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一撃必殺!覇砕

それは、今から数週間前に遡る。ラフェスタと雅一は二人でとある小さい丘におり、

ラフェスタは木刀で素振りの練習をし、雅一は寝転がっていた。


~数週間前~

ラフェスタ「ハァ!やぁっ!」

ラフェスタ「ふぅ・・・。」

雅一「昨日は格闘術の練習で今日は剣術の練習か。」

ラフェスタ「毎日鍛錬は欠かせないよ。相手はあのバイラズ帝国だからね。」

ラフェスタ「それよりも、雅一は鍛錬しないで良いの?ここ最近鍛錬してる所見てないけど。」

雅一「あぁ、流石に毎日は無理だよ。正直やりすぎた感もちょっとあってさ。」

ラフェスタ「やりすぎた感って、まだそんなに自主練やってないでしょ?」

雅一「そうは言うけどね、数日前に少し肩に違和感を覚えてさ。その時、ちょっと痛みもあったから

医者に見てもらったんだよ。」

ラフェスタ「それで医者からなんて言われたの?」

雅一「このまま行くと疲労骨折の可能性があるから休むことを推奨するってさ、だから最近は軽い

準備運動ぐらいしか出来ないんだよね。」

ラフェスタ「そうだったの。ごめんなさい、何も事情を聞かないで・・・。」

雅一「いや、いいよ。ラフェスタの言う通り、このままだと確かに駄目なのは事実だしね。」

ラフェスタ「でも医者からストップがかかっているのなら仕方ないか。」

雅一「そうだねぇ。」

雅一は少し腑抜けた表情であることを言う」

雅一「もし、この世界で元の世界の漫画に出てきた技が使えたら何か変わるのかもしれないけど。」

ラフェスタ「漫画の技?」

雅一「あぁ、そうか、この世界には漫画っていうのがないのか。

まぁざっくりいうと本の一種で、絵本よりも細かい話が書かれている書物かな。」

ラフェスタ「へぇ、その漫画?っていうやつの技で何か変わるの?」

雅一「そうだねぇ、読んでた漫画の中で剣先に一気に貯めて放出する強力な技があるんだけど、

それを魔力で出来ないものかなぁって。」

ラフェスタ「でも、それはお話の中だけでしょ?流石に難しいんじゃないかな?」

雅一「でも・・・多少なりとも希望は持ちたいじゃん?俺からしたらこの世界に来ること事態、

現実からかけ離れているんだから。」

ラフェスタ「全く・・・。どんなやつだったの。」

雅一は起き上がり、その漫画にあった技を見様見真似でやってみる。

雅一「えっと、確か・・・剣をこう構えて・・・。意識を集中させて、思いっきり前方に振る」

ラフェスタ「ただ思いっきり剣を振ってるだけに見えるけど。これが漫画の技なの?」

雅一「今のは動きだけ似せたやつだからね。漫画でも発動までに時間がかかってたかな。」

ラフェスタも雅一がやってた動きを試しにやってみる。

ラフェスタ「こう?」

雅一「うーん、なんか違うな。こう構えて、足で体を思いっきり支えて、上半身で振る感じ。」

ラフェスタは再び同じことをやってみる。

ラフェスタ「剣を振った時の重さは違ったけど、それ以外は特に何も変わらないみたいだけど?」

雅一「うーん、やっぱり無理なのかな。じっくり溜めようと思ってもその間何もできないし。」

そんな話をしているとラフェスタはこの技にの名前について尋ねる。

ラフェスタ「ねぇ、少し思ったんだけど、それに技名をまだ聞いたことないんだけど。」

雅一「あ、そうだった。忘れてたよ。」

雅一「この技の名前は・・・。」


~時は現在:前線部隊~

戦いは再び激しさを増していき、敵の攻撃も更に激化し始める。

ラフェスタはあの時に交わした会話を思い出しながら、

例の技を初めて実践でやってみようとしている。

ラフェスタはしっかりと剣を握り、深く深呼吸をし始める。そして目を閉じ、意識を集中させる。

ラフェスタ「(雅一の言っていた事は・・・。まず、剣を斜め上に掲げて、足で思いっきり体を

固定して・・・。)」

ラフェスタは雅一の言っていた漫画の技に出てくるポーズと同じポーズを取り始める。

ラフェスタ「(これだけじゃ駄目だから・・・魔力を剣のみに集める!)」

ラフェスタは自身の魔力を剣に移すために意識を集中させる。

ゾンビ兵「グアアア!」

しかし、そんなラフェスタに対し、ゾンビ兵は襲いかかる。

それをレッド、雷閑、ペイセルが援護する。

レッド「ファイヤーストライク!」

レッド「ラフェスタ、まだかっ!?」

ラフェスタ「(もっと・・・もっと意識を集中させて、自分の魔力を全部剣に流し込むイメージを!)」

ラフェスタが更に意識を高めると、魔力が徐々に剣に伝わり初め、

剣が紫色に輝き始める。その光は徐々に大きくなり、遠くからでも

光ってるのがわかるぐらいまでに光を発している。


~司令部~

兵士「司令官!あれを!」

ライド司令官「なんだ?あの光は!」


~前線部隊~

ラフェスタ「(これから先、より強力な敵を戦うことになる。バイラズ帝国と戦うという事は

きっと想像よりも遥かに辛いこと・・・。それでも・・・。)」

ラフェスタ「(もうこれ以上、大切なものを失わない為にも、この一撃にすべてを掛ける!)」

すると、ラフェスタが踏み込んだ地面が少し陥没し、周囲に地震が起き始める。

レッド「なんだ?」

ペイセル「地面が・・・揺れてる!?」

雷閑「これは・・・一体・・・。」

ペイセル「み、見て、ラフェスタが!」

レッド「な、なんだ。この凝縮された魔力の力は・・・。」

ラフェスタ剣には限界まで圧縮された魔力が剣に集まり、輝きが限界に達した。

その瞬間ラフェスタは強く一歩を踏み込み、

力いっぱい剣を例の漫画の技を言いながら振り始める!

ラフェスタ「覇砕!(はさい)」

すると剣からものすごい斬撃が飛び出し、凄まじい勢いで大量のゾンビ兵を一網打尽にしていく!

斬撃が飛んだ地面は半円状にえぐれ、その威力の高さを物語っている。

そしてその巨大な斬撃は未だに発見できていないブロストキングに直撃し、ブロストキングは

大きい雄叫びを上げる。

ブロストキング「グアアアアアアア!」


~司令部~

兵士「な、何だ!?今の轟音は?」

ライド司令官「一体、何が起きたんだ⁉」


~前線部隊~

その巨大な斬撃は自然と消滅し、通った道には大きく砂煙が立ち込める。

ラフェスタ「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・。」

レッド「う・・・な、何が・・・。」

レッドがラフェスタの方を見る。

レッド「な、何だ・・・これは・・・。」

雷閑「な、なんという威力だ・・・。あの大軍勢を一気に・・・。」

ペイセル「真っ直ぐ大きい道が出来た・・・。」

するとラフェスタが剣を落とし、地面に倒れそうになる。それをペイセルが抱える。

ペイセル「ラフェスタ!しっかり!」

ラフェスタ「う・・・。」

雷閑「一体、何をしたんだ・・・ラフェスタは。」

レッド「わからない。だが、これは良い。奥まで進める!」

ペイセル「それにさっきの雄叫びは・・・。」

レッド「あぁ、おそらく厄災ブロストキングだ。先に進むぞ!」

レッド、雷閑、ペイセルはラフェスタの作った道を進み始める。ラフェスタはペイセルが抱えている。

ペイセル「ダッシュ・ペスロ!」

ペイセルの魔法で一行は素早く先へ進んでいく。しかし、少しずつ横からゾンビ達が道を狭めていく!

レッド「邪魔を・・・するなぁ!」

ペイセル「ストーンヘッジ!」

3人は先へ進んでいくそれを監視員は見ていた。


~司令部~

観測手「あの3人、あんな奥まで・・・。」

観測手「司令!レッド達が、敵陣の奥へ進みました!」

兵士「どうします?呼び戻しますか?」

ライド司令官「いや、これはチャンスだ。彼らに一刻も早く本陣の場所を特性させろ。

見つけ次第報告を!」

兵士「りょ、了解!」


~一方レッド達~

レッド達はその後もゾンビ兵を倒しながら進み続け、

ついにゾンビ達がいない部分まで到達。そこでダッシュ・ペスロの効果も切れた。

レッド「かなり移動したな。」

雷閑「ここは不自然にゾンビ達がいないな・・・。」

ペイセル「何か嫌な感じ・・・。」

そこへ重い足音をたてながらレッド達に何者かが近づいてくる。

???「まさか、この軍勢を相手にここまで奥まで来るとは思わなかったな。」

ペイセル「だ、誰?」

3人は臨戦態勢をとる。

???「おいおい、まさかこいつらか?例のコングを倒したっていう者達は・・・。」

ついにレッド達の前に姿を表した。

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