誘拐
事件発生
悲報
藤堂誘拐されかける
ことの発生は買い物がすんでからだった
今の新選組(笑)は生活に必要なものがなさすぎる
というわけでざっと必要な物を買い集めた
服、食器、家電、洗剤、布団、石鹸、調理器具、文房具、ワークブック、などなど
ちなみにあたしのバイトが増えた
世間知らずでかたよった知識しかない残念な男どもに勉強を教える仕事だ
今回のことで、新選組の皆さんの知能がとても低い事に、気がついてしまった
そもそも、地図が読めてない
今回の買い出しでは5回ほど迷子センターに通った
で、電話の使い方がわかってない
みんなスマホを持っているのに、電話機能のことを知らない・使えないだった
アイツらの頭の中ではスマホはゲーム機程度の理解だ
その上、お金の価値がいまいちわかっていない
新選組にいる全員分の服(合計約1000着)をすべて高級ブランド店で買おうとしていた
この時点で幼稚園児レベルの知能だ
これはやばい
というわけで+500円で家庭教師もすることになった
家庭教師で1500円
学生で、特に資格もないあたし的には超いい値段だと思う
教える人は、メガネさんと斎藤さん、山崎以外の幹部陣
いい仕事を見つけてしまった
とりあえずワークブック(大人の常識編)も買ってきたよ
なんて話をしていたときだ
例のごとく藤堂が迷子になった
あいつのスマホは確か充電が切れていた
本日6回目の迷子センターに向かって歩みだした
迷子センターの近くで藤堂を発見した
流石美少女(笑)後ろ姿ですぐわかった
で、隣には知らないおじさん
耳をすませば
会話が聞こえてきた
「ねぇねぇかわい子ちゃん
君のお父さんとお母さんはどこかなぁ?」
舐め回すような視線でおじさんが問う
「父さんと母さんはいないぞ、留守番してる」
藤堂はアホなのかもしれない
お前ほんとに成人かよ
「そうかぁ、1人だと危ないぞ?
おじさんと一緒にいよぉよ、ねぇ?」
この人マジやばい人だろ
とりあえずスマホで音声を録音する
「でも、今迷子だから、迷子センターに行かないと行けないんだ!」
藤堂はアホだ
きっと心の成長が止まってしまったのだろう
「そうだったんだねぇ?
でも、迷子センターはこっちじゃないよぉ?
おじさんが連れて行ってあげよぉ」
後ろで山崎が吹いた
斎藤さんは呆れ顔
沖田さんはしれっと動画を撮っている
盗撮の才能がありそうだ
「ありがとう
ついて行かせて貰うよ」
藤堂はアホだ
心の成長が止まっているそれも6歳くらいで
「じゃあ、行こうかぁ」
おじさんはそう言って
しれっと藤堂の手を握る
そして迷子センターとは反対方向へと歩きだした
証拠も取れたし藤堂の前に姿を現す
「やっと見つけた!
勝手にいなくなっちゃ駄目だろ、
みんな探してくれてたんだぜ」
そんなことを言いながら
藤堂を奪い返す
口調はお兄ちゃんっぽくしてみた
「妹が迷惑をおかけしました
ありがとうございました」
そんなことを言いながらそそくさと別れる
「い、妹(笑)妹だって」
山崎が笑ってる消え失せてしまえ
「古金は、演技が得意なんだな」
このメンツでは斎藤さんが天使だ
しかしノーマルに限る
沖田さんはいまだに動画を撮っている
ケータイよ水没してしまえ




