表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ロボオタ少女は異世界の学園でトップエースみたいです!  作者: ニサマル・ユキ
~プロローグ~ ロボオタ少女、転生!!
4/17

ややこしくて、めんどくさい異世界!?

少し投稿が空きましたが、これからもこんな感じに投稿していきますので、今後ともよろしくお願いいたします!!

(あれから...あれからもう、十五年も経った。)


私は、誰も居ない夜の丘で寝転がってあの頃のことを思い出していた。


「もう15歳...私があっちで死んだ歳に追いついちゃいそうだなー...あの頃は楽しかった、アニメ観て、寝て、プラモ作って...プラモ...そうだよ!プラモデルだよ!!!」


私は思い出しました...そうですッ!プラモですッ!作ってないんですよ!15年間もッ!!!ロボットを、人型巨大兵器をー

ーー!!話に点々が多い?そんなことはどうでもいいんですよ!プラモなんですよー!


「はぁ~、神さま-!もう十五ですよ...あれは、あの最高傑作はどうなったんですかぁー?」

私がそう夜中に叫んでいると、後ろから誰かが歩いてきました。


「神様がどうしたって?ナトハ?」


「げっ...」



私は、後ろにいる人物を残念ながら知っていた...私は、あからさまに嫌な顔をしながら後ろを振り向いた。


「何よ。なんか用?アルク...用が無いなら早く戻ってよ!」

後ろには170㎝程の身長に、透き通るような金髪のイケメン...もといキザメンの《アルク・ハナリヤ》が、腰に手を当ててキザく立っていた。


「そうは行かない、この誕生日のパーティーは君と僕が主役なんだから、君がいないと!」


そう、今日は私こと《ナトハ・ヒテール》15歳の誕生日、そして神さまの気遣いなのか分からないけど名前はナトハのままだった。

私は無駄にお金のある貴族の家に生まれ、子の誕生日にはとてつもなくデカいパーティーを開くすごい子煩悩な両親を持ってしまった...。

(そして今、その両親の決めたお坊ちゃまな婚約者と話をしているというね...)

「行かないよ...私、こういう人が集まること苦手なの!」



「でも、おば様たちは心配していたよ?だから、一緒に戻ろう?」


「優しいねアルクは...でも、









めんどくさいからお母さま達には具合が悪いから自分の部屋で休んでるって伝えといてッ! じゃぁ、頼んだよアルク~」


そう言い残して私は走って去った。正直、アルクには悪いけど逃げた...



「あッ!待って、ナトハー!!」






      ●




自分の部屋に着いた私は、少し走ったことに後悔した...。


「はぁ、はぁ、はぁーーー...いつもしてないことはやるもんじゃ無いなぁ...」

私は息を切らしながら自室のベットに倒れ込んだ。


(それにしても、お母さま達は大げさだな。だって、たかが誕生日にこんなデカいパーティー開かなくたっていいじゃん!)


私はこの十五年間で、この世界の生活に完全に慣れてしまっていた、オタク業が出来ない以外は...。

いい機会だからこの世界のことを少し説明しましょうか...





私が神さまから選んだ転生先のここ、異世界と言っても魔物が居たり魔王が攻めて来たりとファンタジーみたいなことは無く、異世界転生定番の中世ヨーロッパ風でも無い。

外観はむしろ近未来的で、なのに貴族や王様が世界を統治しているややこしい世界でした...。一応魔術の世界なので魔力という概念があります。ですがこれも変わっていて、火、風、水までは普通なんですがその次が、機、動、定という良く分からないものでした。


「これからどう暮らして行こうかな、案外このまま静かに暮らすのもいいかなぁ~」



こんなことを考えている時、私はこれから自分に起こることがあんなにも楽しいことなんて予想もしていませんでした...。やったぜ!!


次は遂に主人公の、相棒が...。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ