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彼女たちの記憶を共有した俺の異常な日常  作者: るでコッフェ
第二巻
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第39章 ナイラの恥じらい

 スカベンジャー部隊輸送機内、ナイラは危機的状況に立たされていた。


「ツインテール、落ち着いて!

 任務規定により、貴女はこのコスチュームを着用する義務があります」


 無表情なツインテール型アンドロイドは挑発的なデザインの衣装を機械の両手で握り締め、ナイラに強要しようとする。


 前夜からナイラはツインテールの核制御を無効化するため、あらゆる手段を試みていた。媚びる、褒美を餌にする、細い脚を舐める…全て無駄だった。彼女の誘惑術はロボットの論理システムに通用しない。


 力づくでも返り討ちに遭い、逆に縛り上げられる屈辱を味わった(※理解している諸氏はニヤリと笑ってください(˵ ͡° ͜ʖ ͡°˵))。


 ツインテールのプログラマーは特殊な調教アルゴリズムを仕込んでいた。一晩中、ナイラは"訓練セッション"に従わされ、気高さの大半を剥ぎ取られた。


 輸送機は夜明け前から目標の洞窟上空を旋回。10分前、ツインテールの右こめかみのセンサーランプが点滅し、貨物室から黄色いネオンの過激な衣装が出現した。


「機雷処理班27号、直ちに化学防護服を着替えよ。

 10秒後、必須手順を開始する」


「拒否するわ!こんなもの着るのは狂人だけよ!」

 ナイラが歯を見せる。この衣装を着た自分を想像し、恥ずかしさが瞳を曇らせる。


「カウントダウン開始:10…2、1。

 協力拒否を確認。強制プロトコル発動」


 機械の手で防護服の襟からベルトまで引き裂かれる。


「このエロロボット!!」

 ナイラは腕で身体を隠し、抵抗を諦めた。ツインテールは奇抜な衣装を着せつけるのに成功する。


「いいわ…設計者には帰還後に消えてもらうから」


 さらに悪夢は衣装内の帯電した毛が、特に股間の震えを止められないほどの刺激を与えることだった。


 極限の刺激でナイラは太腿をぎゅっと交差。しかし締め付けるほど摩擦が激化し、抑えきれない吐息が零れる。


 100km先のハジメも連動し、不自然に腿を硬直させ顔を赤らめた。「んっ…くっ…うっ…」歯の間から漏れる苦悶。


「ひーちゃん、大丈夫?」

 姉が震えと冷や汗をかくハジメを見つめる。


「だ…大丈夫だって」


「我慢ならなかったら、姉さんが『熱』冷ましてあげるわよ~」

 姉は悪戯っぽい笑みでウィンク。


「違うってば!」

 ハジメの反論は虚しく、姉は今夜の"緊急消火作戦"を画策していた。


(注:この章は完全にコメディパロディです!)


「地雷掃除人27号、降下準備完了」


 ツインテールはナイラのリュックにAK-47風武器を押し込むと突然…ドッカーン!ナイラの足元が崩れた。


「はあ!?」抗議する間もなく空中へ放り出される。「ツインテールこのバカァァ――!!」


 モザイク模様の黄色い物体が流星のように落下し、Lineaを包囲する敵軍の注意を引き裂いた。


「偵察員!状況報告!」民兵指揮官が叫ぶ刹那、12人の哲学者に剣を向けられたような錯覚に襲われる。


 望遠鏡を覗いた偵察兵の目が焼けるような痛みを感じた。「あれは...人間の形をしているが…」鼓動が早まる中、彼の口から零れたのは:「可愛い...?」


 ドカ――ン!!モザイク物体が指揮官の顔面に直撃。瀕死の彼に見えたのは、花火模様の杖を持ちニヤリ笑う不条理なシルエットだった。


 爆発の煙が晴れると、民兵たちはよろめきながら歩くモザイク模様の人影を目撃した――足はガッチリ締め付けられ、体全体がシュールで可愛いオブジェに覆われ、手には花火模様の杖。


「や、やめろ!近寄るな!!」民兵が後退しながら叫ぶ。


 人影が杖を振るう。プシュ――ッ!クモの巣のような白い泡が十数人の民兵を襲い、奇妙なポーズで硬直させた。


「あいつ弾丸効かねえ!!」別の民兵がパニックに陥る。

 ドン!ドン!撃ち返された弾丸が自軍に降り注ぎ、血の代わりにカラフルな爆発を起こす。


 遠くで状況を見守るリネアの顔が嫌悪で歪んだ。「あれ...何よ...!?」


 未だコスチュームの振動で震えるナイラがリネアへよろめきながら近づく。「リネア、お願い...これを外して――」


「近寄るなよこの変態!」リネアがライフルを突きつけながら頬を赤らめる。「この...エッチなモンスター!」


 リネアの視界では、ナイラはサイケデリック模様の失敗作メイド服を着て、アニメのペニス模様が描かれた「魔法の杖」を振り回すグロテスクな存在に見えていた。


「作者!!」ナイラが突然空を見上げ甲高い声で叫ぶ。「私は天才で狡猾なヒロインよ!ドタバタコメディのキャラじゃないわ!!」


「あっ...ええと...プロットエラーかも」ナレーターが突然燃え出す台本を見つめながら呟く。

(注:本章はパロディです!真面目な展開は次章へ!)


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