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ペイセル救出作戦

雅一の呼びかけによってレッド、レイラ、雷閑が協会に到着する。

レイラ「二人共、無事だったんだね。」

レッド「ペイセルはどうした?姿が見えないけど。」

雅一「ペイセルは・・・連れて行かれた・・・。」

レッド「なっ!」

雷閑「連れて行かれたって誰に?なんのために?」

ラフェスタ「わ、わからないけど・・・。見た目は雷閑によく似てた。」

ラフェスタ「でも体格が全然違くて、大きい牙が見えた。」

アリス「そうそう、後足首に大きい足かせをつけてたよ。」

レッド「お前達まで・・・まさかペイセルはそいつに連れて行かれたのか?」

雅一「あぁ、なんとか取り返そうとしたんだが、結局だめだった・・・。」

ペイセルが連れ去られてしまったことをレッド達に伝え終わった頃に、

レイシンとアイリスが綾香を連れて現地に到着し、二人にも現状を伝える。


アイリス「そうか、連れ去られてしまったのか。」

レイシン「その身体的特徴からして鬼人族の上位種族、鬼族だね。」

ラフェスタ「お、鬼族?」

雅一「鬼人族とはまた違うのか?」

アイリス「そこに関しては・・・鬼人族本人の方がわかっていると思うけど。」

雷閑「えっと・・・。鬼人族は鬼と人間のハーフで、高身長な割に細身なんだ。」

雷閑「一方鬼族は純粋な鬼の血が流れているんだ。大きい牙に屈強な体、

そして基本的に大柄なのが特徴だ。」

雷閑「でも鬼族の存在はずっと確認されていないはず・・・。」

レッド「後は足首に足かせがあったんだよな。」

アリス「うん、足かせ見たよ。」

クワッド「後ものすごく大きいトゲこん棒もあったよ。」

レイシン「足かせに大きいトゲこん棒・・・。」

するとS級二人が一人の人物を思い浮かべる。

アイリス「もしかしたらそいつは、【豪儼(ごうけん)】の可能性があるな。」

その名前を聞いて雅一以外全員が驚愕する。

レイラ「ご・・・豪儼(ごうけん)って・・・!」

レッド「破壊神って呼ばれたあの!?」

雅一「お、おい、なんだよ?豪儼(ごうけん)っていうのは?」

レイシン「豪儼(ごうけん)。今から数百年前に大量虐殺事件を起こした張本人で、

鬼族の中でもずば抜けたパワーを兼ね備えているという話よ。」

雷閑「だが、鬼族の存在はその事件を最後に確認されていなくて、すでに絶滅したとも・・・。」

雅一「まさか、そんなやつがペイセルを・・・。」

アイリス「一度、拠点に戻って策を練らないとだめだな。だが・・・。」

レイシン「デバントサーペントの行方と被害調査、やることは山積みだね。」

レッド「綾香はまだ気を失っているみたいだし・・・。」

そんな話をしている中クワッドとアリスが教会内に変なものがあることを思い出し、

全員にその事を伝える。

クワッド「そうだ、大切なことを忘れてた。教会内に変なものがあるんだよ。」

雅一「変なもの?」

アリス「こっちだよ。」

クワッドとアリスの案内で教会内に入り、謎の地図と謎のメモをみせる。


~教会内:個室~

雅一「これは・・・。」

レッド「だいぶ古い地図だな。こんなものがなんでここに・・・。」

クワッド「ペイセルがこれを発見して、この地図が旧メラル王国の地図だって。」

アイリス「あの子この地図がわかったのか。」

アリス「なんか魔法を使って解読してたよ。」

レイラ「さすがはあの大魔法使いの弟子って所だね。」

アリス「でもこの赤丸の意味とメモ帳が何を意味しているかは・・・。」

レイラがメモ帳を取り、文字らしきものを確認する。

レイラ「これは・・・。なにか・・・書き残そうとしたみたいだね。」

レイラ「で、この赤丸の場所は・・・。レッド地図持ってる?」

レッド「あぁ、持ってるよ。」

レイラの言う通りレッドは地図をレイラに渡して、照合を始めた。

レイラ「なるほど。この赤丸はデハート城の位置だね。」

雅一「デハート城って?」

アイリス「旧メラル王国の城だよ。だがあそこはとっくの昔に廃城となっていて、

周囲は広大な沼地が広がっていて人なんて寄り付かない場所だが・・・。」

雷閑「じゃあ、この赤丸はそのデハート城になにかがあることを示しているのか?」

アリス「ペイセルはそこまではわかったんだけど、それが何なのかわからなくて・・・。」

レイラ「とにかく、ここだと詳しい事を調べられない。これを持って帰って少し

調べても良いかな。」

レイシン「別にいいよ。資料ならたくさん書庫にあるだろうし。」

レイラ「わかった。じゃあ、これは持って帰るよ。」

全員が協会から外に出た際、雷閑がレイラにひそひそ話をレイラにする。

雷閑「姫様。旧メラル王国の存在は知っていたのですか?」

レイラ「まさか、私のお父さんに聞いたのよ。一度だけ旧メラル王国に訪れた事が

あるみたいでさ、それでね。」

雷閑「左様でございますか。」

レイラ「あ、後、その話し方はもうしないことを忘れたの?」

雷閑「うっ、すっかり忘れておりました・・・。」

雷閑「でもやはりすぐに切り替えるのは・・・流石に難しく・・・。」

レイラ「はぁ、ま、良いわ。ほら早く行きましょ。」

レイラと雷閑もみんなの後を追って協会を後にする。


~とある城の地下牢~

一方豪儼(ごうけん)に連れ去られたペイセルは、どこかの地下牢で意識を取り戻す。

ペイセル「うっ・・・。」

ペイセル「(冷たい・・・硬くてゴツゴツしてる・・・。ここは一体。)」

ペイセルはゆっくりと目を開ける。

ペイセル「こ・・・ここは・・・。」

ペイセルは手足を動かそうとするが動かないことに気づく。

ペイセル「なっ、手足が・・・縛られてっ!」

ペイセルはなんとか横の姿勢から座る姿勢に変えて、なんとか縄を解こうとする。

ペイセル「くっ、この縄・・・魔力が練られてるっ!か、硬いっ!」

すると二人の兵士が牢屋の前に到着する。

兵士A「お、目が覚めたな。」

兵士B「だが、まさか本当に誘拐してくるとは思わなかったぞ。」

ペイセル「あ、あなた達は誰なの!?」

兵士A「俺達か?俺達はバイラズ帝国軍の兵士だが?」

ペイセル「バイラズ帝国軍・・・兵士っ!?」

兵士B「何をそんなに驚くんだ?俺達は普通の兵士だぞ?」

ペイセルは怒りの感情を出して強い口調で言葉を発する。

ペイセル「お前達のような奴らが普通の兵士なわけあるか!」

兵士A「なんだ?この娘いきなり俺達に牙向いたぞ?」

そんな話をしているとある男がやってくる。

豪儼(ごうけん)「騒がしいぞ。もう少し静かにできないのか?」

ペイセル「こ、この声はっ・・・。」

兵士A、B「豪儼(ごうけん)様!!」

豪儼(ごうけん)がペイセルの目の前に現れる。

ペイセルは豪儼(ごうけん)を睨みつける。

ペイセル「豪儼(ごうけん)・・・。」

豪儼(ごうけん)「なんだ、元気いっぱいじゃないか。それなら俺達にも十分協力ができるな。」

ペイセル「ふざけるな!誰がお前らなんかに協力するものか!」

兵士B「お前、豪儼(ごうけん)様に向かってなんという無礼な!」

豪儼(ごうけん)「まぁ待て、警戒心が強い狼はこんなものだ。一々相手にするな。」

兵士B「わ、わかりました。」

ペイセル「こ、ここはどこなのっ!この縄をほどいて!」

豪儼(ごうけん)「馬鹿言っちゃいけねぇ。誰が縄なぞ解くかよ。それに

ここがどこなのかお前が知る必要のないことだ。」

ペイセル「(外部に伝える手段も絶たれてる・・・。この状況をどう伝えればっ・・・。)」

兵士A「しかし、豪儼(ごうけん)様、この小娘を一体どうするつもりで?」

豪儼(ごうけん)「ふん、例の計画に使えるからなその計画に利用するだけさ。」

豪儼(ごうけん)「だが、どうやらしつけが足りないようだから俺が直々にしつけてやるよ。」

豪儼(ごうけん)「安心しろ、もう二度と逆らえないようにしてやるだけだ。」

豪儼(ごうけん)「アストロ・ペイセル・・・。」

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