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ブレスト王国とギガントサンドワーム

雅一達は巨大なきのこ雲の正体が何なのか確かめるべく先を急ぎ、

ついにレイラの故郷であるブレスト王国へとたどり着く。


・ブレスト王国

雅一「ここが、ブレスト王国・・・。」

ラフェスタ「レイラの故郷だね。」

数年ぶりに帰ってきた故郷は見るも無惨な姿に変貌していた。

建物は崩れ去り、人気もない。各地には戦いの傷がそこら中にあった。

あまりにも変わり果てた故郷を見てレイラと雷閑は心を痛める。

ペイセル「こ・・・これは・・・。」

レッド「あぁ、すべてが破壊されつくされてる。」

するとペイセルはレイラと雷閑の状態を気に掛ける。

ペイセル「レイラ、雷閑。大丈夫?」

雷閑「ショックですけど私は・・・でも姫様は・・・。」

レイラは静かに涙を流すが、決して泣きじゃくる事はせず、涙を拭った。

レイラ「行こう・・・。」

雅一達はゆっくりと廃墟と化したブレスト王国の街中へと入っていく。


・ブレスト王国 大通り

雅一「すごいな、街がめちゃくちゃだ・・・。」

雷閑「ブレスト王国は元々歴史ある街で観光客もたくさん来る国でした。」

ラフェスタ「確かに、王都と比べても建物の作りが古いね。」

雷閑「ただ、建物の強度はかなり高くしていました。この地域は、

元より地震が多い地域でしたので。」

大通りを歩いていくと、目の前にひときわ大きくそびえ立つ城が見えてくる。

レイラ「みんな。あの正面に見えるのがブレスト王国の城。」

レイラ「つまり、私の家よ。」

雅一「でっかぁ・・・。」

ペイセル「この規模の城に住んでたなんて・・・。」

レッド「だけど、あの城もかなり崩れてるな。今にも倒れそうだ。」

レイラ「うん、本当は寄りたかったけど、今は時間もないから。」

レイラ「この戦いが終わったら私はこの地元を必ず復興してみせるよ。」

雅一「復興したブレスト王国か。国民がまた戻って来ると良いな。」

レイラ「えぇ。そして次は、戦いのない、平和な日々を送りたいよ。」

そんな話をしているとブレスト王国の街中にある中央広場へと到着する。


・ブレスト王国 中央広場

雅一「それで、ここからどの方向に進めば良い?」

レイラ「確か・・・。こっちに行けばそのまま街を抜けれるはず。」

ブレスト王国の街中はレイラの案内のもと、目的地に行くまでのルートを

確認しながら進んでいく。

ラフェスタ「こうゆう時地元の人がいると助かるよね。道がわかるから。」

レッド「そうだな。地図は持ってきてはいるけど、大きい地図しかないからな。」

雅一達は街中を順調に進んでいくのだが、突然馬が動きを止める。

雅一「お、おい?どうした?」

雷閑「突然動かなくなったな。」

するとラフェスタも何かを感じ取った。

ラフェスタ「!!」

レイラ「どうしたのラフェスタ?」

ラフェスタ「なんだろう・・・。何かが近づいてくる。」

ペイセル「なにかって何?」

ラフェスタ「わからない・・・。音の発生源は・・・。地面の下か!」

するとレッドはみんなに臨戦態勢を取るように指示をする。

レッド「全員馬から降りろ!臨戦態勢を取れ!」

雅一達は馬を降りた後、馬を収納し武器を構える。

雅一「な、なんなんだよ。ここまで来て新手か!?」

全員が臨戦態勢をとった次の瞬間、地面が小刻みに揺れ始める。

レイラ「こ、これは・・・。」

レッド「地震か?」

ラフェスタ「いや・・・違う!」

するとその揺れは更に大きくなっていき、立っていられない程の揺れが起きる。

雅一「で、でかいっ!」

ペイセル「ゆ、揺れがっ!」

その大きい揺れにより、もろくなった建物はどんどん崩れていき、

ついに、地面の中から巨大生物が雅一達の前に姿を表した。

巨大生物「グォォォォォォ!!」

雅一「なっ!」

レッド「なんだ・・・こいつはっ!?」

ラフェスタ「で・・・でかすぎるっ!」

雅一達は目の前に現れた巨大生物の巨大さに圧倒される。

その巨大生物はワーム型モンスターに姿は似ているが、

口と思わしき所には鋭く巨大な歯が数え切れないほど存在している。

ペイセル「な、なんなの!一体!」

レッド「知るか!とにかく走れ!」

雅一達は驚愕するほど巨大な生物から流石に走って逃げる。するとワーム型の巨大生物は

雅一達を追従し始める。

雅一「って!うぉい!?こっち狙ってねぇか!?」

ラフェスタ「ど、どうする?あの大きさ、ブロストキングや

デバントサーペントよりもでかいよ!」

レッド「とにかく、路地だ!路地を活用して、視界から消すんだ!」

雅一達は必死に路地を使いながら襲ってくる巨大生物から逃げる。しかし、

巨大生物は問答無用で建物を次々と破壊していく。

雷閑「こ、このままだと、追い付かれるぞ!」

レッド「くっそ!ファイヤー・ボール!」

レッドは走りながらファイヤー・ボールを放つが、あまりにも体格差が

ありすぎるためか、全く役に立たない。

レッド「無理無理無理!!」

ラフェスタ「レイラ!どこか逃げられそうな所はないの!?」

レイラ「こ、こんな事態想定してないし・・・。」

レイラは必死になんとか逃げれる場所を探す。するとある場所を思いつく。

レイラ「だったら、私の家に逃げましょ!」

雅一「家って・・・城か!」

ペイセル「でも、ここからだとまだそれなりに距離が・・・。」

レイラ「大丈夫!こっち!ついてきて!」

雅一達は城へ移動するためにレイラの案内に従う。巨大生物も後を追従してくる。

レッド「なぁ、どこに向かってるんだ!?城から離れてるぞ!」

レイラ「大丈夫!任せて!」

しかし、ワーム型巨大生物はすぐそこまで迫っていた。

雅一「ぬあああ!もうすぐそこまで来てるぅぅぅ!!」

するとレイラは目的の場所に到着する。

レイラ「あった!みんな!ここに飛び込んで!」

レイラが飛び込むように指示したのは巨大な下水管だった。

ラフェスタ「こ、ここに入るの!?」

レイラ「行くよ!」

雷閑「しっかりついてきてくださいね!」

雅一達は次々と下水管の中へと入っていった。間一髪の所で、全員無事に

下水管のの中へ入ることに成功する。


・ブレスト王国 下水管内

雅一達は一度下水管内で一息つく。

雅一「あ、あの怪物は?」

レッド「大丈夫、追ってきてないよ。」

ペイセル「はぁ~・・・。びっくりした・・・。あれ本当になんだったの?」

レッド「わからないけど、形状としてはサンドワームによく似てたが・・・。」

ラフェスタ「この世界にいるサンドワームってあんな大きかったっけ?」

レッド「いや、あんな度肝を抜かれる程巨大じゃない。大きくても10mそこらだ。」

雅一「(それでも十分でかいと思うが・・・。)」

雅一「はぁ・・・。それでレイラ。この下水管に入ってどうするんだ?」

雷閑「このまま、皆さんと一緒に城に向かいます。」

レイラ「この下水管は街中につながっているからね。無事な所を探して

進んでいくよ。」

レッド「ずっとここにいるわけにもいかないしな・・・。」

雅一達は休憩をとった後、下水管内を歩きながら城へと歩き始める。

道中破損や崩落、さらに巨大生物が出てきたと思わしき所の巨大な穴等は

あったが、無事に城へたどり着いたが、雅一達はブレスト王国で

足止めを食らってしまった。

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