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レイラの故郷 ブレスト王国へ

雅一達は朝食を済ませて、馬で移動する準備を済ませる。

雅一「よし、それじゃあ行こうか。バイラズ帝国へ!」

レッド「あぁ、ただ、この街を抜けた先は敵の占領地であり、バイラズ帝国の

本陣にもかなり近い所だ。戦いがいつ始まっても良いように、警戒しながら進むぞ。」

雅一「じゃあ、最後の掛け声は・・・ラフェスタ。頼めるか?」

ラフェスタ「えっ!?わ、私?」

突然の無茶振りに困惑するラフェスタだが、みんなの顔を見ると、

何も言わずにその言葉の意図を皆理解していた。

ラフェスタもその言葉の意図を理解し、今までの旅路を少しだけ振り返る。

ラフェスタ「(そうだ、ここまでこれたのは、私だけの力じゃない。

みんなと一緒だったからここまでこれたんだ。)」

ラフェスタ「(大丈夫・・・。私は、ひとりじゃない・・・。みんながいる!)」

ラフェスタ「みんな!」

ラフェスタ「本当にここまで一緒に来てくれてありがとう。」

ラフェスタ「私達の手でこの戦いを終わらせる!」

ラフェスタ「いざ、バイラズ帝国に向けて、前進するぞー!」

全員「おーーーー!!」

ラフェスタの最後の掛け声を合図に一斉に馬を走り出してクロリスを後にする。


~一方連合国軍~

一方雅一達がバイラズ帝国に向けて出発する数日前にバイラズ帝国に向けて

移動している連合国軍はすでにバイラズ帝国との境界線近くの平原地帯まで

たどり着いていた。

そんな中ある兵士が同僚の仲間に少しだけ愚痴をこぼしていた。

連合軍兵士A「はぁ・・・。」

連合軍兵士B「どうしたんだ、そんなため息ついて。もうすぐ目的地だぞ?」

連合軍兵士A「正直、こんな事参加したくなかったんだけどなぁ・・・。」

連合軍兵士B「それは俺もそうだし、多分他の兵士もそう思ってるだろうよ。」

連合軍兵士A「全く・・・上の連中は何考えてるんだろ。」

連合軍兵士A「こんな堂々と動いてたら絶対にバレるのに・・・。」

連合軍兵士B「それにバイラズ帝国には人知を超えた怪物が4人いるって話だしな。」

連合軍兵士A「あぁ、知ってる。最高幹部でしょ。まじで勘弁してほしいよ。」

連合軍兵士B「ホントな。それに俺達がやられた後自国の防衛どうする気なんだろ。」

連合軍兵士A「上の連中はどうせそんな事考えてないよ。」

連合軍兵士A「だって出撃前に・・・。」


~出撃前~

とある国の国王「冒険者なんていうのはもう時代遅れだ。」

とある国の国王「今は最新兵器を集めた軍隊こそ、民を守れる存在!」

他の大臣達「そうだそうだ!」「その通り!」

とある国の国王「今こそ、生意気なバイラズ帝国と冒険者共に、

知らしめるのだ!」


~そして現在~

連合軍兵士B「まぁ、あれはまじで意味わかんなかったな・・・。」

連合軍兵士A「そりゃあ昔よりかは装備も技術も飛躍的に向上したし、

戦力は上がってるけど、魔物とかはズブの素人だぞ?」

連合軍兵士A「いくら装備が良くてもねぇ・・・。」

連合軍兵士B「魔物の情報に関しては冒険者ギルドの方に軍配があがるからな。」

連合軍兵士B「ま、時代遅れとは言っても未だに冒険者業が廃業にならないのは、

それなりの理由があるんだろうよ。」

連合軍兵士A「俺達も冒険者と一緒に連携して戦ったほうが絶対いいのに・・・。」

連合軍兵士B「上が堅物でわがままで自己中心的な奴らばかりだもん。

仕方ないさ。」

連合軍はいよいよバイラズ帝国境界線にある山脈の麓まで到着する。


・アロスカル山脈 麓

連合国は一度ここで休憩を挟むこととした。もちろんいつ攻撃が来ても

すぐに迎撃できるように警戒をする。

連合軍兵士A「ようやく休憩か・・・。」

連合軍兵士B「この山脈越えたら、いよいよバイラズ帝国か・・・。」

連合軍兵士A「そういえば、バイラズ帝国って今どんな風になってるんだろうな。」

連合軍兵士B「さぁ、もうずっと行ってないしなぁ。」

兵士達は軽食を食べたりして休憩をとり、バイラズ帝国に入る準備を整える。

連合軍隊長「では、行くぞ!バイラズ帝国へ!」

連合軍「うぉぉぉぉぉぉ!!」

連合軍はついにバイラズ帝国に突入することとなり、前進しようとしたその時、

前方に突然巨大な魔法陣が地面から複数現れる。

連合軍隊長「な、なんだ!」

その魔法陣からは巨大な怪物数体が連合軍の前に現れる。

連合軍兵士A「な・・・なんだ・・・。あれは!」

一体は巨大なゴリラの怪物、もう一体は巨大なワーム型の怪物、そしてもう一体は、

生き残りの恐竜のような姿をした怪物だった。

怪物達は凄まじい雄叫びを上げる。

連合軍「な、なんだこいつら!」「しらねぇよ!」

連合軍は見たこともない巨大な怪物達を目の前に一気に同様が広がっていく。

連合軍隊長「うろたえるな!我々の軍事力を持ってすれば!こんなやつら!」

連合軍が攻撃を開始しようとした次の瞬間、先程までいた巨大なワーム型の怪物が

地面から連合軍を襲い始めた。

連合軍「うわああああ!!」

連合軍「お、応戦しろ!撃て!撃て!」

連合軍は怪物達に徹底的に応戦をする。すると次に巨大なゴリラと恐竜の怪物が

次々に連合軍を叩きのめしていく。

連合軍隊長「な・・・なんなんだ・・・これは・・・。」

兵士「隊長!駄目です!砲撃が・・・まるで効きません!!」

兵士「被害は更に増しています!このままだと全滅してしまいます!!」

大量にいた連合軍は陣形を取ることもできずに3体の巨大生物によって蹂躙されていく。

他の兵士「む・・・無理だ・・・。」

他の兵士「お、俺は・・・逃げるぞ!」

他の兵士達「ま、待て!俺も!」

連合軍隊長「あ、おい!待て!」

あまりの力の差によって連合軍は開始1時間も絶たないうちに数十万の兵力を失ってしまう。

その結果連合軍の兵士は次々に敵前逃亡していく。

連合軍兵士B「畜生!一体なんなんだよ!あれ!」

連合軍兵士A「知らん!とにかく逃げるぞ!」

逃げ惑う兵士達を見て不気味な笑みを浮かべた恐竜のような怪物。

恐竜のような怪物は口を開け、何かをため始めた。

連合軍兵士A「な、なんだ、あの光!」

恐竜のような怪物がためた光はより大きくなっていき・・・。


~雅一サイド~

一方、雅一達は馬を走らせて先へ進む。

レッド「もうすぐブレスト王国に入るぞ。」

ラフェスタ「レイラの故郷か。今どうなってるんだろ。」

レイラと雷閑は久しぶりの故郷に少し不安感を感じていた。

レッド「二人共、久しぶりの故郷は不安か?」

雷閑「不安もあるし、少し安心感もある。」

レイラ「数年ぶりの故郷だもん。まさかまた来れるとは思わなかったよ。」

そのまま馬を走らせるとずっと先の方でまばゆい光が見えた。

ペイセル「ねぇ、今なにか光らなかった?」

雅一「確かに・・・。なんだ、今の光は?」

雅一達は一度馬を止めて光が見えた方を注視する。

雅一「レッド。光が見えた方向って。」

レッド「あぁ、バイラズ帝国の方向だが・・・。」

するとラフェスタが光が見えた方の指を指す。

ラフェスタ「見て!すごい巨大な煙が出てるよ!」

全員が注目してみると、光が見えた方向には巨大なきのこ雲ができていた。

雅一「き、きのこ雲!?」

雷閑「あんな煙の量・・・見たことない・・・。」

ペイセル「あそこでなにかあったんじゃ・・・」

レッド「先を急ごう!」

雅一達は煙の正体を確認するために先を急ぐ。

雅一「(あのきのこ雲・・・あの兵器じゃないだろうな・・・。)」

雅一はあのきのこ雲が元の世界に実在する例の兵器でないことを

心の底から願っていた。

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