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新しい仲間とバイラズ帝国の情報

レッドは各自が持ってきた情報を整理し、

最重要な部分だけを読み上げようとしたその時、

雅一が連れてきた二人の存在に気がつく。


レッド「で、雅一。そっちの二人は?」

雅一「あ、あぁ。この二人はここの難民キャンプにいた人なんだけど。」

レイラ「私はブレスト王国の第一王女アルメス・レイラです。」

雷閑「私は護衛のらいがです。」

まさかの王族にレッドとラフェスタは驚いてしまう。


ラフェスタ「お、王族!?」

レッド「まさかの第一王女かよ。それにブレスト王国って・・・。」

レイラ「はい、数ヶ月前にバイラズ帝国によって完全に崩壊してしまった国です。」

レイラ「私達はなんとしてでも、故郷を取り戻す為に、

バイラズ帝国と戦える者を探していました。」

レッド「なるほど、それで難民キャンプで待っていたら、偶然雅一が通りかかったと。」

雅一「まぁ、そんな感じだ。」

雅一「どうだろうか。一応目的は一緒だし連れて行っても良いんじゃないか?」

レッドは少し悩んだが、すぐに決断を示した。


レッド「そうだな。一緒に戦える者が多いのに越した事はないからな。」

雷閑「おぉ、ありがとうございます!」

するとラフェスタがレイラと雷閑の戦いのスタイルについて訪ねた。


ラフェスタ「そういえば、王女様と雷閑さんの戦い方ってどんな感じなんですか?」

少し硬い口調にレイラは、

レイラ「私はレイラで良いわ。そこまで固くならないで良いわよ。」

雷閑「私も雷閑と読んでもらえれば。」

二人はそう答えた。


ラフェスタ「わ、わかった。」

ラフェスタが理解した所で、レイラと雷閑は自分達の戦い方を話し始めた。

レイラ「私は刀で戦うわ。もっと細かく言うと、日本刀ね。」

雷閑「私はこの槍になります。」

日本刀という単語を聞いた雅一はレイラに問い詰める。

雅一「に、日本刀!?あるのかこの世界にも!?」

レイラ「え、えぇ。私のおじいさんから受け継いだ日本刀を持ってるわ。」

その時雅一の脳裏にはある一つの事が思い浮かんだ。

雅一「(もしかして・・・俺以外にも、この世界に来た人がいるのか?)」

しかしレイラはその日本刀を持っていなかった為、雅一は質問をした。


雅一「でも、その日本刀・・・手元にないみたいだけど・・・。」

雷閑「姫様が所有していた日本刀は、バイラズ帝国軍の進行の時と同時に

行方がわからなくなりまして。」

レッド「紛失しちゃったのか。」

雷閑「はい、取りに戻るわけにも行かなくて。」

レイラ「今、ここの鍛冶職人に頼み込んで、代理の刀を作ってもらってるの。」

雅一「そうだったんだ。」

レイラ「それはそうと、あなた達はバイラズ帝国の情報を集めに来たんでしょ?」

レイラ「情報共有しないでいいの?」

レイラの一言で逸れていた話が本筋に戻る。


レッド「おっと、そうだった。新しい仲間も増えたことだし、

今現時点で集めた情報をまとめるぞ。」

そういうと、レッドは各自から集めた情報をまとめ、みんなに共有し始めた。


レッド「まずは、相手の戦力だ。」

レッド「現時点でわかっているのは、バイラズ帝国の支配者であるブラッド。」

レッド「そして、それに仕える最高幹部が4人。」

レッド「後、S級モンスター(災害)が5体すでに手懐けているらしい。」

ラフェスタ「バイラズ帝国軍って元々強大な軍事国家なのに・・・。」

レイラ「そこにさらなる戦力として災害も取り込んでいるとは・・・。」

一同はバイラズ帝国の持つ戦力が桁並外れたレベルのものであることを

ここで改めて実感したのであった。


レッド「まずは、災害4体の詳細だ。」

レッド「奴ら(バイラズ帝国)が現時点で持つ災害戦力は・・・。」

レッド「大厄災ブロストキング、海龍デバントサーペント、巨神キングゴーレム、

虚龍デスレントとの事だ。」

災害4体の名前を並べた後、雅一はその4体の強さについて質問した。

雅一「その4体の災害はやっぱり強いのか?」

レイラ「強いも何も、災害の二つ名を持つこの4体は大災害そのものよ。」

雷閑「本来なら人類が束になっても勝てないような相手です。しかもそれを4体も。」

雅一も話を聞いただけで少し血の気が引き始めた。

雅一「まじかよ・・・。そんな奴とこれから戦うのか、俺達・・・。」


災害の戦力を伝えた後にレッドは最高幹部の4人の情報を共有し始めた。

レッド「じゃあ次は最高幹部の情報だ。」

レッド「ただ、この最高幹部達の種族が問題なんだよなぁ。」

雅一「種族が?」

レッド「あぁ、まずキングデビル族のエグロン・フローエル。」

レッド「今から5000年前、ここから北西150kmの山脈地帯に居たとされる

デビル族の古代種。彼女はおそらくその生き残りだと思われる。」

レッド「一応死霊術師という事はわかっているが、細かい所は不明。」


レッド「次に鬼族の豪儼(ごうけん)。雷閑はよく知っているだろうけど、

鬼人族のご先祖に当たる存在なんだが、こいつは【別名:破壊神】の異名を持つ。」

雅一「破壊神・・・。聞くだけでヤバそうな異名だな。」

レッド「情報では巨大なとげこん棒を持っているという事だが、

そのパワーはいまだ未知数。鬼族の中でも特異体質との事らしいが・・・。」

ラフェスタ「まだ詳しい情報はないと。」

レッドは無言でラフェスタの意見に頷き、3人目を話し始めた。


レッド「3人目は、伝説の種族の一つ、リブル族のラウダ・ファルン。」

レッド「とても高身長な女性という情報しかわかっていない。」

レッド「どんな能力を持ち、どれほどの脅威になるかわからない。」

そしてレッドは最後の4人目を話し始めた。


レッド「そして最後が、怪獣族のバレッド・ハグラ。」

レッド「リブル族と同じく伝説の種族なんだが、そもそも見た目の情報すら

ほとんどない状況で、詳しい情報はほぼゼロ。」

レッド「ま、今現状でわかる情報はここまでだな。」


雅一以外のみんなはあまりの衝撃に空いた口が塞がらない程驚いていた。

雷閑「まさか・・・伝説の種族が最高幹部!?」

レイラ「物語だけの存在かと思っていたけど・・・実在するなんて。」

雅一は聞き慣れない種族が一体どんな種族なのかをラフェスタに訪ねた。


雅一「ねぇ、リブル族と怪獣族って一体何なんだ?そんなにすごい種族なのか?」

ラフェスタ「すごいなんてものじゃないよ。リブル族と怪獣族は今から数万年前に

実在したとされる種族で、生きとし生ける者で最強の種族と呼ばれているわ。」

雅一「な、なんか、スケールが壮大すぎて・・・実感がないんだが・・・。」

ラフェスタ「キングデビル族も鬼族も驚いたけど・・・まさか未だに実在するなんて。」

レッド「あぁ、俺も最初この情報を聞いた時は耳を疑ったさ。」

レッド「なにせ、すでにその2種はすでに絶滅したという調査結果が出ているからな。」

雅一「そ、そんな強い種が絶滅したのか!?」

レッド「絶滅の要因は、海底火山の大噴火って聞いているが、正直の所

絶滅した理由も定かじゃない。」


あまりの戦力に雅一達は改めて自分達が戦おうとしている相手が、

どれだけ強大な存在かを改めて再認識することとなった。


レッド「さて、情報共有はこれぐらいだな。」

情報共有が終わったが、雅一はふとレイラが冒険者試験を受けたかどうか聞き始めた。


雅一「そうだ、レイラと雷閑は冒険者試験とか受けに行ったの?」

レイラ「いいえ、まだよ。でもいつでも受けれるように準備だけは進めておいたの。」

雷閑「試験を受けるのは姫様だけで、私は受けない形で調整しています。」

レッド「それは今すぐにでもできるのか?」

レイラ「もちろん。姫という身分だと動きづらいからね。」

レッド「わかった。じゃあまずはギルドに行って、レイラの用事を済ませよう。」


そうレッドがいうと、一行はレイラの用事を済ませるために

冒険者ギルドに向かって移動を始めたのであった。

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