかよ、こんな時に・・・。」
雅一「ど、どうする?一度車停めるか?」
雷閑「だが、車を停めたらそれでこそ袋の鼠じゃないか?」
雅一「そ、それも一理ある・・・。」
更に進んでいくと、前方に何やら人影や飛んでいる影が見え始める。
ペイセル「前方!何かいるよ!」
雅一「無人の街に?」
するとラフェスタがその影の音を捉える。
ラフェスタ「雅一!前方に多数の魔物が!」
雅一「えっ!?まじか!」
雅一はとっさに急ブレーキをかけて車を停める。
レッド「お、おい、なんで停まるんだよ!」
雅一「このまま進んだら魔物がたくさんいる所に突っ込むことになる。」
雅一「一度ルートを変えたほうが・・・。」
しかし、そんな余裕はなく、前方から多数の魔物が雅一達にめがけて突っ込んでくる。
ペイセル「き、来たよ!?」
レイラ「くっそ、戦うしかないのか!」
するとラフェスタがシートベルトを外して外に出る。
雅一「お、おいラフェスタ!何を!?」
ラフェスタ「私が外で車を護衛する!雅一は全速力で車を走らせて!」
レッド「なっ!いくらなんでも無茶すぎる!」
ペイセル「そうだよ!列車の時とは全く違うんだよ!?」
ラフェスタ「このまま立ち止まってたら、雷閑が言ったように、袋の鼠だよ!」
ラフェスタは車の上に乗って迎撃体制を取る。
雅一「お、おい!ペイセル!」
雷閑「雅一!前!前!」
雷閑が前を指差すと、大量の魔物が雅一達に迫ってきている。
雅一「くっそぉ・・・。どうなっても知らんぞ!」
雅一「みんな!一気に駆け抜けるぞ!しっかり掴まれ!」
雅一はアクセルを踏み、車は一気に加速し、魔物の大群の中へと突っ込んでいく。
雅一「ラフェスタ!」
ラフェスタ「了解!」
ラフェスタは魔物の迎撃をし始める。
ラフェスタ「道を、開けろぉぉぉ!!」
ラフェスタの迎撃により、魔物を倒し道が開かれる。
魔物達「ギャアアア!!」
雅一「よし、このまま行くぞ!」
雅一達は更に魔物の大群の中を勢いよく突き進んでいった。




