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異世界なんて糞食らえ

朝の通勤ラッシュで窮屈な思いをしながら自らの人生を悔いているサラリーマンがいたとしよう。サービス残業で溜まりに溜まった疲労が、彼の毛根に絶大なダメージを与え、家族に冷たい対応を取られて、生きることへの疲弊感が顔に刻まれる。

そんな彼が取れる行動は何だろうか。


...せいぜい周囲に迷惑をかけないように目を閉じて過去の思い出に浸ることぐらいだろう。


ああ...あの頃の自分は輝いていた。あの瞬間をもう一度味わいたい....


もちろん、そんな仮定の話をしたところで現状は何一つ変わらない。そんなことは彼だって分かっている。それでも、思い出にすがらなければ生きていけない時だってある。



だからこそ、私には存在意義があるんだ。想いを叶えるためにまた今日も一人、満員電車から姿を消した。

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