光と闇に染まる1
•••来たか。
そう言った女神様。
光の街の外をにはアタシ達がいた。
しばらくアタシ達が待っていると、女神様が現れた。
そして、、、
アトン、ドラキン、モディフィカ、チュウジュウ。
その他にも数十人の雑兵がいた。
アタシが言った。
戦争って言ってたけど、、、少なすぎない?
それに対して女神様が言った。
ただの戦争ではない。
ジャッジメントクロの意思を
この世から消すという目的の戦争じゃ。
だから各街に奴ら始末する用に、、、
ほとんどの光の一族を送り込んだ。
っ、、、!!!
戦慄する一同。
アタシは言った。
、、、今から行ってもいい?
女神様は言った。
駄目。
その瞬間。
フッ
そんな軽い音が鳴ったと思うと、
アタシは見慣れない場所にいた。
見渡しても仲間が見当たらない。
いるのは女神様だけだったのだ。
女神様は言った。
わしらの戦いは多分地形を破壊しまくるからのう。
ちょっと人気のないところに各々転移させて貰った。
まあ、打つまでに集中しないといけない
時間のかかる技じゃから戦ってる途中じゃできんが。
成程。
アタシの仲間達もバラバラにされたみたい。
アタシはそう思った。
そして、アタシは
丁度いいよ。
早めに決着つけよう、、、
女神様に対してそう言ったのだった。
一方、、、
街の方は大混乱だった。
あの転移が起こった直後、、、
光の一族が街を荒らし始めたのだ。
光の一族のある男の雑兵が言った。
ったく、、、
ジャッジメントクロって噂じゃなかったのか、、、
ヒヨージョ様が崇拝者を
闇属性にしたって言ってたが、、、
闇の気配がじんじん伝わってくるぜ、、、
こんなにいるのかよ、、、!!!
めんどくせぇ。
隣で歩いていた女の雑兵が言った。
やらないとヒヨージョ様に何されるか分からん。
トップ数人がかりでも瞬殺した方だ。
俺らが刃向かったところでいのちの保証はない。
闇属性にしてくれるなら簡単な事だ。
さっさと始末して戻ろう。
そんなことを話していると、
一人の気弱な男性が現れた。
ひいいっ!!
そう言いながら男性はブルブルと震えていた。
男の雑兵は言った。
まあ、見るからに楽そうな仕事だし、、、
お前のいう通りかもな。
そして男の雑兵は気弱な男性に光の矢を放った。
自分が殺されると察した男性は闇属性の力で応戦した。
もちろん、今までの話からわかる通り、
闇属性だけでは勝てない。
気弱な男も勝つとは思っていなかった。
少しの望みにかけたのだ。
女の雑兵が言った。
愚かな。
光の一族にその力は通用しない。
しかし、闇の力は、、、
男の雑兵の攻撃を貫いた。
粘りとかもなく、一瞬で。
そして、、、
男の雑兵に大ダメージを与えたのだ。
そして女の雑兵が驚いた瞬間。
隙をついて気弱な男は同じ攻撃を女の雑兵にもした。
女の雑兵は対応しきれず、もろに喰らってしまった。
男の雑兵は攻撃で
一瞬気絶したものの、すぐに目を覚ました。
唸りながらに横を見てみると、、、
隣の女の雑兵の顔が、、、消えていた。
うっ、ぉ、、、あああ!!!
男の雑兵は叫んだ。
しかし、無慈悲にも気弱な男は
また例の攻撃を放ったのだった。
しばらくして、、、
気弱な男は呆然としていた。
なんで、、、勝てたんだ?
なんで、、、俺はまだ生きてるんだ?
そう言えば、、、他の俺みたいな人達は大丈夫なのか?
そう彼が思っていると人が現れた。
気弱な男は構えた。
それに対して出てきたのは少し年増の女だった。
待ってよあんた!!!
わたしゃあんたと同じ!
さっき闇属性になった人間だ。
そして、、、ほら。
周りにいる人達もみんなそうだろ!?
ぞろぞろと人が出てきた。
そしてそれは全員闇属性だったのだ。
気弱な男は言った。
なんでみんな生きてるんだ?
さっき光の一族がいっぱい来て、、、
それで闇属性になった人があちこちに逃げて、、、
俺みたいに襲われたんじゃ、、、
年増の女は言った。
それがさっきのあんたと同じように
光の一族を倒せちまったのさ!!!
何故か攻撃されても体が崩壊することはなかったし、
それに対してわたしゃ一発で倒しちまった!!!
もうわけがわからんよ、、、
俺も!!!私も、、、!!!
そんな声が繰り返し聞こえた。
そしてしばらくの沈黙が訪れた。
沈黙に耐えかねたのか、気弱な男は言った。
なあ、リーファって人が言ってたこと覚えてるか?
ジャッジメントクロが崩壊しようとしている今!!!
光の一族は私たちを陥れようとしていますって。
あの人の演説は光の一族によって
すぐ中断されてしまったけど、、、
必死さは伝わってきた。
彼女の言った通り
今、戦わないといけないんじゃないか!!?
俺たちは光の一族の都合で
勝手に殺されるための存在じゃないって
証明しないといけないんじゃないか!!!?
俺は、、、今決めた。
あの人が言っていた光の街での戦いに、、、
俺は参加する!!!
もう俺は情け無い悲鳴も出さない!!!
するとガタイの良い男が野次を飛ばしてきた。
いいねぇ!!!
にいちゃん!!!
俺も似たようなこと思ってたとこだ!!!
そうだそうだ。
そんな声援が広がってきた。
これがのちの悲劇を生むことになるとは
誰も予想していなかったのだった。
場面が変わって、、、
転移された
バニングとウォルター。
そして、ドラキンとアトンが対峙していた。
ウォルターは言った。
あなた未だに何やってくるか分からないわね。
アトン、、、
青の街でも私に興味ないふりをしたくせに、
急にアプローチしてきたり。
そういう行動の理由は、、、
はっきり相手に伝えた方がいいわよ?
後悔するわ。
それに対してアトンは言った。
前に言ったはずだ。
俺はこの行動に、、、後悔はしてない。
必ず、、、目的は果たす。
そして構えたのだった。
それを見たドラキンが言った。
あっちはバタバタしてるなー。
私たちもやるぅー?
バニングに話しかけていたのだ。
それに対してバニングは言った。
うん。
きっちり赤の街に戻って事実確認したよ。
爺ちゃん殺したお前は絶対に許さない。
それに対してドラキンは言った。
そう。
友達になれると、、、思ったのになー。
その瞬間。
ドラキンから例の火球が飛んできた。
真っ向から対抗したバニング。
ドラキンは思った。
私って改めて、、、友達作るの下手だなぁ。
ここからドラキンの回想が始まった。
ドラキンは一人だった。
あまりの強さに大人でも寄ってこなかった。
寄ってきたとしても
約束を守ると言っておきながら
いざとなると破るような不埒な輩ばかりだった。
そしてそのような者には罰を与えた。
それ故に完璧な友と呼べる者をずっと探してきた。
しかしある日を境に
友達になりたいと真っ向から言ってくる人間が出た。
それがモディフィカだった。
モディフィカは開口一番にドラキンに言った。
友達になるからさ、、、細胞ちょうだい!!!
あと私の用心棒になって!!!
あまりにも正直すぎて呆気に取られたドラキン。
そして言ったのが、、、
あなたの事は知ってる。
さいぼーっていうのは私の体にあるやつで
それを取ったら体の情報がわかっちゃうんでしょ。
その危険を考えると、、、
あなたと友達になるのは無理だと思うけど。
だったら!!!
あなたを倒したげる!!!
あなた約束が好きなんでしょ!!?
だから今ここで宣言する!!!
その時ドラキンは心にカチンと来た。
凶悪な生物と畏怖された自分に対して言ったこと。
そして、簡単に約束を守ると言ったその無責任さ。
それが彼女の気に触れたのだ。
ドラキンがイラつきながら言った。
いつ?
それに対してモディフィカが言った。
今。
その瞬間。
ドラキンの手が、爪が。
モディフィカの顔面を捉えようとしていた。
しかし、、、ビリィっ!!!
そんな激しい音がドラキンにほとばしるとともに、
ドラキンは目を少し閉じ、怯んだ。
しかしドラキンはすぐに立ち直り、見直すと、、、
モディフィカがいない。
そして、、、
えーい!!!
そんなモディフィカの声がしたかと思うと
ドオっ!!!
こんな音を立てた押し倒しをされた。
更ににまっと笑いながらドラキンに言った。
ほら、倒した。
ドラキンは思わず言った。
ちょっと待ってよ!
倒すっていうのは相手が死ぬまでって意味で、、、
それに対してモディフィカは言った。
初めにそういう事は言ったの?
それに、、、あなたが約束破るわけないわよねぇ。
ドラキンは少し躊躇って言った。
っ、、、分かった。
その態度を見てモディフィカは言った。
不服そうねぇ。
でもまあ、凄く不意打ちではあったから、、、
友達になって欲しいって言われても信用出来ないわよねぇ。
じゃ、信用の証として、、、
私の命くらい大切な物を見せてあげる。
そうして訪れたのは、、、
とある実験室だった。
火とは違う丸っこい形をした灯り、
氷が見当たらないのに中の物を冷やせる不思議な箱、
見た事もない植物。
どれもこれもドラキンが見た事もない物ばかりで、
不思議な魅力があった。
モディフィカは言った。
これが私の、、、命くらい大事な場所。
そして、、、欲しい物を作る場所。
ドラキンは言った。
こんなこじんまりした場所で本当に欲しい物は作れるの?
それに対してモディフィカは自信満々と言った。
うん。
作れる。
ただ、、、
そして少し冷静な声で言った。
この技術はきまぐれで正直よ。
毒にある物を混ぜたらとてつもなく美味い食べ物が出来たり、
毒じゃない物がある物を混ぜると猛毒になる事もある。
全くの別物ができる事もある。
人間が扱い切れる物じゃないわ。
まあ、
その法則性を解明して利用していくのが私なんだけど、、、
その行為が自分にとって不都合だと判断して
破壊してくる奴もいる。
ドラキンはそこで聞いた。
私に破壊される事は考えなかったの?
腹いせとか、いくらでも理由はあったはず、、、
その瞬間モディフィカは言った。
信じてるから。
あなたがそんなくだらない事をしないって。
それにあなたって、、、
約束にうるさいって評判だけど、、、
それって信用が出来るかどうか判断したいからでしょ?
だったらこうした方が話は早いわ。
その瞬間から、
ドラキンはモディフィカの事を少しは尊敬するようになった。
過去の話は終わり、戦いに戻る。
ドラキンはそんな事を思いふけっている間に、、、
バニングをボコボコにしていた。
あー、もう終わりー?
余裕そうにドラキンが言った。
それに対してバニングは息を切らしていた。
そして思った。
駄目だ、、、
私が負けたら、、、
ウォルター姉ちゃん一人じゃコイツらには勝てない、、、!
遠くで戦ってる姉ちゃんもおんなじ事を思ってるはず、、、
ウォルターはそれどころでは無かった。
木に縛られていたのだ。
ぐぁっ、、、!!!
うぅ、、、
唸るウォルター。
それに対してアトンは言った。
何故、、、
お前らは有利な属性を持っているのにそれを活かさない?
それに対してウォルターは言った。
そういう問題じゃないのよ、、、
あの子にはあの子なりの、、、
私には私なりの理由があるの。
こんな状況でワガママかもしれないけど、、、
この対面で戦わないと一生スッキリしないまま終わる。
だからワガママなりに、、、勝つ。
その瞬間。
周囲が冷えた。
そして木々が、、、表面から破れたのだ。
そして現れたのは、、、キラキラと光った結晶。
氷だった。
そして瞬きの間に広がった氷が木々を粉々に破壊した。
ウォルターは言った。
一ヶ月、、、
怠けてた訳じゃないわ。
本気の出し方を練習してた。
そして編み出したのがこれ。
その瞬間。
大きく鋭い氷塊が立った。
それをアトンは避けたものの氷塊の軌道が変わり
一瞬でアトンの足にくっついた。
そして、、、
頭以外を氷漬けにしてしまった。
そしてウォルターが言った。
何であんなことしちゃったの?
言ったら解放してあげても、、、
だがアトンは聞く耳を持たず、、、
また木々を出し始めた。
あっそ。
そう言ったウォルターは冷静に、、、
周りを氷漬けにしてしまった。
ウォルターはぶつぶつと言った。
何でやっちゃったのよ、、、ほんとに。
前に身内を殺した時もそうだったけど、、、
私にこういう覚悟させないでよ。
そしてウォルターは思った。
さあ、私のワガママはこれで終わり。
バニングのところに行かないと、、、
そしてウォルターはバニングの元へ向かい始めたのだった。
ピキッ、、、
そんな音があの氷塊から鳴っていると知らずに。




