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【コミカライズ決定】プラス的 異世界の過ごし方  作者: kyo
18章 権威に群がる者たちの輪舞曲

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第1139話 立太子

 その日のうちに、顧みる試験の終了が告げられた。

 2日後までにレポートを提出されるように言われる。

 第六夫人のこと。キリロフ伯のこと。メルヴィル侯爵のこと。

 庭園への通路での紫龍やドラゴン、魔物の戦い。

 ドラゴンの赤ちゃんのこと。全ては秘匿されることと、新たに誓約が交わされた。

 ま、それからすぐにドラゴンの赤ちゃんのことだけは外されるんだけど。


 次の日はもう学期末の試験だった。

 慌ただしかったし、敵以外には療養中と思われていたから、深く追求されることもなく、みんなに過保護にされたけれど、それだけだった。


 症状の酷かった何かに憑かれたような人たちは、時間をかけ兄さまが払って回った。ニーナ嬢もだ。

 フローリア王女殿下の遊び部屋に持ち込まれたものを調べていくと、鑑定などでも引っかからないんだけど、火をつけると勢いよく燃えるという。

 フローリア王女、アリやクイたちはこれを「臭い」といい、試しに兄さまが「物」に対して家宝の件で払うと臭さはなくなったし、火をつけても普通の燃え方しかしなくなった。


 それにより導き出されたのは……。

 禁忌の神に祈り力がのった何かを払える兄さま宅の家宝で払えるのだから、恐らく堕神の力がのったものであろうということだ。

 効き目は100%というわけではない。同じようにそれの近くにいても効き目が現れる人と現れない人がいる。現れる人は、ストレスの多い状態。追い詰められていたり、不平不満があると効きやすいようだ。

 堕神といえど、神さまにシュタイン家を嫌う、そういう願いを込められちゃたまらないなと思ったけど、効能に幅のあることから、ネガティブな思想であることは間違いないけれど、シュタイン家を嫌うというストレートなものではなく、渡す人の願ったことがより伝わりやすいものではないかと思われ、これからは「堕神具」として認識していくことになった。


 ロクスバーク商会、セレクタ商会は粛正された。キリロフ伯から命じられたことだと厳しい尋問の中でそう供述したそうだ。

 ロクスバーク商会は、ウチとセローリア家に亀裂が生じるようにすること。表向きは第四夫人に従うようにすること。セローリア家の積荷に用意された生き物を紛れ込ませたことを認めた。ロクスバーク商会は王家御用達の次に、外国の王族との取り引きを願っていて、それらがうまくいったら紅茶葉で有名なレミゼト王国と繋いでもらえるはずだったらしい。

 セレクタ商会は集会に必要なものを提供し、堕神具をばら撒いていたことを認めた。堕神具はキリロフ伯サイドが用意したもの。前身の商会が潰れかかった時、どこの銀行からも貸付を受けられなかった時にお金と知恵を貸してくれたのがキリロフ伯。その彼が集会を手伝っていて、その手伝いをしていたという感覚だったようだ。

 ロクスバーク商会、セレクタ商会が、そう認めた次の日、からかさちゃん一家のロイター家、ブライに婚姻話を持ちかけたダナ家は夜逃げ同然に姿を消した。セインへ帰化したのだろうと思われる。

 キリロフ伯もやっと口を割り始めたところで、彼は暗殺されてしまった。


 世間一般には、キリロフ伯が第六夫人を唆して起こした、第二王子殿下を王太子から引っ張りおろそうとした事件として公表された。

 シュタイン家は悪評があったことから目をつけられ、全てわたしの企てとする計画だった、と。ドラゴンに国を潰させるつもりだったところは公表しなかった。


 公表して「それいい手じゃん」と考える人が出てくると困るかららしい。でもドラゴンを捕らえるってこと自体難しいと思うけどね、一般的に。

 それから企てたのはセインだとわかっているけれど、国として抗議するには証拠が弱い。キリロフがいなくなってしまったのは大きな痛手だ。第六夫人もこの計画の要人だろうけど、セインとの関係は全く見えない。関係者でセインと関わりがあったのは息子をセイン国に留学させていて、セインに何度も行っているキリロフ伯だけだったから。

 ドラゴンの話を出せば、国の中の話だけではなくなってしまう。だって国を潰すとしたらどう考えたって、他国からの企てだもんね。大人の事情でそう言えないので、ドラゴンで潰されるはずだったところはカットして、あとは事実が公表された。


 集会の関係者はそれぞれに罰がくだった。

 カドハタ家は目をつけられたところで不憫ではあったけれど、船舶権をいくら娘の婚約者だからだといっても。譲渡していたのは悪いことなので船舶権が取り上げられた。

 ミューエ氏が脅して無理やりやらせたと言ったからそこで温情はあったんだけど、結局集会で嘘のお芝居を事実だとして広めたこと。その内容が特定の貴族を貶めるものだったこと。学園の同じクラブの後輩にやらせたことなど、リン・カドハタは厳重注意となった。厳重注意とは、この人にはそういうことがありましたよと、経歴に残されることらしい。

 リン・カドハタは学園を辞めた。自主退園だった。ニーナ嬢とクラリベルに謝ったらしい。悪いことだと知っていた、と。けれど、自分のあやまちを公表されたくなくて、結果、引き摺り込んでしまったのだと。

 お芝居に巻き込んだのがニーナ嬢とクラリベルだったのは、彼女の目から見て有望な後輩と思っていたからだそうだ。そして自分の目に狂いはなかった、悪いことに巻き込んだのは悪かったけどと告白したという。後輩のふたりはリン・カドハタ嬢を許した。カドハタ嬢は学園ではない場所で1からやり直すそうだ。

 ニーナ嬢とわたしたちに協力してくれたクラリベルは、もちろんお咎めなし。

 

 ダンマリを続けた第六夫人は、キリロフ伯が亡くなり警備が強化された次の日に姿を消した。牢屋の中から忽然と消えた。


 D組の教室に幼いドラゴンが飛び交う。これも見慣れた光景になった。

 試験の答案用紙を返されるたびに沸く子供たちを、興味深そうに見ている。

 全く試験勉強をしなかったので、散々な結果を予想していたけど、悪くない点だった。というのも、試験前にここだけおさらいしとけってアダムがチェックしてくれた教科書を、試験直前に見直したのが効いた。5ページ中1箇所とかのチェックのところもあり、ホントかよ?と少し疑ってしまったけど、その通りだった。頭のいい人ってそもそもが違うんだなーと悟った。

 赤ちゃんたちはいくら止めてもなんでもカミカミするので、わたしの答案用紙はよだれつきの穴あきだらけとなる。手とか噛んでくる時は加減をしているみたい。手に穴があいたことないからね。日々成長だ。

 もちろん秘密基地に、聖歌の玉を置き、もふもふ軍団たちに任せて学園に来たんだけど、赤ちゃんたちはルームを利用して木漏れ日の間から学園に来てしまうのだ。生まれながらに魔力を使える赤ちゃんたちは、一度通ったルームなら行き来が可能だった。すでに仮想補佐より魔力操作のレベルが上回っているようだ。

 最初は騒然となったけれど、子供は慣れるのも早い。

 わたしにドラゴンの赤ちゃんたちがひっついているのも、気にしなくなっていた。


 学期末の試験が終われば、年度末の学力試験があり、試験休みが終わればロサたちの卒業式となった。

 今まで学園生であった彼らは、なりたい自分になるために、それぞれの道を歩き出す。在校生は式には出られないけど、次の日の卒業パーティーには卒業生からのお誘いをもらえれば参加できる。

 わたしはブライのエスコートで参加。

 みんなとても素敵な装いだった。

 今まで会おうと思えばすぐに会えた。それが難しくなると思うと、やっぱりかなり寂しいけど。未来に向かって歩き出す友達を、仲間を、心から祝福したいと思おう。


 親しい人たちと頑張って踊った。

 みんななんでわたしを持ち上げてくるくる回したがるんだろう? 小さい子扱いだよね、かなり。みんなと「今までもとても楽しかった、これからもよろしく」と挨拶して。踊って。

 アイボリーさまやマーヤさま、アイリス嬢とも踊ったんだ。アイリス嬢とはどちらも男性パートを踊れるほど上手くないので、音楽に合わせておしゃべりしながらふたりでくるくる回ってた。

 これから会える機会はグッと減るだろうけど、会った時、きっと気持ちは学園生に戻って、仲良くできるんじゃないかと思う。

 だからずっと頑張って笑った。寂しい気持ちに負けないように。

 生徒会メンバー男子とは、ダンジョンに行く約束もしているし。きっとまたすぐ会える。


 卒業パーティーが終わり、王位継承権を持つ王子の顧みる試験に参加した生徒が王宮に呼ばれた。褒美をもらうためでもあり、豪華な食事も用意されていた。

 夫人の中に立太子を妨害しようとしていた人がいたわけだから、みなさま心が落ち着かないだろうなーと思っていたものの、わたしなんかにはどうすることもできない。だからこの機会に皆さまの顔を見ることができて、穏やかに笑っていらして、よかったと思う。

 食事が終わると、お茶が配られて、陛下が口火を切った。


「危険な思想を持つ団体がいた。余は次代を担う学園生たちにその解決を依頼した。王子たちを中心とし、王子たちをどう見るかというのも教えて欲しいと願った。

 皆は見事解決してくれた。集会の裏で王子や王女たちみんなが狙われていたんだと思うと肝が冷える。それを防いでくれたのは皆の力だ。礼をいう。王子、王女を守ってくれて感謝する」


 まさか陛下からお礼を言ってもらえると思って中た学園生たちは、こんな時どうすればいいかわからないし、また身の置き所がなくて慌てた。


 陛下はレポートも全て目を通し、どれもとても参考になったと言った。

 そして集会に忍んだ悪事を暴いてほしいと願ったことが、王室の人間が関わっていた大事だいじであり、そんな大きな事件にまだ成人していない子供たちに任せたことになり、申し訳なくも思いもしたが、このメンバーでなかったらきっと辿り着けなかった。表の集会だけを取り締まり、潜む悪の芽を完全に摘み取ることができなくていずれ大きく花開いたとき、今よりももっと大きな危機となったことだろう、だから君たちに任せてよかったと思っているとそう結ばれた。


 ひとりひとりにお言葉と褒美を渡され、みんな顔が上気している。

 そして参加した王族である、王子殿下たちからも話す機会が与えられた。


 コリン殿下は、自分は王位継承権は手放しているけれど、その目には見えない権力が周りの人にどんな影響を与えるのかを垣間見れたと語った。そして兄たちが日頃からどんな覚悟を持って生きているのかも見ることができて、自分は支えていきたいと改めて思ったと口にした。

 そんなお兄さまを嬉しそうにアガサさまが見ていた。


 バンプー殿下は、この件に対して体当たりできたと語った。そして「友」を得られたのは何より嬉しいと。

 殿下は手をきつく握りしめて、一瞬下を向いた。そして顔を上げる。


「今回のことを通して、自分がいかに傲慢だったかを知りました。友人に必要性を感じていなかった。同年代の考えることは幼いと思っていたから。でもそれは私が向き合って話していないからだったと知りました。私が話をきちんと聞いていなかっただけだと。

 それから自分を優秀だと思っていました。なんでも一人でできると。

 でも、そんなことは決してなかった。私はブレド兄上をどこかみくびっていたようです。賢く優秀で優しいだけだと思っていた。

 私はユルゲンの意思を変えられなかった。けれど、誰もがそうだと思った。彼にはもう言葉が届かないのだと。

 でもそれは違いました。私はいつの間にかユルゲンのことしか、狭い範囲でしか物事が考えられなくなっていました。

 でも兄上は、ユルゲンの事情を加味しながら、いいことと悪いことをきっちり話して聞かせた。だから頑ななユルゲンにも言葉は届いた。

 私は自分を顧みて、まだまだ資格がないと思いました。ブレド兄上に王位についてほしいと思いました。

 ……ぶっちゃけると、顧みて、自分は表に出るより、兄上の補佐に回った方が能力を発揮できる気がしました」


 そう明るい砕けた表情で最後の言葉を告げたとき、ああ、これがバンプー殿下なんだと思えた。

 バンプー殿下の告白に悲鳴を飲み込んで立ち上がった第四夫人だったけど、夫人たちから視線を受け、その席の末席にいるリノさまにもチロリと見られると、そのまますごすごと座り直した。

 リノさま、どんなお仕置きをしたのか、詳しく早く聞かせてほしい……。


 そしてロサは、紫龍を見送ったあと、わたしたちに話したことを、この場で言った。

 陛下は大きく一度うなずいた。


 次の日、9年前にマハリス邸であったことの真相が語られ、ユルゲンの父親は冤罪であったと王宮から発表された。

 廃妃、そして第二夫人のしたことが詳らかになり、民衆はどんなことを思うか不安に思ったけれど。

 思いつく一通り意見は出て、まわりにまわり、過去のしたことは許されることではないけれど、ロサにはなんの罪もないというのが大多数だったし、いつの間にか、自分たちの非を認める開かれた王室として人々に浸透していった。

 それを受け、陛下はロサを王太子とし、早急に王太子の儀を行う宣言をした。


 時々、わたしたちのしていることは、誰かの手のひらの上なんじゃないかと思うことがある。誰かに踊らされているような。

 王位継承権問題にしてもそうだ。甘い蜜に魅せられる。

 ある者は甘い汁を吸うために。ある者は保身に。ある者は過去の耐え難い屈辱を晴らすために。権威に群がる。

 踊り手も目的も何もかも変わるけれど、本質だけは変わらない。同じ本質センリツを繰り返す、輪舞曲ロンドのようだ。


 でも……。

 誰かの企てたことは、その通りにはならなかった。

 たとえ手のひらの上でも、足掻いて、負けもし、だけどどこまでも屈しなかった、その先に得たもの。マハリス邸の真実もどう作用して受け止められていくかわからなかったけれど、それ以上にこれまでしてきたことは「届く」のだと思った。「届いて」いたのだと思えた。

 第二夫人のその後の9年間、そして成人していないながらも第二王子のロサのしてきたことは、みんなが見ていたのだ。


 わたしは届いた手紙から顔を上げる。

 絶対生きてると思ってたけど、やっぱり生きていた。

 ひよこちゃんへから始まって、流暢な文字で文章が綴られている。

 冷静になろう。誘われているのはわかるけれど、今は対峙するときじゃない。

 もっと力が必要だ。


 ピカピカ


「稲妻ちゃん、髪をはみはみしないでくれるかな」


『リディア、ダンジョンに行こう!』


 レオがうずうずしてる。


「明日みんなで行くでしょ?」


『明日は明日。今、行こう』


『そうだよ、今日も明日も行けばいい!』


 アリとクイが元気に言えば、そうだというように炎を吐いたのはブラックちゃん。


「? 赤ちゃんたちは連れて行かないよ?」


 というと、ひっついていた赤ちゃんたちが一斉に抗議するかのように鳴き声を上げる。

 怖がりの銀龍までもだ。


「え? あなたたち行くつもりだったの?」


『いいのではないですか? 小さくてもドラゴンですし』


 そういう問題、ベア?


「行きたいって言ってるでちよ」


 アオがいうと、みんな頷いている。


「ダメよ、生後ひと月経ってないのよ。何言ってるのよ」


『経験でリディアの攻撃力の方がまだ強いだろうが、それ以外は超えているから大丈夫じゃないか』


 もふさまが衝撃的なことを言った。

 生後ひと月で、わ、わたしより、もうほぼ強いの?

 ど、ドラゴンってどんだけなのよ!


『そんなことはいいからダンジョン行こう』


 ピカピカ、フォーフォー、クリュクリュ、ミャアミャア、ミューミュー大合唱。


『ねー、リー』

『行こうよ、リー』

「いくでち」

『ウォーミングアップというやつですね』


 もふさまが立ち上がる。

 あ、フォンだ。天の助け。

 フォンをオンにする。


「兄さま? 騒がしい? そうなの、明日のウォーミングアップでダンジョンに行こうってみんなが、赤ちゃんたちまで。……え? 今から? あ、王都の家まで来てたの? そうなんだ。でも明日も行くんだよ、いいの? ……わかった」


『フランツはなんだって?』


「ダンジョンに付き合ってくれるって」


 みんな大はしゃぎ。

 わたしは慌てて、鏡の前に行きリップを塗る。


『ダンジョン行くのに、おめかししてる』


『変なの』


『これ。あれはダンジョンに行くためにしているのではなく、フランツに会うためにしているのですよ』


「兄さまはリーの寝起きもいっぱい見てるから、気にしないでちよ、きっと」


 アオ、そういう問題じゃないんだよ。


『あ、フランツの気配』


 アリとクイが出ていくと、その後ろをパタパタとブラックちゃんが飛んでいった。

 もう一度鏡を覗き込むと、もふさまだけがわたしを待っていてくれた。

 手紙を引き出しにしまって、もふさまを促す。


「行こっか」


『絶対にひとりで行くではないぞ』


 手紙の内容を話していないのに……もふさまは検討がついているようだ。


「うん、挑発に乗ったりしない。もふさま、これからも一緒にいてね」


『当たり前だ。友、だからな』


 嬉しくなってもふさまを抱き上げて、その背中に顔を埋める。

 踊らされているのでも、足掻いて諦めない。その軌跡は残り、その先に希望が続くものだから。

 そう体験して、今ここに立っているのだから。



< 18章 権威に群がる者たちの輪舞曲・完>

お読みくださり、ありがとうございます!

世界の終焉を危惧した子供たちが動きだし、瘴気問題に取り組みだしました。

それを受け、陛下は立太子を早めることに。

一方、巷では怪しげな集会が開かれ、一般人も噂を耳にするぐらいに広まってきました。その集会は終焉のワードを取り入れ、シュタイン家の悪行を暴くことで、終焉の先の希望を見出してる?

集会を調べていくのと同時に、陛下から課せられたのは、王子たちの言動をどう思うかを心に留めること。

怪しい集会を調べていくと、国をも潰そうとする企てが……。

第六夫人の行方と、第六夫人のなぜ?ははっきりしませんでしたが、企てをぶっ潰し、王太子も決まり、18章、完結です。

拙い物語にここまでお付き合いくださり、ありがとうございました!


次章はレベルアップに勤しむ章になりそうです。

もふもふではないけれど、新しい仲間も増えて、さらに騒がしいダンジョン修行になりそうです。赤ちゃんといえどドラゴンひっつれていたら、そりゃいろいろ問題ありなので、今後はその問題も出てきますね。

力不足を実感したみんなは、終焉に向け、挑んでいくと思われます!


と、その前に明日から更新のお休みをいただきますね。

ここまで読み進めてくださった皆さまに、感謝です!

訪れてくださること、読んでいただいたこと、

評価、リアクション、感想に、とても励まされています、ありがとうございます。

ここまでお読みくださり、本当にありがとうございました。

御礼申し上げます。

次章もお付き合いいただけたら嬉しいです。


kyo拝

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堕神具一発アウトだったブライはストレス溜まってたのか。 用意してたのがキリロフ(の背後)ということはこれで解決ではなくまだまだ生産出来るんだろうなあ。 セインだけでなくレミゼトにも縁を持たせられるのか…
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