厄災ブロストキングとの戦い 本戦
~ドボルタイラントVSラフェスタ~
一方ドボルタイラントはラフェスタの攻撃により遠くに飛ばされてしまい、仰向けに倒れている。
ドボルタイラント「うーん、実に良いパンチだったなぁ。」
自身の上に乗っていた岩をどかし、再び立ち上がった。
ドボルタイラント「コングを倒したという猫族の娘か。少しはやるようだな。」
ドボルタイラントは立ち上がる。次の瞬間、ラフェスタが再び攻撃を繰り出す。
ラフェスタ「ジェット!インパクト!」
ドボルタイラント「ハァっ!!」
ラフェスタとドボルタイラント両者の格闘戦がついに始まる。
ラフェスタの攻撃をドボルタイラントは余裕の表情で止める。
ドボルタイラント「どうした!その程度か!?」
ラフェスタ「まだまだぁ!」
ラフェスタは拳を引っ込めると、連続でパンチやキックを繰り出す。
ドボルタイラント「ふん、その程度の物理攻撃避けるまでもねぇ。」
ラフェスタ「舐めてると、後悔するよ!ブラフト・ストライク!」
ドボルタイラントの腹にラフェスタの攻撃が命中し、ドボルタイラントが衝撃により
少し飛ばされる。
ドボルタイラント「ほほう・・・。魔力を使い切っても少しは戦えるみたいだな。」
ドボルタイラント「良いだろう。私も少し本気を出すとするか。」
ドボルタイラント「極戦矜術、黒刺炎山!」
ラフェスタ「来るっ・・・!」
ラフェスタはすぐに反応できるように構えていた・・・しかし・・・。
気づいたときにはすでに相手に間合いを取られていた。
ラフェスタ「!?」
ドボルタイラント「遅い!」
ドボルタイラントの強烈な物理攻撃がラフェスタに直撃してしまう。ラフェスタはその威力の
強さに一時的に意識が飛んでしまう。
ラフェスタ
ラフェスタ「ガッ・・・!」
ドボルタイラントの攻撃によりラフェスタは凄まじい勢いで渓谷の岩肌に叩きつけられる。
ラフェスタ「グハッ・・・。」
ドボルタイラント「どうだ?俺の格闘技の威力は。」
ラフェスタ「う・・・ゴボッゴボッ・・・。」
ラフェスタはその一撃により一気に瀕死に陥ってしまう。
ラフェスタ「(つ・・・強いっ・・・コングの時よりも・・・遥かにっ・・・。)」
ラフェスタ「(体が・・・動かないっ・・・。)」
ラフェスタはなんとか立ち上がろうとするが、攻撃の反動が大きかったために立ち上がれない。
ドボルタイラント「あの攻撃で生きてるとはな。さすがは猫族。丈夫な体してやがる。
それにその装備はグランドコングの素材を使っているな。非常に頑丈だ。」
ラフェスタ「(こ・・・この装備じゃなかったら・・・確実に死んでいたっ。)」
ラフェスタ「こんな力をっ・・・。どこで・・・。コングよりもっ・・・」
ドボルタイラント「ん?あぁ、この力か。これもブラッド様のおかげだよ。」
ドボルタイラント「ブラッド様は新世界に必要な戦力としてある実験をしている。
私もその被験体の一人だ。」
ドボルタイラント「ブラッド様の実験は素晴らしいものばかり。その実験の中で私は
知能を向上させる実験と、攻撃能力を底上げする実験の2つを受けた。」
ドボルタイラント「結果は見事に成功。結果的に私はアンデットとして知能を持ち、
A級最上位種の中でもひときわ抜けた力を手に入れたというわけだ。」
ドボルタイラント「コングの時よりも威力が高いと感じたのはそういうわけだ。」
ドボルタイラント「さてと、話はここまでだ。」
ドボルタイラントはゆっくりとラフェスタに近づいていく。
ラフェスタ「うっく・・・。」
ラフェスタはなんとか力を振り絞り立ち上がる。
ドボルタイラント「ほう、立ち上がったか。」
ラフェスタ「ハァ・・・、ハァ・・・。」
ドボルタイラント「さて、いい加減お前達もブラッド様に着いたらどうだ?」
ラフェスタはその言葉を聞いて更に怒る。
ラフェスタ「ふざけるなっ!誰がっ、お前達に付くものかっ!」
ドボルタイラント「そんな強がりを言っても結果は変わらないぞ?」
ラフェスタ「う・・・うるさいっ・・・お前は・・・私が・・・殺す!」
ドボルタイラント「グランドコングを倒したぐらいで粋がるなよ小娘。
お前達に待っているのは死かブラッド様に付くかの2択だけだ。」
ラフェスタ「だったら・・・その選択肢をっぶっ壊してやる!」
ラフェスタは再びドボルタイラントに攻撃を仕掛ける。
ドボルタイラント「ふん、格闘技だけじゃなく、剣術も使うか。」
ラフェスタ「パワースラッシュッ!」
しかし、ラフェスタの動きは最初の頃よりも明らかに鈍っており、簡単に避けられてしまう。
ドボルタイラント「ほれほれどうした?攻撃が全く当たらないぞ?」
ラフェスタ「くそっ!このっ!」
ドボルタイラント「ふん、この程度で」
ドボルタイラントは再び攻撃に転じる。ラフェスタは回避しようとする。
ドボルタイラント「俺を殺せると思ってんのか?」
ラフェスタ「くっ!」
ドボルタイラント「極戦矜術羅神拳!」
ラフェスタ「ガハッ!」
ドボルタイラントはラフェスタの回避行動を予測し、ラフェスタに攻撃を当てる。
ラフェスタ「が・・・はっ・・・。」
ドボルタイラント「さて、仕上げだ。おらぁ!」
ドボルタイラントは最後にラフェスタを思いっきり投げ飛ばし、岩肌に叩きつける。
ラフェスタ「グハッ!」
ドボルタイラント「ふん、口程にもない・・・。」
~ブロストキング戦~
一方レッド、雷閑、ペイセルの3人はタイラント軍隊とブロストキングを同時に相手にしていた。
レッド「ファイヤー・ブレイド!」
雷閑「スカリッシュ・スラッシュ!」
ペイセル「アイシクル・ショット!」
レッド「くっそ、きりがない・・・。」
雷閑「周囲を囲まれた・・・逃げ道もないぞ!」
ブロストキング「グオオオオオオ!!」
ブロストキングは3人にめがけて液体攻撃を吹きかける。
ペイセル「危ないっ!フィールドシールド!!」
シールドのお陰でブロストキングの攻撃を防ぐことに成功する。
レッド「すまん助かった!」
雷閑「あの液体絶対に当たったらだめだぞ。当たれば骨すら残らないぞ!」
ペイセル「しかも、さっきからひどい悪臭ばかりで・・・ぐっ・・・ゴホッゴホッ!」
レッド「正直、これ以上は厳しいぞ・・・。」
しかし、タイラント軍とブロストキングは攻撃の手を緩めることなく3人に対し攻撃を仕掛けてくる。
ペイセル「くっ、このままじゃ・・・。」
3人がなんとか応戦している所にブロストキングが新しく腕を生み出し、薙ぎ払いを仕掛けてくる。
雷閑「まずいっ!全員回避を!」
レッド「だめだっ!避けきれないっ!」
ペイセル「フィールドシールド!」
ペイセルのシールドで一時的に攻撃の手を止めることに成功する。
ペイセル「うっくっ・・・!」
しかし、そのバリアも長くは持たずに、割れてしまう。
ペイセル「!!」
雷閑「ペイセル!!」
ペイセルは薙ぎ払いの直撃を喰らい、助けに行った雷閑も巻き添えを食らってしまった。
その結果、二人は遠くに飛ばされてしまう。
レッド「ペイセル!雷閑!」
レッドは間一髪の所を回避出来たものの、二人はすでに動けなくなっていた。
レッド「くっそ・・・。」
レッド「このまま、引き下がれるかぁぁ!!」
レッドは一人で残りの軍勢相手に勝負を挑む。




