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第58話 土方さん乱舞と珈琲

超デキる男沖田による前回までの粗筋☆

(口)喧嘩を止めて、2人を止めて、ヒロムの為に争わないで~♪

謎が謎呼ぶ土方の発言、オマケ?劇?ナニソレ美味しいの?今日こそハッキリさせるぜだって俺のジッチャンは何時も独り(寂し)その名は名探偵ー!


はい沖田さんそこまでっ!色々危ないからぁぁ!!

嘘ではないケド違いますよね、ついでに名探偵2作品混ざってますよね。


はい、土方さんの愛の制裁も終わった3人と引き続き自主練習中の阿久津ヒロムです~。

とにもかくにも説明して貰おう、練習に戻ろうとする先輩をぺしぺし自分の前の床を叩いて呼ぶ。


はいっ、ココに座んなさい先輩っ!!キリキリ白状して貰いますよっ!!劇って何の事ですか?ショーと違うんですか?

それと!何で俺は出られないんですかー。


「あっれぇ、俺話してなかったっけ?近々「劇団幽騎士」の公演があって、土方さんがゲストで出演すんのね。ついでに山崎さんが立ち回りの監修する事になっててさ、先週位からリハーサルに参加してんの。

ーで、俺等はオマケでモブ群衆として賑やかしで出させて貰える事になった。

ヒロムはまだ演るには力量が足りなかったから話が来なかった☆以上。」


ちくしょうサラリと硝子のハートをマシンガンで打ち砕きやがって(泣)分かってるやぃレベルが足りない位orz


「はっはっはーヒロムは技術も体力も実績も無いからなー仕方ないってドンマイ☆因みに俺は役付きだ、モブABと一緒にすんじゃねぇよ斎藤。」


ーと、沖田さんの発言で2人がorzった。この2人の硝子のハートは防弾硝子だったのに…ロケットランチャー並みの威力だなぁ…。


そんな2人の前で勝ち誇ってる沖田さんの後ろに魔王…もとい土方さんが…あ、首根っこ捕まれた。後ろから捕まれると、ゆーーーっくり首絞まってくんだよなぁ…土方さん分かっててやってるよなぁ。


「またそんな事を言ってるんですか、…ガキかテメェは。モブだろうと主役だろうと端役だろうと、1人でもやる気が欠けた演技でもすりゃ舞台は台無しになるんですよ。役に貴賤無し…ショーやってる俺等は分かってる事でしょうに。」


…あ、沖田さん撃沈した。物理的なのか精神的なのか…両方だな。

土方さんの言葉に先輩達も更にショボーン。


「反省だけなら猿でも出来るんですからね、3人は練習切り上げて帰社する現場班の片付けやっといてください。ヒロム君は完璧に被害者なので、事務所で温かい珈琲入れてあげますからどうぞ。」


天然黒(ピュアブラック)な笑顔で誘われたら黙ってその手を取るしかありませんでした。スマヌ先輩、手伝いは期待しないで下さい。


事務所で土方さんと珈琲を頂く、お子ちゃまなのでクリームも砂糖も要ります、いっそ牛乳8割入れて下さい。ブラック?苦汁です、何その拷問。


「ヒロム君、阿呆達に言われた事ですが…。」


…あ、技術も体力も実績も無いとか力量が足りないとかの事ですか?まぁ本当の事ですし。


「悔しくは無い、と…?」


うーーーん、面白そうな仕事が出来て羨ましいとは思いますが。

悔しい…と思う程3人とレベルが近い訳ではないですからねぇ。


「そうですか…。」


でも、俺だってまだまだ成長期ですから☆

技術も体力も実績もこれからどんどん補っていけますし、すぐにみんなと肩を並べてやりますからね、見てて下さいね。

次は俺が主演かもしれませんからねぇ、あの3人には先に謝っといた方がいいんですかねぇ?


にやりと悪役顔で答えた俺に土方さんは一瞬ポカンとしたケド、笑いながら「生意気になりましたねぇー」なんて言いながら頭グシグシ撫でてくれました、いひひ☆











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