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江戸川区編15・エピソード1・リサ→ケゲン

「青の人の本部だから何?」

「理解力ないな、外人はー」

「それヤメろ」

うどんを食べながら話は続く。

「ナカガワザトが青に拐われた。それを知ったシンノジョウは絶対助けに来る。ケゲンもいるなら2人で絶対来る。それだけ」

「絶対?」

「絶対。高校の時からあいつらはそういう奴らだよ」

嘘をついてるようには感じなかった。って言っても私が嘘を見破るのが得意とかはないんだけど。

「信頼してるんだね。2人の事」

こう言った私の内心は素直にすごいと思う気持ちとリサの気持ちへの嫉妬半々の状態。

「信頼・・・なのかなぁ。前からそうなだけ。あの2人だけじゃないよ、高校の時のクラスメートは皆そんな感じに思ってる。信頼度は皆同じだよ」

リサはまるで目の前にアルバムがあって、それを懐かしく眺めるような目で言った。

「・・・・ケゲンくんとは高校の時どうだったの?」

「別に恋愛的なのはなかったよ」

「そ、そんな事聞いてないやい!」

「焦ってる焦ってる面白いー」

実はそういう含みもあったけどさ。

「全部話すのはめんどくさいから細かい所はケゲンから聞いて。ナカガワザトが話すのはナカガワザトから見たケゲンの事で良い?」

「それで良いよ、リサの事興味ないし」

「オイ〜少しは興味持て〜☆」

そしてリサは話してくれた。

「ケゲンはよく分からない奴だったな。何か考えてるようで何も考えてなくて、イキナリ色々やり始めたり・・・・変な奴だった!

ケゲンと初めて何かしたのは4月の初め、委員長決める時だった。先生が立候補でって言った時誰もやりたそうにしてなかったしナカガワザトそういうのやりたい人だから手を挙げたらケゲンも追うように手を挙げてきた。

何か競ってるみたいに。

それでジャンケン勝負になってナカガワザトvsケゲン!1回勝負!勝った方が委員長!

あいこが何十回も続いて、放課後まで続いた。見守るクラスメートと先生。汗が飛び散り腕を上げるのも辛くなってきてそれでもあいこは続いた。結局ナカガワザトが負けた。ケゲンが委員長になった。

決着が着いた時ケゲンが言ったんだ『1回勝負の緊張感!あいこの連続!死闘!これぞ青春!!』

ナカガワザト思ったよ・・・こいつヤバイって。

ナカガワザトよりヤバイやつがいるなんて思ってなかったからさ。

その後の副委員長戦でも『アイツ』にも負けてナカガワザトは何にもなれなかったよ。

頭おかしくて、変だし、よく分かんないやつだけと嫌じゃなかったよ。

こんなナカガワザトでも受け入れてくれたっていうか普通だったし、特別な事とかしてくれた訳じゃないんだけどさ。

あっ力の事は少し手伝ってくれたか。

まぁこんな所かな。あとはシンノジョウとかから聞いてよ。」

・・・・。

・・・・。

色々と!ツッコミたい所はあるんどけと!ありまくりだけど!

とりあえずケゲンくんは相変わらずで今より酷くない?

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