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切り拓け、巨大生物からの突破口!

雅一達はついに城へとたどり着き、ワーム型の巨大生物の動向を伺っている。

雅一「どうだ?あいつ、まだいるか?」

ラフェスタ「いるね。どうやらまだ私達のことを探してるんだと思う。」

ペイセル「これからどうする?」

レッド「そうだなぁ・・・。あのデカブツをなんとかしない限り、

仮にブレスト王国から出れたとしても・・・。」

雷閑「後ろからあの怪物が襲ってくる・・・。」

レッド「とりあえず、あの怪物は仮名としてギガントサンドワームとして・・・。」

レッド「そのギガントサンドワームをどうしたら良いか・・・。」

雅一達は頭を悩ませる。それもそのはず、今まで戦ってきた魔物で、

最も大きかった個体でも数十メートル。対するギガントサンドワームは軽く数百メートルの

巨体はありそうな見た目をしている。

レイラ「最高幹部相手にするなら、あんな怪物も倒せないと行けないのか・・・。」

突然現実を目の当たりにした雅一達は本当に自分達にできるのか不安になってくる。

すると雅一達に通信が入りだす。

雅一「な、なんだ?突然!?」

レッド「こんな時に通信?」

雅一達が通信に出るとある人から報告が入った。

アラン「お前達、今どこにいる?」

ラフェスタ「その声・・・アランさん!?」

雅一達に通信を入れたのはS級冒険者のアランだった。

レイラ「アランさん、どうして通信を?」

アラン「今綾香とレイシンがそっちに向かってるんだ。」

雷閑「おぉ、それは心強い!今丁度私達も頭を悩ませてた所で・・・。」

アラン「どうゆうことだ?」

事の事情をアランにすべて話し、現在地も伝える。

アラン「なるほど、ブレスト王国にワーム型の巨大生物か。」

ラフェスタ「S級が来たらどうにかなるかな?」

アラン「正直、そいつの正体がどんな奴なのかわからないし、

能力も不明だ。災害を相手にする時のようにはいかないと思う。」

雅一「そ、そうか・・・。」

レッド「それで、援軍はいつこっちに来るんだ?」

アラン「最速で明日になるな。今そっちに迎える交通手段がすべてないから

馬で行くしかないんだ。」

ラフェスタ「明日って・・・。」

雅一「それまで俺達ここで足止めかよ。」

アラン「とにかく、そいつの正体が不明ならむやみに手は出さないほうが良いだろう。」

アラン「おっと、俺もまた前線に呼び出されたから通信はここまでにする。」

そういうとアランは通信を切る。

雅一「あ、ちょっと!」

ペイセル「向こうも大変みたいだね。」

レッド「でも明日まで足止めは・・・。」

するとラフェスタが立ち上がる。

ラフェスタ「明日までなんて・・・待ってられないよ。」

雅一「ラフェスタ・・・。」

ラフェスタ「私達が今ここで足を止めても、どうにかなるものでもない。

むしろ、状況は悪化する一方。」

ラフェスタ「だったら、全力であがいて、私は先に進みたい!」

ラフェスタの言葉はまっすぐではっきりとしている。その言葉を聞いた仲間は、

心が震える。

レッド「そうだな。」

ペイセル「でも、むやみに手は出すなって・・・。」

雅一「でも、明日まで待てるわけないしな。」

雅一達はギガントサンドワームと戦うことを決意する。

すると次の瞬間、ギガントサンドワームが城を襲撃し、城を破壊しながら、

雅一達に迫る。

レッド「みんな!一旦バラけるぞ!」

雅一達は急いで城からバラバラに退避し、ギガントサンドワームはその巨体で

城を破壊した。


レイラ「し、城が・・・。」

ペイセル「レイラ!しっかりして!」

レイラが崩壊する城を見て立ち尽くすが、

ギガントサンドワームはレイラとペイセルを捉え襲い始める。

雅一「あいつ!レイラとペイセルを狙ってる!」

雷閑「姫様!ペイセル!」

狙われたレイラとペイセルは全速力で逃げる。

ペイセル「レイラ!一旦逃げるよ!」

ペイセルの掛け声でレイラとペイセルは全速力で走り出す。

レイラ「こんな怪物、どうやって相手にしたら!」

全速力で逃げる二人。するとペイセルは一つの方法を思いつく。

ペイセル「見た感じ、外部からの攻撃はほとんど意味がない・・・。」

ペイセル「だったら、体内から攻撃すれば・・・。

レイラ「体内から攻撃?そんな事できるの?」

ペイセル「私のすべての魔力を使った最大火力の魔法攻撃ならなんとか・・・。」

ペイセル「それで、倒せる確証はあるの!?」

ペイセル「やってみるしかないよ!」

しかしギガントサンドワームはすぐ真後ろにまで迫っている。

レイラ「このままじゃ魔法発動する前に追い付かれる!」

するとペイセルはレイラに時間稼ぎができるか提案をする。

ペイセル「レイラ!あいつの時間稼ぎ、お願いできる?」

レイラ「ったく・・・。少しだけだよ!」

レイラとペイセルは二手に分かれる。その際レイラはギガントサンドワームを

誘導する。

レイラ「ほら!こっちだこっち!」

レイラ「(開放スキル:神速!)」

レイラは神速スキルを使い、ギガントサンドワームを誘導し、ペイセルから引き剥がした。

レイラ「よし、後はみんなにっ!」

レイラはすぐに他のみんなにペイセルの案を伝えた。

雅一「それで本当に行けるのか!?ペイセル!」

ペイセル「わからない。でも、今ここであいつの体内に

直接攻撃ができるのは、私だけだから!」

ペイセル「みんな!お願い!力を貸して!」

ペイセルの作戦に仲間全員で賛成する。

雅一「了解!」

雷閑「任された!」

ラフェスタ「うん!」

レッド「敵本陣に行く前の大仕事と行こうか!」

雅一達は更に散らばり、ギガントサンドワームのヘイトをペイセルに向けさせないように

攻撃をしながら誘導する。

ラフェスタ「クラッシュ・インパクト!」

ラフェスタは力いっぱいギガントサンドワームに拳で攻撃をするが、外皮装甲が硬すぎて

全く刃が立たない。

ラフェスタ「くっ、なんて硬い装甲・・・。」


~ペイセルサイド~

雅一達が交互に注意を引き付けている間、ペイセルは詠唱を唱え始める。

ペイセル「(この魔法を使うと、体に尋常じゃない負荷がかかるから

師匠からも使用するのを止められてたけど・・・。)」


~8年ほど前・・・~

幼少時代のペイセルはビクト氏から魔法を習っていた。

ペイセル(幼少)「えい!」

ビクト「ふむ、いい感じじゃ。お主は魔法の才能があるな。」

ペイセル(幼少)「えへへ。ありがとうございます。師匠!」

ビクト「では、次の標的はあの岩じゃ。」

ペイセル(幼少)「はい!」

ペイセル(幼少)は指定の位置に立ち、岩にめがけて魔法を唱え始める。

すると周囲の風が突然大きく変化し始める。

ビクト「ん?なんじゃ?」

ビクト氏は風の流れを確認するとその風はすべてペイセルに向かって流れていた。

するとビクト氏はペイセル(幼少)の体に異常な魔力が溜まっていることを確認する。

ビクト「こ、この魔力量はっ!」

ビクト「(ま、まずい!早く詠唱を止めなければ!彼女の体が持たん!)」

ペイセル(幼少)「(あ、あれ?なんか・・・息苦しい・・・。)」

ペイセル(幼少)「(それに・・・体も・・・熱い・・・。)」

ビクト氏「ペイセル!今すぐ詠唱を辞めるんじゃ!」

しかしその時にはすでに遅く、凄まじい魔法攻撃が放たれた。

その反動でペイセル(幼少)は耐えきれずに意識を失う。

ビクト「ペイセル!しっかしろ!ペイセル!!」


~そして現在~

ペイセルは更に魔力を溜め込む。しかし、その反動はすでに起きており、

体中が燃えるように熱くなり、耐えきれずに吐血する。

ペイセル「ブハッ!」

ペイセル「(まだだ・・・。まだ!)」

雅一「ペイセル!まだなのか!?」

雅一達が誘導すること数十分後、ついに魔力が限界値まで貯まる。

ペイセル「そいつの口を私の方に!」

レッド「よし!おらぁ!こっちだ!」

雅一達はギガントサンドワームの方向をペイセルの方向に向けさせる。

するとすぐに雅一達を無視し、ペイセルに正面から迫る。

ペイセル「私達は!ここで、止まるわけにはいかないんだ!」

ペイセル「ビッグ・グレイス・エクスプロージョン!」

ペイセルから放たれた攻撃はギガントサンドワームの体内に直接攻撃が当たる。

ペイセル「はあああああああ!!」

ペイセルが攻撃をし続けると、ギガントサンドワームの体内が光りだす。

そして次の瞬間、ギガントサンドワームを中心に凄まじい大爆発が発生し、

ブレスト王国全土が爆発と煙に巻き込まれていった。

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