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『蝶』

 四月の暖かな陽気。コンクリートの建物の中にいた時には感じることのできない太陽の暖かさ。わたしはベンチに座り、その温もりを全身に浴び、手に持ったお茶を一口飲んだ。


「……ぷは〜っ。春だね〜」


「ちょっ、真希。おばあちゃんかよ」


 一息つき、心地よさを味わっている横で、隣に座っている高松小夜子が吹き出した。


「えー。そうかなぁ?」


「そうだよ。まだ大学生なのに若さが足りないよ!」


 小夜子はサンドイッチを食べながら『若さ』とは何か、授業を進める教授のように力説する。気持ちいいほどに快晴で、屋内でも食べるよりも外が良いと小夜子が言うから、外で昼食を取っていたのだが……。この現状は、わたし一人だけ授業が続いているようなものだった。


 わたし佐々木真希と隣で力説している高松小夜子はこの大学に通う大学生。活発で少々気の強い小夜子と、若干ぼんやり気味なわたしとでは気が合いそうにないが、なぜか一番の仲の良い友達になっていた。出会いは去年の春で親交の期間は長いとは言えないが、それを補うように一緒に行動することが多かった。そして、今日もいつものように一緒に昼食をとっていたのだ。


 話題こそ変わったが、小夜子の熱弁は未だ終わらない。わたしはすっかりお弁当を食べ終えてしまったが、小夜子はまだサンドイッチも半分しか減っていない状態だ。

 小夜子は時々こうやって暴走する。その度にわたしは適度に相槌をうち、薄情ではあるが軽く受け流して熱が冷めるのを待つのだ。


 少しして、ようやく燃え尽きたのか、小夜子は傍らに置いていた紙パックのジュースに手を伸ばした。


「ん?」


 わたしからは死角になって見えないが、小夜子は伸ばした手を止め何かを払うような動きをしている。


「あっ」


 紙パックの方からヒラヒラと青いものが舞い上がる。

 それは真っ青な小さい蝶だった。


「キレイな蝶々」


 青空の下を小さな羽で必死に舞う蝶は、空の青よりもずっと濃く鮮やかな青で、不思議と惹き付ける何かを持っていた。


「たしかに、綺麗だね」


 小夜子も同じ様に感じたのか、ストローに口をつけながら、自分たちの真上で舞う蝶を眺めている。蝶は上空を右へ左へと飛び、なかなかその場を離れようとしなかった。それどころか、しだいに高度を下げてジュースの紙パックを持つ小夜子の手にとまった。


「間近で見ると、もっとキレイだね〜」


 その蝶の姿は、わたしたちがよく知る紋白蝶や揚羽蝶とも全く違うものだった。羽の殆どが青く、体も小さい。小夜子の指の付け根にとまっていることもあり、その蝶はサファイアの指輪のようにも見えた。


「見たことない蝶だね」


「うん。って言っても蝶の種類なんて、モンシロチョウかアゲハチョウくらいしか知らないけどね」


「そうだよね〜」


 わたしたちはお互いの無知さを笑った。


「それにしても、この蝶々離れないね。小夜子の指が気に入ったのかな?」


 こうやって会話をしている間にも、小夜子はジュースを飲んだりサンドイッチを手にしたりと、かなり手を動かしている。だが、蝶は体を休めているのか、なかなか小夜子の指から離れようとしなかった。


「まぁ、良いんじゃない。綺麗だし」


 自分の指にとまる蝶を気に入ったのか、小夜子は機嫌良さそうに言った。ご機嫌なままサンドイッチを口に運ぼうとした時だ。


「いたっ」


 小夜子が急に身を縮こまらせ、持っていたサンドイッチを地面に落とした。突然の衝撃で蝶は指から離れ、空高くへと飛び去っていく。


「どうしたの、急に」


 小夜子は蝶がとまっていた場所を押さえながら、驚いたような表情で言った。


「……ちょ、蝶が噛んだ」


「……えっ?」


 小夜子が何を言っているのか、咄嗟に理解できなかった。

 ……蝶が噛んだ? 小夜子はたしかに、そう言った。けど、蝶って何かを噛むような口ってあったかな? たしか蝶の口は蜜をすうストローみたいな形だったような? わたしは小学校の理科で習ったであろう記憶を必死に呼び起こしていた。が、やっぱり噛むような蝶の記憶はなかった。


「小夜子、蝶は噛まないでしょ」


 小夜子も信じられないのか、動揺したように首を横に振る。


「……いや、ホントに。チクってかなり痛かったから」


 そう言いながら、押さえていた手を離し指を見せた。


「えっ。ホントだ」


 言葉だけなら信じることができなかったが、こうやって証拠を見せられると信じるを得なかった。小夜子の指には、蚊に刺された時のような小さな腫れができていた。腫れの中央には小さな傷跡もある。


「うわ、ちょっと腫れてるね。痛くない?」


「んー。痛みはもうないかな。痒みもないみたい」


 さっきまであんなにご機嫌だった小夜子は、一変して不機嫌そうに腫れを見つめている。


「あれ、蝶々じゃなかったのかな?」


「はぁ? どー見ても、蝶でしょ。蜂とかには見えなったでしょ」


「まぁ、そうだけど……」


 わたしはあれが本当に蝶だったのか、少し不安になった。虫だけの世界に限ったことではないが、別の種に擬態したり、鮮やかな色で自らの毒を主張しているものはたくさんいる。あの蝶も実は蝶じゃないかもしれない。あの鮮やかな青も毒を表してるのかもしれない。


「ねぇ、ホントに大丈夫?」


「大丈夫だよ。クスリ塗っときゃ治るでしょ」


 心配するわたしをよそに、小夜子は特に気にする様子はなかった。残ったジュースを飲み干し、落ちたサンドイッチを拾い一緒にレジ袋に入れると、袋の口を縛りそのまま近くのゴミ箱へ投げ捨てた。


「さっ、もう行こうか」


「……うん。そうだね」


 少しばかりの不安を残しながら、わたしたちはその場をあとにした。



 次の日、小夜子は指の腫れは引いたと、得意気に言ってきた。それを見て、わたしも気にしすぎてたのかと、安堵した。



 ──だけど、異変は遅れてやって来た。



 あれから数日たった月曜日。大学に来た小夜子は明らかにおかしかった。全体的に窶れたような印象になり、顔に生気が感じられない。足取りも重くフラフラとしている。

 小夜子とは土曜日、普通に会って買い物に行ったり遊んだりしていた。日曜日はわたしに予定があり、会うことはなかった。顔を会わせなかったのは昨日一日だけだ。土曜日に別れた時は、いつも通りの元気な姿だった。人間たった一日でこんなにまでも病的に窶れることがあるのだろうか。


「……さ、小夜子。大丈夫なの?」


「…………ん……。大丈夫だよ」


 小夜子は上の空といった感じで返事をし、崩れ落ちるように席に着いた。そして、席に着くなり重そうに持っていたコンビニの袋から、ジュースを取り出し飲み始めた。小夜子は瞬く間に一本飲み干し、続けざまに二本目の蓋を開け口をつけた。見ると、袋の中にはまだ何本かジュースが入っている。


「小夜子、どうしたのっ。そんなにジュースばかり飲んで」


 ジュースに口をつけたまま小夜子は、虚ろな眼差しでわたしの方を見る。


「……なんか、すっごく喉が渇くの。……甘いものが飲みたいんだ……」


 覇気のない声で小夜子は言う。


「風邪? 熱があるんじゃないの」


 わたしは小夜子の額に手をあて、体温を計ってみた。だが額や頬からは熱があるほどの体温は感じられなかった。逆に少し低いように感じられた。


「熱はないっぽいけど……。今日は帰って休んでた方がいいんじゃない?」


「……そうだね。ちょっと、しんどいし帰ろうかな」


 小夜子自身も、自分の体調がおかしいことは理解しているようだ。普段ならわたしのアドバイスなんて二の次なのに、今日は素直に応じている。ゆっくりと席を立つが、辛いのかなかなか歩き出さない。


「一緒に帰ろうか?」


「ん……。大丈夫、大丈夫。……じゃ、帰って寝るわ」


 小夜子はわたしの手を借りることなく、異常なほどゆっくりとした足取りで帰っていった。


「ちょっと、真希。小夜子どうしたの?」


 遠巻きに見ていた友人が、小夜子の姿が見えなくなると同時に寄ってきた。おそらく、あまりの異常さに近づけなかったのだろう。


「なんか、体調が悪いみたい。後で病院に行くようにメールしとくわ。で、夜にでも様子見に行ってみるよ」


 とは言ったが、やっぱり送っていけばよかったかなと、後悔していた。



 午後、授業が終わると、わたしは携帯を確認した。小夜子からのメールは届いていない。授業の合間にメールで、小夜子と何回かメールでやり取りをしていた。無事に部屋に着いたことも確認できたし、病院に行くようにも促しておいた。午後の授業が始まる前に、病院に行ったのか確認のメールを送っていたのだが、小夜子からの返信はなかった。単純に眠ったりしていて気付いていないのか、返信もできないほどに症状が重いのかと不安は募っていく。


 夕方、食事を作るのも大変だろうと思い、わたしはスーパーで買ったレトルトのお粥とスポーツドリンクを持って小夜子の借りるアパートへと向かった。

 アパートの前に着き、三階の角にある小夜子の部屋を見上げる。道路側にある窓からは、カーテン越しではあるが室内の明かりが漏れている。気付くかどうかは別として、一応着いたことをメールで連絡し階段を上った。

 チャイムを押すと、すぐに中から返事がかえってきて、間を置かずにドアが開いた。


「小夜子、具合どう?」


「んー。ずっと寝てたから、ちょっと良くなったかな?」


 そう言う小夜子の表情は、今朝に比べると幾分良くなったようにも見える。足取りも、しっかりしているようだ。

 小夜子はもともと痩せ型なので、ちょっとでも痩せると健康でも、どこかに悪いように見えてしまう。ましてや今朝みたいに窶れた状態だと、周囲は必要以上に彼女の体調を異常に感じるだろう。わたしもそうだった。だけど今はパット見は元気になったように見える。小夜子自身も大丈夫なように振る舞う。


 けど、目の前に立つ小夜子は異常に映る。


 今朝のように窶れた様子はない。逆に、全体的に浮腫んでいるようでもある。一日中寝ていれば浮腫むこともあるだろう。

 だけど、異常はそこではない。小夜子のお腹が異常なほど膨れているのだ。揺ったりとしたパジャマを着ている小夜子の姿は、まるで妊婦のようだった。


「……小夜子、そのお腹どうしたの?」


 おそるおそる聞くと、小夜子はゆっくりとした動きでお腹を擦る。その姿はお腹の中の子供を慈しむ母親のように見えてしまう。小夜子はゆっくりと顔を上げ、虚ろな表情でわたしを見る。


「……あ。たぶん水分の摂りすぎだと思う」


 小夜子は平然と言い、窓際に置かれるベッドの方を指差す。指された方に視線を向け、驚愕する。そこには空のペットボトルが何本も転がっていたからだ。風邪などで熱が出た時は、水分補給のために結構な量の水分を摂る。そう思い、わたしもスポーツドリンクを買ってきていた。……だけど、この量はおかしすぎる。


「ちょっと、小夜子。もしかして、これ全部飲んだの?」


「すっごく喉が渇いてね。甘いものが飲みたくて」


 わたしの質問に対し、小夜子は今朝と同じことを返す。


「ねえ、病院に行った?」


 小夜子は首を横に振る。


「どうして? こんなの異常だよ。今からでも病院に行こうよ」


「……大丈夫だって」


 小夜子は感情を忘れたような笑顔で、わたしの訴えを拒否する。

 なぜだろう。わたしは小夜子が怖くなってきていた。行動や言動の一つ一つが、小夜子のものではない。何かに操られ、振る舞っている。そんな感じがしてしまう。それは全て、体調が悪いせいなのだろうか?


「やっぱ、行かないとダメだよ」


 ここでグダグタ言っていてもダメだと思い、わたしは小夜子の腕を掴み無理矢理連れ出そうとする。


「――!」


 わたしは掴んだ小夜子の腕を思わず離した。何か分からず、自分の手のひらを見つめ、そのまま視線を小夜子の方へ移す。小夜子は何事もないように、虚ろなまま立っている。そして、静かに口を動かし言う。


「……大丈夫だって」


「……そ、そうだね。わかった……。わたし、帰るよ」


 買ったものを強引に渡し、逃げるように部屋を出た。


 帰り道、わたしは手のひらを見つめ、あれが何だったのか思い返していた。


 掴んだ時に感じた、蠢き。服の上からでも、はっきりと感じた。小夜子の皮膚の下で蠢く何かを──



 あれから三日が経った。小夜子はまだ大学に来ていない。

 あの日以来、わたしも小夜子の部屋には行っていない。バイトがあったこともあるが、小夜子のことを考えるとあの時感じたおぞましい蠢きが甦って来るのだ。嫌な想像が浮かび、考えたくないと思っていると、どうしても足が遠ざかってしまう。


 けど、さすがに三日も休むとなると、周囲の心配も増し、わたし自身もそちらの感情の方が増してくる。幸い、今日はバイトを入れていないので、わたしは小夜子の様子を見に行くことにした。


 出掛ける前、行くむねをメールで伝えるが、やっぱり返信はない。最悪の出来事を想像をしてしまい、酷い後悔に襲われる。わたしは急ぎ小夜子の部屋へ向かった。


 アパートに着き、部屋の様子を窺うために窓を見上げる。暗くなり始める時間なのに、部屋の明かりは付いていない。わたしの不安は更に増していく。

 転けそうになりながら階段を駆け上がり、部屋のチャイムを押す。返事はかえってこない。ここにきて、不安はあの時とは別の種類の恐怖に変わり始めていた。

 大家さんに連絡? 警察? 救急車? 頭の中が混乱していた。混乱しつつ、わたしはドアノブに手をかけた。


「……えっ!? 開いてる?」


 部屋のドアには鍵が掛かっていなかった。ドアが開くと、不安や恐怖が増していくのに、妙に落ち着いてしまう自分もいた。


「小夜子ー。いるー?」


 声をかけるが、やっぱり返事はない。中は静まりかえり、どこからか甘い薫りが漂ってくる。静かな足取りで小さな台所を抜け、小夜子がいるであろう部屋に向かう。

 部屋のドアを開けると、甘い匂いが一層濃くなった。匂いの原因は何か分からないままベッドの方を見ると、盛り上がった膨らみがモゾモゾと動いていた。


「よかった。いるじゃん」


 生存が確認できると、安堵からか一気に気が抜けた。だけど、部屋の電気を着けた瞬間、それは一変した。


「……なに、これ……」


 我が目を疑った。床一面にペットボトルの容器が散らかっていた。数日前に見た比ではない。何十本という量だ。しかも、そのどれもが甘いジュース。先程から漂っていた匂いは、このペットボトルの中に残ったジュースからのようだ。しかし、それ以上の衝撃はベッドの中にあった。


「……小夜子?」


 ベッドに横たわるそれは、わたしの声に反応し視線だけをギロリと動かす。

 そこにいるのは、骨と皮だけになった小夜子だった。身体を動かす力もない小夜子は、視線だけをわたしに送り、乾いた唇を僅かに動かす。


「……のど……が……かわ……く。あまい……のみた……い」


 小夜子はその言葉しか知らないかのように、同じ言葉を繰り返す。


「…………」


 声が出せなかった。ミイラのような姿の小夜子にもだが、膨れた布団の下で蠢く何かが、それ以上に恐ろしく、気になっていた。

 見るのは怖い。でも、何なのか確認したい。

 瀕死の友達を目の前にしているにも関わらず、わたしの内で恐怖と好奇心が入り乱れている。悩んでいる間にも小夜子は甘い物を求め、布団の下では何かが休むことなく蠢いている。

 わたしは意を決して、布団をめくった。


「ひっ!」


 声にならない声が出る。布団の下には、大きく大きく膨れた小夜子のお腹があった。お腹は小夜子の身体中の水分を集めたようにパンパンになって、今にでも弾けそうなほどだった。そして、その弾けそうな皮膚の下では、百円玉くらいの大きさの何かが大量に蠢いていた。


 小夜子の中に何かが居る。わたしが感じたあの蠢きも、これだ。


 直感的にそう結び付けたわたしは、急に気持ち悪くなり口を押さえる。湧き上がる吐き気を必死に堪えていると、先程まで同じことを呟いていた小夜子が急に呻き出した。喉の奥から苦しそうに声を漏らし、動かせないと思っていた身体を跳ねるように曲げては反らす。

 しばらくその行動が続くと、今度はピタリと動きを止め死んだように静かになった。


「小夜子?」


 声をかけると小夜子は両目を大きく見開き天井を見つめ、続けて口も大きく開けた。


「さ、小夜子っ!」


 小夜子はわたしの声に反応しない。その代わり、お腹の下にいる何かの動きが活発になる。ザワザワと何処かを目指した動く。骨と皮だけの喉にプックリとした膨らみができ、それが列をなし上に向かっていく。そして、それは大きく開いた口に顔を覗かせる。


 小夜子の口から現れたのは、小さな青い蝶だった。その姿は、あの日見たあのキレイな蝶と全く同じ。

 蝶はすぐに羽をひろげ、部屋の中を舞う。茫然と見つめるわたしの横で、小夜子の口からは蝶が一匹、二匹と次々と湧き出てきた。あっという間に部屋は青い蝶で溢れてしまう。何百匹という蝶が狭い部屋を飛び交う。蝶たちは出口を求めしばらく飛び回り、僅かに開いていた窓の隙間から全て飛び去っていった。


 部屋の中には蝶が飛び去って行った窓を茫然と見つめるわたしと、中身がなくなり動かなくなった小夜子だけが残った。




 虫の世界には他の種に擬態するもの、鮮やかな色で毒を主張するものがいる。

 そして、他の生物に寄生し、その宿主を操り自らを生かすものもいる。


 あの青い蝶は本当に蝶だったのか? 小夜子は蝶に操られ、餌となる甘い飲料を摂取していたのか?


 今となっては、もう分からない。


 ただ、小夜子からの産まれたあの蝶たちは、今もこの世界のどこかに生きている。



 次の宿主を求めて──




【終わり】



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