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大厄災 ブロストキング現る

レッドとラフェスタは敵を倒しながら更に先へと進んでいく。

レッド「ゴッドバレッド!」

レッドの高火力攻撃にアンデット達は速攻で火だるまとなっていく。


ラフェスタ「これだけ倒してもまだこんなに・・・。」

レッド「ったく、きりがないな。」


二人の行く手を阻むアンデット軍勢は未だに終りが見えないでいた。

しかし次の瞬間、アンデット達が急に横に反れ始め、真っ直ぐな道ができたのだった。


レッド「ん?なんだこいつら・・・。」

ラフェスタ「急に道を・・・開けた?」

不思議な光景に戸惑う二人だったが、奥から何者かがゆっくりと

レッドとラフェスタ側へとやってくる。


???「ほう、あの大軍勢の中、冒険者2名がここまで奥地まで入り込んでくるとはね。」

???「人間というのはしぶとい生き物だ。」

レッド「誰か来る。」

レッドとラフェスタは警戒態勢を取り、奥からやってきた者とついに対面する。


しかし、対面した相手を見た二人はある信じがたい光景を目の当たりにした。

レッド「こ・・・こいつはっ・・・。」

ラフェスタ「図鑑で読んだ事がある・・・A級上位種、ドボルタイラント!」


ドボルタイラント「ほぉ?俺のことよく知ってるじゃあないか。」


ラフェスタ「なんで、あんた人の言葉を・・・。」

ドボルタイラント「ん?あぁ、これは我々の崇高なる支配者ブラッド様による力さ。」

ドボルタイラントからの答えを聞いた瞬間、二人はこの災害の引き金が

バイラズ帝国によるものだと確信する。


レッド「ブラッド・・・。」

ラフェスタ「やっぱり、この災害もバイラズ帝国の・・・。」

レッド「なるほど、これで全てに合点がいく。」

レッド「アンデットの大群による奇襲攻撃、連携されたかのような動き・・・。」

レッド「どうやら、お前がこの大軍勢の司令塔みたいだな!」

ドボルタイラント「大正解だよ。私の知能によってこの大軍勢を動かしている。」

ドボルタイラント「もちろん、お前達の部隊で感染者が暴れるように

なったのも私の仕業。」

すべての答え合わせを終えるとラフェスタは怒りをあらわにした。


ラフェスタ「仲間同士での襲撃もあんたの仕業だったなんて・・・。」

ラフェスタ「あんたがやった事が・・・どれほど多くの命を!」

ドボルタイラント「そんなの知ったことか。私はお前達とは違うアンデットだ。」

ドボルタイラント「人間達の気持ち、痛みなんて分かるものか。」

ラフェスタ「このっ・・・。」

ラフェスタが感情的になりそうになった所をレッドが止める。


レッド「よせ、ラフェスタ。感情的になるな。」

ラフェスタ「でもっ!」

レッド「俺達の目的忘れたわけじゃないだろ。冷静になれ。」

しかし、ドボルタイラントからはとある気になる事を二人に話し始めた。


ドボルタイラント「あ、そうそう、君達の部隊で起きてるパンデミックだけど・・・。」

ドボルタイラント「迎撃部隊だけ・・・とは言ってない事をお忘れなく。」

ラフェスタ「な、何を言って・・・。」

ドボルタイラントの言葉を聴いた瞬間レッドは最悪の事態が脳裏によぎった。


レッド「ま・・・まさか・・・。」

レッド「避難民の中に・・・感染者を・・・。」

ドボルタイラントは不気味に笑い、二人の眼の前で嘲笑った。


ドボルタイラント「ククク・・・さぁ、どうだろうね・・・。」

ドボルタイラント「もしかしたら今頃・・・。」


ラフェスタ「こ・・・こいつっ!」

ドボルタイラント「ふふふ・・・良い・・・良い表情じゃないか・・・。」

ドボルタイラント「実に愉快!アッハッハッ!」

ドボルタイラントの態度を見てレッドはすぐに司令部に連絡を入れ、

避難所の様子を至急確認するように伝えた。


~司令部~

ライド司令官「何ッ!?わかった。」

ライド司令官「今すぐ各避難所の様子を確認し、報告せよ急げ!」

兵士「は、はい!」

ライド司令官「(レッドの言っていた事が現実でなければいいが・・・。)」


一方最前線ではラフェスタとレッドがドボルタイラントとの戦闘が始まっていた。


ラフェスタ「はぁぁぁぁぁ!!」

ドボルタイラント「ふん、こんなものかっ!」

レッド「オラァ!」

ドボルタイラント「ほう・・・。こっちは中々やるじゃあないか。」

ドボルタイラント「だが、その程度では俺の傷はすぐに癒えるぞ。」

敵の再生能力の高さに驚かされる。


ラフェスタ「なんて再生能力・・・。」

レッド「この異常な再生能力もバイラズ帝国からの施しだろうな。」

レッド「だが、お前の体内にあるコアを破壊すれば、この戦いは終わる。」

ドボルタイラント「俺の弱点を知ったぐらいでこの大災害を止めれると

考えてるのなら、浅はかな考えだな。」

3人の戦いは更に激しさを増していくが、その中、レッド宛に司令部より連絡が入った。

それは避難所の様子に関する報告だった。


レッドは報告の内容を聞いた瞬間、顔の表情が一気に険しくなり、

レッドは静かに「わかった。」と答え連絡を切った。

ラフェスタ「ど、どうしたのレッド。すごい険しい顔してるけど・・・。」

ラフェスタがレッドを心配するとレッドが口を開く。


レッド「こいつ・・・。まじでやりやがったなっ!」

レッド「避難民の中に感染者を紛れ込ませて、パンデミックを起こさせやがった!」

ラフェスタ「なっ!」

衝撃的な報告にラフェスタも驚きを隠せなかった。

ラフェスタ「そ・・・そんなっ!じゃあ、今避難所は・・・。」

レッド「今避難所の中は感染者でいっぱいになっているらしく・・・。」

レッド「扉を開けることができないそうだ。おそらく、生存者はもう・・・。」

ドボルタイラント「いやぁ、素晴らしい、実に素晴らしい。」

ドボルタイラント「どうだ?私からのサプライズは。」

ドボルタイラントはまるで嘲笑うかのような表情で二人を見つめる。

そんなドボルタイラントに対し、ラフェスタは激しく激怒した。


ラフェスタ「こんな事・・・絶対に許さない!」

ラフェスタ「ドボルタイラント!お前は、ここで絶対に殺す!」

するとラフェスタの怒りの表情を見たドボルタイラントは楽しそうに笑った。


ドボルタイラント「そうだ、その表情が見たかったんだ。あぁ、実に最高だ。」

ドボルタイラント「ま、俺を殺せるものなら殺してみせろよ小娘。」

ドボルタイラント「こっちは、大厄災、ブロストキング率いる軍勢だぞ。」

すると、二人の眼の前についにブロストキングが姿を表した。


初めて見る大厄災の姿に二人は立ち尽くす。

ラフェスタ「こ・・・こいつが・・・。」

レッド「大厄災、ブロストキングだ。」

ラフェスタ「うっ・・・。なんてひどい匂い・・・。鼻がおかしくなりそう。」

ドボルタイラント「さぁ、どうする?援軍はもう見込めないぞ?」

援軍も見込めない中、レッドはラフェスタに対しあることを伝える。


レッド「良いか、お前はドボルタイラントを倒せ。俺はブロストキングを。」

ラフェスタ「一人で災害と相手をっ!?そんな無茶な。」

レッド「二人で同時に相手して、共倒れになるよりはマシだろ。」

そう言うと、レッドはすぐにブロストキングに戦いを挑み始めた。


ドボルタイラント「さすがはB級といった所か。行動が早い。」

ドボルタイラント「さて、俺もひましてたしな。丁度いい。

小娘の遊び相手ぐらいやってやるさ。」

ラフェスタも戦闘態勢を取り、ついにドボルタイラントに対し攻撃を仕掛け始めた。

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