嘘つきの春
日常的に嘘をついて生きてきた男、御堂調は本当の自分というものがわからなくなっていた。唯一、本当の自分を感じることができるのは俯瞰から自分自身を見つめ絶望的な自己嫌悪に浸る時だけだった。御堂調にとっての本当の自分は自分自身を嫌う自分だけしかもう残っていなかった。
しかし、そんな時大学の後輩から嘘をつく本性を看破されその上で好きだと告白をされてしまう。
しかし、そんな時大学の後輩から嘘をつく本性を看破されその上で好きだと告白をされてしまう。
自己嫌悪
2017/08/17 02:44
(改)