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一目惚れです①

ポイント評価、ブクマ評価ありがとうございます!いや〜、ここまで色々な人に読まれるとは思ってもいませんでした。凄く、嬉しいです!30話目に人物紹介的なのを入れます!これからもよろしくお願いします!


声が聞こえた方を向くと、オーガ達がいる中一人の少女がいた。少女の肌はオーガ達みたく赤くはなく、人間の肌と同じ色をしている。けれど、額から突き出ている一本の角がその少女が人ではない事を告げていた。服装は、ここらでは見かけないものを着ている。


「こ、答えろ!」


少女は私達に迫る。けれど、リアと私は答える事が出来ない。ゆーちゃんは、少女の方を見て目を輝かせている。


「・・・・・・こ、答えてくだしゃい」


少女は、目に涙を浮かべている。どうやら、心は弱いらしい。その少女の表情は、キリッとした目つきが垂れていて可愛く思える。


「ゆーー。あなたを私のものにする」


・・・・うん?おかしいな、変な言葉が聞こえたきがする。


「へ?・・・・はい?」


少女は、聞き返してきた。


「ゆーー、私のものにする」

「い、いや、そ、そういうのはもっとお互いに知ってからじゃないと」


少女は顔を赤らめて焦りながら、ゆーちゃんに答えた。すると、周りのオーガ達が一斉に私達に襲ってきた。


「オマエラゴトキガ、フザケタコトヲ・・・」

「ヒメヲ、オレタチヲ、ナメル・・・・」

「「「「「ガァァァァァァァァァァ・・・・」」」」」

「うるさい!ユゥゥゥゥゥゥ!」


ゆーちゃんは、襲ってきたオーガ達に向けて手を伸ばし何かをした。ゆーちゃんが手を元に戻すと、オーガ達は何かに切り刻まれたかのように細かくなっていた。


「・・え、う、嘘」


少女は、目の前で起こった事が信じられないようだった。そりゃ、そうだよね。私もゆーちゃんの強さを知らないと信じられなかったしね。


「ゆーーー」


ゆーちゃんは、ゆっくりと少女に近づいていく。


「や、やめて、こ、こにゃいで」


少女は呂律が回らないのか、少し噛んだ。噛んだ時の表情が可愛かった。


「大丈夫、恐がらないで、ゆーー」


ゆーちゃんは、そう言うが無理な話だと思う。オーガ達を瞬殺した人が近づいてくるんだから。それに少女は多分鬼人なのだから、ゆーちゃんは恐ろしい敵に見えてることだと思う。それに、私の目から見ても今のゆーちゃんは少し怖い。目は獲物を見つけた蛇のようで、確実に捉えようとしてる。


ーーぺろり


・・・なんで舌舐めずりをしたのだろうか。よくわからないけど、なぜか怖い。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



空から三人組が降ってきた。一人は黒いローブを着た人、一人は耳と尻尾がある人。そして、もう一人が私より小さい子供だった。私は仲間(オーガ)達と比べて背が半分くらいしかない。私は、自分より小さな存在を初めて見た。


私は、その人達に質問した。お前達は誰だと。すると、誰も答えなかった。私はもう一度聞いた。答えろと。また、誰も答えなかった。意地でもう一度だけ聞いた。少し泣きそうになったのは秘密だ。


すると、子供が答えた。「あなたを私のものにする」と。流石に私の聞き間違いと思い聞き直したが答えは同じだった。私は、驚きながらも嬉しいと思った。だって、可愛かったし。うん、いや、ねっ?わかるよね?例えば、妹がいたとしてお姉ちゃん(お兄ちゃん)大好き♡って言われたら嬉しいよね?その子が可愛かったらなお一層ねっ?


私がその子の問に言葉を返してた時、仲間達が三人組に襲いかかっていた。少し、残念と思ったけどしょうがない。私達はオーガだ。私達は魔物だ。敵は倒すのみだ。そんな事を思っていると信じられないことが起こった。その子供が仲間達を一瞬にして屠ったのだ。


私は恐くなった。先程まで可愛いと思っていた子供のことが恐ろしいモノに見えてしまった。その子は私に近づいてくる。ゆっくりと、少しずつ私の近くに寄ってくる。恐い、恐い、けれどなぜだろうか。その子の蛇のような目が心地いいと感じてしまうのは。



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