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ロスト  作者: ルーン
1/1

1 始まり

よろしくお願いいたします。

Γきゃぁぁ!!!」


通行人の悲鳴が聞こえた。


目を開ける。

そこには血の海が広がっていた。


一体何が起こったんだろう。


「誰か、早く救急車を!!」


そうだ。早く救急車を呼ばないと。


・・あれ、起き上がれない。


というかなんで私は寝ているんだ?



・・・あぁ、これは私の血か。

何が起こったんだっけ。


だんだん意識が遠退いていく。


「だいじょぶでs・・・!!」



救急車が到着し、消防士が駆けつけてきた。


だんだん思い出してきた。

そうだ、私はトラックに跳ねられて・・・。


そうして私の意識は闇に沈んでいった。


ーーーーーー


・・・!!!



気付いたら暗い部屋にいた。


「うぅ・・・」


頭痛がする。


ここはどこだ。



・・・だめだ。頭が混乱している。


こういうときは・・・。


そうだ! 深呼吸だ。

深呼吸は、リラックス効果があるといわれている。


すぅ・・・はぁ。


・・・少し落ち着いた。

それで・・・ここはどこだ?


目も慣れたし、そろそろここを調べ始めるか。


で、まず何を調べよう・・・。


・・・よし、とりあえず部屋を一通り見てみるか。


まずは・・・まずはも何も、ひとつしか物がなかった。


部屋の真ん中に大きな水晶がある。

大体一メートル位の、


以上。


本当にそれ以外ないんだ。


部屋の広さは縦横3メートル位の正方形、ドアはない。



・・・これはあれかな、どっかの小説みたいにこれにさわれと言うことだよね。


嫌だなー。触りたくないなー。


部屋は一通り見た。

あとはこの水晶だけなんだよな・・・。




・・・・・よし。触ってみるか。


えい!


『認証します』


え、声が聞こえた。



ここには私以外いないのに。


『認証しました。


次に移ります。


操作してください』


そう声が聞こえると、


半透明な画面が出てきた。


そこにはnext と書かれていた。


それをタッチする。


すると、数字がたくさん書かれている画面が出てきた。


名前 未入力

種族 ダンジョンマスター


DP 1000


HP 10/10


MP 10/10


スキル



SP 100



これが・・・ステータスというものか!


すごい。

ここはもしかして異世界なのか。


・・・いや、ここまでの状況的に地球じゃないことは確かかな。



ん? 下に説明が書いてある。


えーと、


『HPとは、体力のことで、これが0になると、死亡します。


MPとは、魔力のことで、これを消費するとスキルを使うことができます。

これがなくなると失神します。


スキルとは、MPを消費することで、繰り出せる技の事です。

例えば炎を出したり、剣術などもこれに含まれます。

スキルの種類は、スキル、魔術スキル、称号スキルがあります。

スキルとは努力して手に入れられるスキルで、剣術スキル等があります。

魔術スキルとは魔術を発動させるためのスキルで、例えば火を出す魔術等がありますが、

入手方法は、SPで手に入れるか、先天的に備わるかのどちらかです。

称号スキルとは今までやってきた成果や業のことで、これによっててにいれら

SPとは、スペシャルポイントのことで、これを使うとスキルを手に入れたり、ステータスを強化することができます。


DPとは、ダンジョンポイントのことで、ダンジョンを改築したり、モンスターを配置することができます』


なるほど。

ま、色々やってみるか。


ーーー10分後ーーー


成果をあげてみよう。


・SPを1消費すると、ステータスが2上がる。


それだけだ。


・・・少ないって?


しょうがない。だってそれしかやってないんだから。


始めにいっておくが私は機械音痴だからな。


操作できるようになるまでに、大分時間がかかったんだ。


・・・言い訳はさておき、次にいってみるか。

SPを使うとスキルを取れるといっていたが・・・。



・・・よし、これだ。


SP交換可のスキル一覧


・剣術Lv1

・槍術Lv1

・弓術Lv1

多いなー。有用なスキル、見つかるかな。

・・・よし、決めてくか。



ーーーーー


決まった。

こんな感じでいいだろう。


名前 シエル


種族 ダンジョンマスター


体力 12/12


魔力 12/12


スキル 剣術Lv1 体術LV1 氷魔法Lv1 衝撃耐性Lv1


称号 初心者


SP 0


ま、こんなものだろう。

大分無難なのをとった。

体術は自衛にもなるし、いざとなったら逃げればいいしね。


名前は・・・何となくだ。



ふぁぁ。 眠くなってきた。


そういえば今何時だろう。


・・・まあいいか。

寝よう。


おやすみ・・・



1日目 終了


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