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第10.5話 都市貴族クレイヴ家(後編)

「ええ? お父様はあの豚の味が気にならないのですか?」

「ならんな。所詮は、獣人が作ったものだ」


 アルフォンス閣下はやれやれと首を振る。

 やや憤然としながら、帯同したアリアに詰め寄った。


「女王陛下、これはどういうことですかな?」

「どういうことって?」

「私にこの豚を見せて、あなたは私に何をお望みなのでしょうか?」

「閣下は勘違いしておられます。ボクは何も……」

「とぼけないでいただきたい。……大方、エストリア産の豚を私の流通網を使って、売買される狙いでしょうが、無理です。何故なら、この豚は売れないからです」


 売れない、とアルフォンス閣下はきっぱりと言い放つと、説明を続けた。


「商売において優先すべきは価格や品質だけではありません。『誰が売るか』『誰が作るか』もまた重要なのです。この豚があなた方の作ったものだと知れば、誰も買わなくなるでしょう。そしてそれを売った我々も信用を損なうことになる」

「お父様、いい加減にしてください。獣人が作ったからなんなのですか。この豚はここにいるみなさんが創意工夫を凝らし、育てた大事な豚なんですよ」

「お前は知らないのだ。エストリア王国の悪名を……。それに見て見ぬ振りをしていようと思いましたが、その少年はセリディア王国のルヴィン王子ですよね。エストリアに攫われたと聞きましたが、噂は本当だったとは……」

「え? ルヴィン王子?」


 アルフォンス閣下は僕を指差す。


「なに言ってる()! ルヴィン様は攫われたわけじゃなぐで」

「落ち着くんだ、フィオナ」


 憤るフィオナを制したのは、僕ではなくアリアだった。

 そのアリアはアルフォンス閣下の前に進み出る。暴力でも受けると思ったのか、閣下は悲鳴を上げながら腰を引く。しかし、その拳が閣下の顔に落とされることはなかった。


「誠に申し訳ありません、閣下。また閣下が勘違いなさる言動があったことは確か。重ねてお詫び申し上げます。その上で閣下には、晩餐の席についていただけないでしょうか。どうかこの通り」


 普段は自由奔放な女王様が、深々と頭を下げる。

 アリアは僕がいたセリディア王国に対して啖呵を切ったことさえある。あの時なら獣人を侮辱した相手に殴りかかっていたかもしれない。

 だから他者にここまで切実に訴える姿を見るのは、初めてだった。


「どうか、閣下」


 アリアが頭を下げると、ついてきていたマルセラさん、フィオナ、リースさんも頭を下げる。そして、そこに僕とエリザが加わった。


「王子……。エリザまで。…………わかりました。食べるだけですからな」


 根負けした閣下はやれやれと首を振った。



 ◆◇◆◇◆



 かくして晩餐会は開かれた。

 料理は僕、給仕はフィオナ、ホストはもちろんアリアだ。

 アリア、エリザ、アルフォンス閣下が席に着くと、まず食前酒をグラスに注いだ。


「私は結構だ。すぐに帰って、仕事をしたいのでな」

「では、お水になさいますか?」

「水? ああ。それでいい」


 アルフォンス閣下は終始ぶっきらぼうな態度だ。横でエリザが小さく拝み手で、僕やアリアに謝意を示している。この閣下の機嫌を180度ひっくり返すのは、並大抵のことじゃないだろう。


 フィオナはグラスに水を注ぐ。

 儀礼的に乾杯すると、アルフォンス閣下は水を一口飲む。

 すぐに顔色を変えた後、もう一口飲んだ。


「うまい。この水、まったく臭みもなく、後味も悪くない。泉の水か?」

「お気に召したようで何よりです。こちらはエストリアの森で汲んだものです」

「森で? 泉の水ではないのか?」

「これは湧き水です、閣下。我が国の森にはたくさん湧き水があり、我々は日々それを飲んで暮らしているのです」

「わ、湧き水だと……!」


 それまで揺れていたアルフォンス閣下の膝が、ピタリと止まる。


 大陸全土を見ても、湧水所はとても貴重だ。

 一般的に飲み水といえば、川の上流や泉の水と決まっている。

 中でも湧き水は最高級品だ。価値が高く、王族や一部の大貴族しか飲めない。セリディアでは王族以外、飲んではいけないことになっていた。


 そんな貴重な水を、エストリア王国では庶民から女王陛下まで口にしている。

 豚に与えるぐらい、この国では飲料水が豊富なのだ。


「な、なんと……。もったいない」


 アルフォンス閣下は、大取引に失敗したかのように頭を抱えた。

 売った買ったの世界の中の人にとっては、理解できない考えかもしれない。


 そんな閣下の前に、前菜が届けられる。


「まあ! カプレーゼ!」


 エリザは赤、白、緑の3色で彩られたお皿を見て、目を輝かせた。

 カプレーゼは大陸中央でよく食べられる伝統的な料理だ。

 トマト、チーズ、ハーブの葉に土地特性のオリオオイルと、果実酢をかけて食べる。ちなみに赤、白、緑はクレイヴ家の紋章にも使われている色だ。


「土地のものを食べるのも旅の醍醐味ですが、まずは食べ慣れたものをと、お出ししました。お口に合うといいのですが……」

「ご配慮ありがとうございます。ルヴィン王子」

「ルヴィンでいいってば、エリザ。ここでは僕は料理長なんだから」

「それではせめてルヴィン様、と」


 エリザはトマトとチーズ、ハーブの葉を一気に頬張る。


「おいしい! トマトはよく冷えてて、とっても甘いですわ。チーズは普通のモーレアンチーズのようですが、ハーブがバミルではありませんね」

「ルガケアの葉を使いました」

「ルガケア? 確か貴重な魔草では?」

「なのですが、実はこの辺りでは道ばたの雑草並みに生えてまして。料理の材料として使ってるんです」

「貴重な魔草が、ざ、雑草!」

「定期的に駆除しないと、他の魔草の成長が遅れるんですよ」

「まあ……!」


 エリザは息を飲む。

 続いて出された料理に、アルフォンス閣下がいち早く反応する。


「パスタか……!」

「閣下の好物がパスタとうかがいました。大蒜と鷹の爪、オリオオイルで炒めたペペロアチーナです」


 ねじりながら盛りつけたパスタの上には、大蒜、鷹の爪、キノコがのっていた。彩りは鮮やかというよりは賑やかで、皿の上で祭りを催しているようだ。僕は最後に薄く切った黒色の食材をかける。一気に香りが際立ち、部屋を満たしていく。


「盛りつけも素敵ですわ。それにこの香り……」

「普通のぺぺロアチーナではありませんな。この黒いのはもしや」

「それは――――」

「お待ちを、殿下。ふむ。この森を凝縮したような芳醇な香り。よもや黒トリュフではございませんか?」

「正解です、閣下」

「や、やはり!!」


 ニコッと笑うと、アルフォンス閣下は雷に打たれたかのような固まった。

 テーブルから落ちそうになり、近くに立っていたマルセラさんに支えられる。


「で、殿下……。黒トリュフがなんと呼ばれているかご存知ですか?」

「確か『食卓の黒ダイヤ』でしたか」

「そうです! これを巡って、戦争が起きたほど貴重な食材なのですぞ」


 その異名を聞いて、今まさに黒トリュフがふんだんにかかったパスタを食べようとしたアリアが手を止める。


「そんなに貴重だったんだ。週一で食べてるから、一般的な食材だと思ってた」

「しゅ、週一!!」

「そこらじゅうにあるよ。ボクたちはあんまり食べないけどね。変な匂いするし」

「へ、変なにおい……」


 ついにはアルフォンス閣下は白目を剥いて、倒れそうになる。

 そういう反応になるよね。市場に出れば、片手ぐらいの大きさでも小城が建つっていうぐらい貴重な食材なんだから。かくいう僕も、森を散策していた時、黒トリュフがゴロゴロ転がっていて、慌てたものさ。

 皇帝陛下から現地で見て聞くことの大切さを教わったけど、まさか黒トリュフを発見できるとは思ってもみなかった。


 気絶する閣下の横で、エリザが口を付ける。


「おいしい。ピリッとしたぺぺロアチーナに、黒トリュフの複雑な旨みがマッチしてますわ。噛むとふわっと風味が広がって……。まるでエストリアの森の中にいるみたいです」


 こちらも気に入ってくれたらしい。

 本場の人に褒めてもらえると、料理人冥利に尽きるというものだ。


「どうですか、お父様。ここの料理は……?」

「悔しいが認めるしかないな。獣人の(ヽヽヽ)国で食べられる料理のクオリティではない」

「またそういう言い方を……。晩餐の席まで失礼ですよ」


 エリザはアルフォンス閣下をたしなめる。

 どっちが親で子なのかわからないや。


「聞き慣れてるから気にしないで。それより次の料理が気になるね」

「たしか……、まだ豚料理が出ていませんね」

「ルヴィンくんの渾身の逸品だよ」

「本当にルヴィン様が調理をしてらっしゃるのですか?」

「そうだよ。彼はボクがもっとも信頼している料理番だからね」

「ルヴィン様が女王の料理番……?」


 やや時間を置いて、僕はメインの料理を引っさげて、席上へと戻ってくる。

 フィオナにお願いして、それぞれの席に皿を置いてもらった。

 銀蓋を開けるように合図すると、ふわりと芳ばしいい香りが鼻を突く。


「これは……」

「カツレツか」


 2人の目の色が変わる。

 本日3品目も、大陸中央ではよく食べられている料理だ。


「今宵のメイン――黒豚肉のカツレツになります」



 ~ ※ ~ ※ ~ ※ ~ ※ ~ ※ ~ ※ ~ ※ ~ ※ ~


 カツレツの作り方

 ① 余分な脂身を取り除く。

 ② パン粉を振りながら、肉叩きや包丁の背で叩き、指先程度の厚さにする。

 ③ 卵、塩、チーズ、食用油をフォークで混ぜる。

 ④ ②の肉を③の液につけ、パン粉を両面につける。

 ⑤ フライパンに、豚肉が半分浸かるぐらいまで油を入れ、よく温める。

 ⑥ ⑤のフライパンに、④の肉を投入し、両面が狐色になるまで焼く。

 ⑦ 仕上げに牛酪を加え、衣に匂いを吸わせる。

 ⑧ 余計な油を切り、付け合わせの檸檬とのせて完成


 ~ ※ ~ ※ ~ ※ ~ ※ ~ ※ ~ ※ ~ ※ ~ ※ ~



「おいしそうですわね、お父様。衣がこんがりしてて」

「う、うむ……(ごくり)」


 早速2人はフォークとナイフを持つと、口を付けた。


「「うまい!!」」


 クレイヴ親子の声は、見事に重なった。


「お肉がやわらかい。噛んだ瞬間、肉汁が溢れ出てきて。口の中が豚さんで埋まってしまいます」

「衣が薄いのは一般的なカツレツだが、こんなにサクッとした食感は初めてだ。だが、何よりも肉の弾力感が素晴らしい。咀嚼した時に感じる奥深い旨み……、これが」


 アルフォンス閣下は顔を上げる。

 目が合うと、僕は頬を弛めて、答えた。


「そうです。これがエストリアの黒豚肉です」


 赤身がやわらかで、熱することによって旨みが増すのが最大の特徴だ。

 さらに脂分が少なく、ヘルシー。女性でも子どもでも食べやすく、特に赤身を好む獣人にはウケていた。豚肉がおいしくて、他の肉が食べられないとクレームが王宮に来たぐらいだ。


 今度はアルフォンス閣下は檸檬を手にする。

 指で摘まみながら、豪快に回しかけていた。

 そこには、もう怒れる大商人の姿はない。玩具を見つけた子どもみたいに無邪気に笑い、カツレツを堪能する貴族の姿があった。


「檸檬汁とも相性抜群だ。脂っぽい味を檸檬の酸味が爽やかにしてくれる。年を取った私の胃には必需品だな」

「付け合わせのお野菜もシャキシャキしてておいしいです。こちらは酢漬けですね。そういえば、お母様がつけてくれた酢漬けも思い出しますわ」


 さっきまで喧嘩していた親子は、今ではすっかり絆を取り戻しつつあった。いつしかクレイヴ親子は、カツレツを囲みながら、国や家族、近くのレストランの話を始める。

 いいなあ。親子の会話だ。僕も昔はああして父上とよく料理について話していたものだけど……。


 カツレツを絶賛したのは、クレイヴ親子だけではない。アリアもそうだ。

 その彼女はマナーに則り、一旦フォークとナイフを脇に置く。

 改まって、2人の親子の方を向いた。


「閣下、そしてエリザ嬢。気に入っていただけましたか?」

「とっても。素晴らしい饗応に感謝申し上げます、陛下。父も喜んでいますわ」

「それは良かった。……そこでもう1度、お願いします。どうか我が国に力を貸してはくれないでしょうか、クレイヴ閣下?」

「女王陛下……」

「懸念されてる通り、我が国には血塗られた過去があります。それが獣人にとっての呪いになっていることも……。ですが、ボクたちはこの国を、この森を守るために戦った。それは戦争に参加したどの国と変わらないはず。どうかそれを閣下だけではなく、閣下の物流網を使って、広めていただきたいのです」


 女王として、国の君主として、アリアは再び頭を下げる。

 その姿を見て、僕も頭のコック帽を取った。


「僕からもお願いします、閣下。アリアたちのおかげで、この森の貴重な資源を守られました。アリアたちはその資源を世界に還元しようとしています。それが命を亡くした人への敬意と贖罪となると、僕とアリアは考えています」

「ボクたちにその機会を与えて欲しいんだ!」


 僕とアリアは頭を下げる。さらにはマルセラさん、フィオナも加わった。

 最後にはエリザまで席を立ち、自分の父親に向かって深々と頭を下げた。


 アルフォンス閣下はカツレツを平らげた後、ナプキンを取って机の上に置く。

 はあ、とため息とも取れるような息を吐いた。


「私は怒っておるよ」

「お怒りはごっとも。ですが……」

「いや、そうではない。自分への怒りだ」

「え?」


 アルフォンス閣下は立ち上がり、窓の前に立つ。

 陽は沈み、すでに外は真っ暗だ。けれど月明かりは強く、闇の中でエストリアの森が朧気に浮かんでいる。


「大陸に、こんなに素晴らしい土地がまだ残っていたとはな。なのに私ときたら、子どもの教科書程度の情報に踊らされるとは……。人任せにして、すっかり商売の勘が鈍っていたらしい」

「そういう時もあります。人間も、獣人も」

「あなたにしてもそうだ、王子。私はてっきり奴隷のように扱われておられるのだと思っていた。それは誤解のようだ。女王の料理番か……。国でもっとも信頼されているからこそ、あなたは今の地位におられる」


 アルフォンス閣下は空となった皿に目を落とした。


「この料理を食べて、目が覚めました。ありがとうございます、ルヴィン王子。いや、女王の料理番殿」

「では……」

「是非。手伝わせてください。贖罪などではなく、新しきエストリアの国作りを」


 アルフォンス閣下は深々と頭を下げる。


 こうしてクレイヴ伯爵家という強力な味方をつけたエストリア王国は、大陸の経済圏に正式に参入することになったのだった。



 ◆◇◆◇◆  お父様は甘えたい  ◆◇◆◇◆



 エストリア王国にて、良い取引を終えたアルフォンスは馬車に揺られながら余韻に浸っていた。ヴァルガルド大陸は広いが、すでに国やら領地やらですでに飽和状態だ。しかし、あれほど広くて、豊かな土地が手つかずのままで残っていたことに、驚きを隠せなかった。


 何より驚かせたのは、ルヴィン王子だ。

 かつて第七王子と呼ばれていた子どもが【万能】というギフトを持ち、呪いによって使用できなくなったことは知っている。その後は音沙汰を聞かず、死んだかどこかに軟禁されているかと思っていた。いずれにしても王位継承権争いから離脱したことは確かだ。


 もうルヴィン王子には旨みがない。

 権力者に群がるハイエナたちはこぞって陰口を叩いていたことを、アルフォンスは知っている。しかし、今日見たルヴィン王子は、話に聞いていた【万能】の王子そのままだった。


「復活なされたルヴィン王子と、新王国エストリアか……。面白い組み合わせだ」

「お父様、ルヴィン様がどうされたのですか?」


 エリザは行きとは打って変わって嬉しそうな父の顔を覗き見る。

 アルフォンスはさらに唇を弛めて、エリザが膝に置いた箱を指差した。


「それよりその箱はなんだ、エリザ」

「ルヴィン様からいただいた包丁です」

「包丁??」


 エリザは箱を開く。確かに万能包丁だ。綺麗に研がれ、磨き上げられていた。


「わたしもルヴィン様のようにお料理をしたくなって。ならば――と、いただいたのです。お父様……。貴族の娘は料理をしてはいけませんか?」

「勧められるものではないが、お前の人生だ。好きにせよ」

「ありがとうございます、お父様。大好きです」


 エリザはアルフォンスの腕を取り、甘える。

 最近は大人びて見える愛娘だが、まだまだ甘えん坊らしい。


「料理を作ったら、まずは父に食べさせてくれるな?」

「どうでしょうか? 最初はルヴィン様に食べていただきたいですわ」

「な、何故、ルヴィン王子なのだ。もしやエリザ…………。いかん。いかんぞ」

「お父様? 何がいかんのですか?」

「だって……。エリザたんの料理は、パパ一番食べたいんだもん!!」


 アルフォンスは街道の真ん中で叫ぶ。


 父もまた娘に甘えたい盛りだった……。


お父様、子離れしろ!

そう思っていただけたら、ブックマークと後書き下部の☆☆☆☆☆を★★★★★にしていただけると嬉しいです。ランキングが上がるのを見ると、めちゃくちゃテンションが上がります。

よろしくお願いします。

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― 新着の感想 ―
3人目……新たな雌の匂い…………獣人なら一夫多妻制でもいいのでは?つまり……
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