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68 夢叶う2

 あるところにとても正直な男がおりました。

 この男はいつもいつも走っていました。

 勤めている会社の陸上部に所属し、そこの有力なマラソン選手だったのです。

 ある夜。

 男の夢の中に白いひげの老人が現れました。

「ワシは神だ。おまえは正直者なので、ひとつだけ夢を叶えてやろうと思う。金、力、女、なんでも欲しいものを言ってみるがいい」

「だったら速く走れるようにしてください。できましたら犬のような足に!」

「わかったぞ」

 神様が夢から消えました。

 翌朝。

 男がロードワークをしてみると、夢が叶って足が速くなっていました。

 その後。

 男はランニングの途中、電信柱を見ると足が吸い寄せられ、さらには片足が勝手に上がるようになりました。


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― 新着の感想 ―
[一言] あちゃあああ……(笑) どうして犬にしちゃったんでしょう。シマウマって言っとけば……(笑)
[良い点] てっきり犬の足になってた・・とかになると^^;; [一言] 短距離なら、トラックを集中して走るので、面倒なクセもでないかもw
[良い点] 犬でもメスはあまり片足を上げません。 オスでも去勢されると上げなくなる犬はいます。 この人も去勢すれば足を上げないでも済むかもしれません。 あ、あと、肩脚を上げるのは、なにも電柱に限った…
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