まだ出てこんとな?
すんません遅くなりました
別に!
課題が終わって無かった訳ないし!
そして
とある本○の刀○男士の名言出しちゃいました
ファンの方及び関係者の皆様に深くお詫び申し上げます
ちなみに私のおしは
大和守○定ですね!
はい!
まぁ名言出しちゃうくらいだからね
ご近所の立派な平屋建ては半年でボロボロお化け屋敷にジョブチェンジしましたとさ
所々に修理した跡のある立派だった門をくぐったあたしは関西弁イケメン山崎に出会ったバイト先について数歩歩いただけでイケメン発見だ
何これこのバイト先マジいいサイコー
時給1000円?
イケメン多数?
もうボロボロお化け屋敷なんて気にしない
あたしはここで生きていくんだー!!!
(バイト先でのお話)
そんなテンションだからきずけなかったのだろう立派な平屋建てをたった半年でボロボロお化け屋敷にしてしまうような奴らが普通ではない事に
山崎丞
新撰組監察という名のパシリ
常時上下真っ黒パーカー
浅葱色の羽織?
何それそんな目立つの着るわけないじゃん
一応監察だよ?
な人
真っ黒コーデに同じく真っ黒な髪と瞳
対象的に真っ白な肌のつるつるでザッ美少年
オタクが見ると即
「美少年きたー
えっ?ドS?毒舌?無力系?無垢なやつ?意外と着痩せするんですね!!!!!」
な見た目のクセに関西弁
それが全てをぶち壊す
イケメンですわよ喋らなければ
別にいい山崎はイケメンだ
断言出来る
あれはイケメンだ
でもあれの仲間だよ?
やばい奴じゃね?
汚いし
そんな思考を振り払ってずんずんと敷地に入って行く
後ろでは山崎が何やらツッコミをしているが無視
いや一つだけいうとしたら
ツッコミが遅い!
とか?
テキトーに庭へ入っていくと山崎が追い付いてきた
何やら
「なんなんこの子
やばい子やん
ちゃんと家事できるんやろうな?」
とほざいているようだ
「首落ちて○ね!」
などと
とある本○の男士を思いだしながら言っていると
ドンっっ
誰かにぶつかった
ずいぶん背が高い
ぶつかった時の感触からしてなかなかマッチョ
普通ならここで
「悪いのは山崎ですぅぅぅ!!!!!!!!」
といいながら全力ダッシュするのだが
叫ぼうとした所で行動を止めた
ぶつかった人がイケメンだったのだ
しかもメガネイケメンエプロン装備だ
顔からは穏やかな微笑みが絶えずにじみ出ていて
あたしがぶつかったことなど気にもしてないように思える
どちらかというと色素薄めな髪は緩やかにカーブして頬の辺りを隠している
大きめサイズのメガネは古ぼけているが大事に手入れされていて黒い光沢を出している
あたしが固まったのは数秒だったスグに頭を下げてすいませんっ!!!
と謝る
よくあるじゃん?
こういうキャラこそきれたらヤバいって
だから
必死で謝るよね
という訳で
ひっさしぶりにガチ謝りしていたあたしは
隣で大人しくなった山崎を見て
切れませんようにと念じ続けた
体感では数分
実際には数秒
だったこの時間には唐突に終わりが訪れた
悲鳴だ
屋敷の中から悲鳴が聞こえた
あたしはパッと顔を上げて
山崎とメガネさんに
「どうしましょう
もしかしてもう怪我人がいるんじゃ!
早く助けないと!」
とまくしたてた
でも2人からは返事がない
メガネさんは微笑みのまま固まり
山崎は顔の色が青くなる
そんなにやばいのか?
とあたしも緊張しだした頃
やっとメガネさんが動きだした
奥の方に入れば入るほど悲鳴が大きくなる
それでもメガネさんについて行くと
大きな障子の前についた
メガネさんは武器も持たず
エプロン装備のまま障子を開け放った