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いざ決戦の地、バイラズ帝国へ!

会合が終わり、地上に降りてきた雅一達。最後にギルマスのフレッドとメルに

別れの挨拶をしていた。


・冒険者ギルド本部:本部前広場

フレッド「準備はできているか?」

ラフェスタ「うん、大丈夫。」

ペイセル「いよいよ本当に向かうことになるんだね・・・。」

雅一「それで、バイラズ帝国はどの方向だっけ。」

レッドが地図を開いてルートを確認する。

レッド「ハロミグから出た後、俺達は一度途中にある【クロリス】という街に行く。」

レッド「そこで最終的な備品の調達をしてからレイラの故郷のブレスト王国に向かう。」

レイラ「私の故郷・・・。」

レッド「進路上行くことにはなるからな。

ブレスト王国を抜けた後、巨大な森の中に入る。」

レッド「奥に進んでいくとラフェスタの故郷である

ロウドの森の中を通る事になる。」

ペイセル「ここで二人の故郷を巡ることになるなんて・・・。」

レッド「ロウドの森を抜けた後、バイラズ帝国との国境に

そびえ立つガムロ山脈へ。」

レッド「その山脈にはバイラズ帝国に直接行けるトンネルがいくつか掘られてる。

そこをくぐれば、バイラズ帝国にたどり着ける。」

雅一「なるほど。ルートはわかった。」

メル「みんな、気をつけてね。ブレスト王国も、ロウドの森も

今はバイラズ帝国の支配領域で何が起きるかわからないから。」

フレッド「それにもしかしたら災害との戦いがまた起きるかもしれない。

気を抜くなよ。」

雅一「わかりました。」

雅一達は準備を済ませる。

雅一「よし、準備完了だ。それでここからまた馬で行くのか?」

フレッド「あぁそれなら、冒険者ギルド所有のバスがそこに停めてある。」

フレッド「最速で行くのであれば、カロス駅に向かうと良い。」

フレッド「そこからなら君達が道中よる街にもつながってる。」

ラフェスタ「おぉ、これは助かる!」

レッド「王都からバイラズ帝国まではかなり距離あるからな。じゃあ遠慮なく。」

雅一達はバスに乗り込みカロス駅に向けてついに出発した。

雅一「では、行ってきます!」


~雅一達出発後~

フレッド「行ったな。」

メル「えぇ、ついにね。」

見送ったフレッドとメルの所に少し遅れてライフとガイルがやってくる。

ライフ「お、二人共ここにおったか。」

フレッド「二人共来てくれたのか。」

ガイル「なに、バイラズ帝国の総攻撃と聞いてな、居ても立っても居られなかったからな。

ライフ「それで、お主ら二人はここで何してたんじゃ。」

メル「雅一達の見送り。ついさっきバイラズ帝国に向けて出発したわ。」

ガイル「おっと、これはタイミングが悪かったか。」

ライフ「ワシも久しぶりに彼らの顔を拝んでみたかったが。」

フレッド「帰ってきたらまた顔みれるさ。」

ライフ「そうじゃな。」

フレッド「よし、我々も持ち場に行くとしようか!」

フレッド達も持ち場に行こうとしたその時メルがフレッドにある物の場所を聞いた。

メル「ねぇ、ギルマス。」

フレッド「どうしたメル?」

メル「あの武器ってまだ使えるかな。」

フレッド「あの武器?」

その会話を聞いてライフは察する。

ライフ「おうおう、まさかお主久しぶりにやる気なのかい?」

メル「少しでも戦力になれるなら私はそっちを選びたいから。」

そういうとフレッドとガイルもメルの言っていることを思い出す。

フレッド「あぁ!あの武器の事か、あれなら本部の武器保管庫にまだあるはずだが。」

ガイル「だが、大丈夫か?もう何十年と使ってない代物だろ?」

メル「ま、無防備よりかはマシでしょ。」

フレッド「じゃあ、ほらこれ鍵な。」

フレッドは武器保管庫の鍵をメルにわたす。

フレッド「じゃあ、俺達は先に持ち場に移動するからメルも早く済ませな。」

メル「わかりましたー。」

こうしてフレッド、ガイル、ライフはメルと別れ持ち場に向かった。

そしてメルはそのまま武器保管庫へと入っていく。


・冒険者ギルド本部 B5 武器保管庫

メル「さてと・・・どこにあるかなぁ・・・。」

メルは武器保管庫の中に入り目的の武器を探す。

メル「おっと、忘れてた・・・。流石にこの格好だと怪しまれるかな。」

メルは収納魔法から受付嬢の服ではない全く新しい服を取り出し、新しい服に

着替える。

メル「この服に着替えるの、何年ぶりだろ・・・。サイズ合うかな?」

メルはサイズの心配をしていたが、きつすぎずゆるすぎずの

丁度よい形で着ることができた。

メル「へぇ、まだ行けるんだ。この服やっぱすごいなぁ。」

メル「おっといかんいかん。さっさと目的の武器を探さないと。」

メルは受付嬢の服をしまい、武器を探し続けて5分後、

ついに目的の武器を見つけだした。

メル「あったあった。さてさて、まだ現役で使えるかな~。」

メルが手に取ったのは大きい鎌状の武器。先は鋭く尖っており、

武器の一部が不気味に光っている。

メル「この手触り・・・懐かしいなぁ。」

メルは過去に大型の鎌状の武器を使っていた時代を懐かしみながら、

試しに鎌を振る。

メル「うん、悪くないね。刃のところも錆びたりしてないし、

しっかり手入れされてるみたい。」

メル「よし・・・。後は少しだけここらへんの武器拝借しようかな。」

メルは他の武器を少しだけ拝借し武器保管庫から出る。


・冒険者ギルド本部 地上

メル「よし、準備完了。早くギルマスの所にいかないと。」

メルは少し遅れてフレッド達の向かった場所へと向かった。


~雅一達サイド~

一方雅一達はバスに揺られること数十分後、ついにカロス駅前に到着し、

クロリス行きの列車に乗ろうとしていたが車掌さんに止められる。


・カロス駅 5番線ホーム クロリス行き

車掌「今からクロリスに行く気かい?」

レッド「はい、そのつもりです。」

車掌「あそこはバイラズ帝国の占領地域に最も近い場所で

今は誰もいかないぞ?」

ラフェスタ「私達はその先のバイラズ帝国に用があるんです。ここから馬だと

すごく時間がかかるので、列車に乗って移動できる所まで行きたいんです。」

車掌「うーん・・・。」

車掌「すでにバイラズ帝国近くの都市を結ぶ路線の運行停止命令が

出ているからなぁ・・・。」

雅一「どうする?今から車を借りて行くか?」

レイラ「いや、すでに借りれそうな車は全部出払ってたから借りる事はできないよ。」

雅一「じゃあ、やっぱり列車で行くしか・・・。」

するとラフェスタが頭を下げて車掌に頼み込む。

ラフェスタ「お願いします!クロリスに行かせてください!」

車掌は少し悩み、最後の確認を取る。

車掌「わかりました。ただ、先に言っておきますけどクロリスに到着したら

列車はその場で引き上げるのでもう後戻りができなくなりますよ。」

車掌「それでも行きますか?」

レッド「もちろんです。俺達はそのためにここに来たんですから!」

ついに車掌が折れ雅一達を客車に案内する。


・クロリス行き列車 5号車

雅一「すごい、本当に誰も乗ってない。」

ラフェスタ「みんな少しでも遠くの街に避難してるんでしょ。さっき、

反対側へ向かう列車が超満員だったよ。」

雷閑「この王都の人々がここまで大移動するのは今回が最初で最後だろうな。」

雅一達は空いている席に自由に座り、ついに列車が動き出す。

車掌「ご利用の皆さん、おまたせしました。クロリス行き、発射します。」

こうして雅一達はバイラズ帝国支配領域以外で最後の街、

クロリスに向けて出発したのであった。

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