伝説の海獣達との戦い
アランはアクアペルムで行う作戦を提案する。
アラン「まず災害デバントサーペント、クラーケン、リヴァイアサンの討伐だが、
これはS級にやらせる。」
アラン「行くのは、綾香、アイリス、レイシンの3人。」
綾香「了解。任せて!」
レイシン「うへぇ、めんどい・・・。」
アイリス「終わったらお前の隙なポテチ買ってやるから頑張れ。」
レイシン「うーん・・・3袋買ってくれたら・・・。」
アイリス「5袋買ってやるぞ。」
レイシン「やる・・・。」
雅一「(お菓子で買収しやがった・・・。)」
アランは次に雅一達にも緊急の任務を与える。
アラン「お前達には、住民達の避難誘導及び、小さい魔物の討伐を頼みたい。」
ラフェスタ「現地にいる冒険者だけじゃ数が合わないの?」
アラン「流石にね。住民避難をさせながら魔物から住民を守るのはかなり大変なんだ。」
アラン「ただでさえ災害クラスが3体もいる現状ではなおさらだ。」
ラフェスタ「まぁ、そういう事なら。」
レッド「まぁ何にせよ、住民避難は任せろ!」
アラン「頼んだ。他の冒険者とも協力することを忘れるなよ。」
ホワイト「それで、居残りの私達は?」
アラン「そうだな。バイラズ帝国の動向を探ったり、今回のことをギルドに報告したり、
やることはたくさんあるからそっちはそっちで役割を決めておいてくれ。」
ホワイト「わかった。」
ペイセル「それで、いつ出発するの?」
アラン「今すぐだ。怪物達が何かを起こす前に片付けるぞ。」
雷閑「また随分と急な話ですね。」
アラン「訓練で疲れていると思うが、まずは怪物の討伐及び住民を守る事を優先しないとな。」
綾香「じゃあ、今すぐ刀持ってくるよ。」
アイリス「俺もすぐに行けるように準備してくる。」
レイシン「仕方ない。準備してこよーっと・・・。」
3人は出発の準備をすぐに整え始める。
アラン「それと、現地までは馬で行く。アクアペルムは列車の件があってから
公共交通機関がまだ復活できていないんだ。」
レイラ「まぁ、それは仕方ないか。」
ラフェスタ「じゃあ、私達も急いで準備しないと。」
そして雅一達も急いで出発の準備を整える。
そして出発の時がやってきた。
綾香「じゃあ、行ってくるよ。」
アラン「くれぐれも気を付けてな。」
アイリス「では、行くぞ!怪物達の元へ!」
そういうとアイリス、綾香、レイシンと雅一達一行はアクアペルムの街へと向かっていった。
馬を走らせること1時間、ついに雅一達はアクアペルムの街へとたどり着く。
~アクアペルム中心街~
ラフェスタ「街の様子は・・・やけに静かだね。」
綾香「とりかく馬を降りて各自予定通りに行動すること!いいね。」
全員「了解!」
雅一達とS級の3人は馬を降りて各自の役割を果たすために各地へと散らばっていった。
雅一達はまず、他の冒険者を探して状況を聞こうとしていた。
~雅一達サイド~
町中を走る雅一達だが、どこまで行っても住民の影が一つもない事に違和感を覚える。
ペイセル「おかしい・・・なんで住民がこんなにもいないの?」
レッド「他の冒険者がすでに避難所に誘導を終えたか・・・。」
雅一「でもアランの情報だと避難誘導の人手が足りないとか言ってなかったっけ?」
ラフェスタ「悪いことじゃなければいいけど・・・。」
町中を走っていると他の冒険者を二人発見し、合流する。
冒険者A(Cランク)「お前達がブロストキングを倒したパーティーか!?すっげぇ・・・。」
冒険者ABCランク)「ちょっと今は任務中でしょ。」
冒険者A(Cランク)「あぁ、悪い悪い。」
レッド「それで、今はどんな感じなんだ?」
レッドが現状を二人に確認を取り始める。
冒険者ABCランク)「えっとね・・・。少し・・・厄介な事になってて。」
冒険者A(Cランク)「そうなんだ!住民がこぞってみんな消えちまったんだよ!」
その事を聞いた雅一達は驚愕する。
雅一「じゅ、住民が・・・。」
レイラ「消えた!?」
雷閑「それは本当なのか?二人とも!?」
冒険者ABCランク)「う、うん。最初は順調に避難誘導をしていたんだけど・・・。」
冒険者ABCランク)「一瞬目を話した瞬間、誰一人この街に人影がなくなってて・・・。」
冒険者A(Cランク)「それだけじゃねんだ、俺達の他にも冒険者が来てたんだけど、
俺達以外みんな消えちまって・・・。」
ラフェスタ「ぼ、冒険者も消えたの!?」
レッド「だからここに来るまでの道中、一人も見かけなかったわけか・・・。」
あまりの予想外の出来事に何が起きているのか誰もわからなかった。
雅一「とりあえず、S級とギルドにこの事を報告しておくよ。」
雅一はすぐにこの現状を綾香達とギルドに報告する。
ラフェスタ「消えた住民の事は気になるし、捜索したいけど・・・。」
ペイセル「手がかりが何もない状態じゃあ・・・。」
すると雷閑があることを思いつく。
雷閑「そういえば、住民が消えたって事だけど、この街全部を見て回ったのか?」
冒険者A(Cランク)「い、いや、ある程度はみたけど・・・。」
冒険者B(Cランク)「でも、山の上にある避難所はまだ見に行ってはないよね。」
雷閑「それはどこにある?」
その避難所がある方向を冒険者の二人は指をさす。
冒険者B(Cランク)「あの山だよ。」
レッド「避難所に行ってどうする気だ?」
雷閑「こうゆう非常時に最も人が集まる場所といえば避難所だろ?なにか手がかりが
ないか探すよ。」
しかし、自分たちの今いる所から避難所まではかなり距離がある。
ラフェスタ「でもあの距離は少し距離があるよ。」
するとペイセルが名乗りを上げる。
ペイセル「私が行くよ。私なら空を飛んであそこまで一気に行けるから。」
レッド「そうか、ペイセルは魔法で空飛べるんだったな。」
そんな話をしていると、建物の影から針が飛んでくる。
ラフェスタ「危ないっ!」
すかさずラフェスタが飛んできた針を剣で落とす。
雅一「ど、どうして針が?」
次の瞬間、建物の影から次々と蟹型の魔物や魚人等、海に生息する様々な魔物たちが
いつの間にか周囲を取り囲んでいた。
雅一「な、なんだ!?」
ラフェスタ「ビッククラブ、魚人、ボフフィッシュ・・・。なんて数!」
レイラ「しかもビッククラブはA級の魔物だよ。」
冒険者B(Cランク)「ななな、なんで魔物がいきなり!?」
するとレッドがペイセルに指示を出す。
レッド「ペイセル!時間がない。俺達が護衛をする!避難所へ急いで行ってきてくれ!」
ペイセル「わ、わかった!」
ペイセルはすぐに浮遊魔法を発動する。
ペイセル「二人共道案内お願い!」
ペイセルはC級冒険者二人にも浮遊魔法をかける。
すると魔物たちが一斉に雅一達に襲いかかってくる。
レッド「おらぁっ!」
ペイセル「みんなっ!」
ラフェスタ「何してるの!早く行って!」
ペイセルは飛び立つ準備を終える。
ペイセル「しっかり捕まってて!」
C級冒険者二人がしっかりとしがみつき、ペイセルは勢いよく避難所の方へ飛んでいった。
~一方S級サイド~
綾香「住民が消えた・・・。そして・・・この魔物の数・・・。」
アイリス「いよいよお出ましか・・・。」
レイシン「余計な仕事増やさないでよ・・・。」
3人は建物の屋上から海の方を見ていた。すると海面が盛り上がり始め、
ついに海獣3体が姿を表した!




