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発覚、特別なスキル

この蝙蝠何時になったら自立するんだ

 マザーが帰ってくるまでスキル上げを行おうと奮闘した

 気配や魔力を遠くまで細かく感知出来るように頑張った

 おかげで気配感知と魔力感知はLv4に上がったついでに夜目と思考加速もLv4になった

 隠密にいたってはなぜかLv5になった

 上がるの早くね?とか思ったんだがやはり理由が存在した、その理由がこれ


 ⦅特殊スキル 成長促進Lv1が成長促進Lv2 へ成長しました⦆


 どうもこの特殊スキルのおかげでおれはスキルの成長が早いようだ

 成長促進って名前からするにレベルも上がりやすいのか?

 おれがスキルを取得しやすいのもこれのおかげかもしれない

 そして蝙蝠らしく超音波とかできるのかも確認した、もちろん飛べるのかも

 結果から言って、超音波は出せるし飛行も可能だった

 超音波で壁とか確認するエコーロケーション――スキルでは音波感知だった――も出来た

 超音波をいろんな方向に飛ばして音波感知で壁までの距離なんか測ってたら空間把握のスキルも手に入れた

 超音波や飛行、音波感知はどうやら特殊スキルになるようだ、蝙蝠だからか?


 そんな感じでマザーの帰りを待ってたよーって帰ってきたマザーに報告しつつとりあえず成長促進について聞いてみた


「いや、そんなスキルは聞いたことがないし、普通そんなスキルは持って生まれてこない」


「さっきマザーはおれの事希少種って言ってたし、希少種だから持ってるんじゃないの?」


「確かにあんたは希少種だけど、それでもそんなスキルを持ってるはずがない」


「持ってるはずがないのか、そういやおれ希少種だけどどういった感じで珍しいの?」


「普通は私が生む子は、レッサーミニバットなんだけどあんたはヴァンパイア・バットなのよね」


 ヴァンパイア・バットかぁ、吸血鬼的なものか?そういやもとの世界でも実際に血を吸う蝙蝠は3種類くらいしかいないんだっけか


「どうも理解してないみたいだけど、ヴァンパイア・バットが生まれる事はほとんどないのよ?100万匹に1匹生まれるくらいかしら」


「へぇー、すげぇな、けど滅多に生まれないってだけでしょ?」


「ヴァンパイア・バットは成長して進化したら吸血鬼になるから見つかったら即討伐されるわよ?」


「はぁ!?やべぇじゃんそれ!!見つかったら終わりじゃん!!おれ生まれたばかりで弱いよ?助けてマイマザー!!」


「私もせっかく生んだ子を見殺しにはしたくないから教えれる事はちゃんと教えてあげるけど、その前にあんたの事教えてくれない?」


 教えるもなにもマザーの子供としか言えないしなぁ、この世界の事も何も知らないしおれの何を知りたいんだ?


「あんたは生まれたばかりとは思えないほど知能が高い、他にも一緒に生んだ子はいるけどその子達は野生の本能でもう勝手に行動してる、希少種とはいえあんたはかなり変わってるわ」


 それはおれが前世は別の世界の人間だったからじゃないかな?

 元の世界では人間で事故で死んでこっちの世界でマザーの子供に転生したぜ!!って簡潔にマザーに説明してみた

 簡潔も何もそのままなんだけどね、なんでこうなってるかはおれにもわかんないんだから


「転生者であり転移者でもあるの?転生者も転移者もあるにはあるけど、どっちもなうえ、魔物に転生ってかなりね、けどおかげでわかったは」


 ん?何がわかったんだ?おれがあほの子だって?うるせーよ


「成長促進ってスキルの事よ、だいたい転生者や転移者は何かしら特別な力を持ってるのよ、おそらくあんたのそのスキルはそれね、転生者で転移者ならもしかしたらあと一つくらい特別なスキルがあるんじゃない?」


 おぉ、なんか異世界転生ものっぽくなってきた?鑑定が手に入らない以上それに近いくらいのチートスキルほしいな、けどあんまり調子に乗ると痛い目にあいそうだから慎重にいこう

 調子に乗って死んだからって次があるとは限らないしな、今回はなんか転生したけど次は消滅って事もあるはずだ


「さて、まだ聞きたい事はあるかもしれないけど、とりあえずご飯にしましょう、ケイブ・フロッグを巣に置いてるから行くわよ」


 イエッサー、ついてくぜマザー


 てなわけで、マザーについて飛んで巣に移動、今までいたとこは巣じゃなかったの?って思ったらどうやらあそこは出産場所らしい

 出産場所には洞窟にいる他の魔物では近づけないらしい、というかマザーでぎりぎり通れるくらいの穴を通らないと行けない

 ちなみにおれの大きさが大体縦が15㎝くらいで羽を広げると横は45㎝くらいマザーが縦30㎝の羽広げて横が60㎝くらいで蛙がぎりぎり通れるくらいらしいけど穴が高いとこにあるから蛙じゃこれない


 洞窟には蛇もいるらしいがこの蛇マザーよりふと、大きいらしい、もう大蛇じゃね?

 他にはスライムなんかもいるみたいだが穴の近くにはこないらしい

 そんな事を念話で聞きながら巣に到着


「ほら、そこに蛙があるから好きに食べなさい」


 好きに食べろって、やっぱ生か、噛り付けばいいのか?ってか蝙蝠って歩けるのか?


 歩けました、というより這いずった、某ハンティングゲーのTレックスさんみたいな感じで這いずった

 さ、さぁ、覚悟を決めて蛙を食べるか・・・・・・いずれは虫にも挑戦しなければいけないかもしれないんだこの程度で臆するなおれ!!

 いくぞっ!!


 かぷっ


 うん、なんか鶏肉を生で食ってる感じ?あと、血抜きとかしてなかったんだろうな、口の中に血液っぽいのが入って来る

 そのまま噛み千切る!!咀嚼!!そして嚥下!!

 美味いとも不味いとも言えない可もなく不可もなくってところか

 うーん、なんだろ血を飲んだ時に体に力が漲った感じがしたが、ヴァンパイア・バットだもんな、血も栄養になるって事か?


 ⦅スキル 水魔法Lv1を取得しました⦆

 ⦅スキル 魔法耐性Lv1を取得しました⦆


 え?なんで取得した?蛙の肉食って血飲んだだけじゃん?

 マ、マザー!!


「知らん、ただ、水魔法と水耐性は蛙の持ってるスキルで間違いないわ、もしかしたらあんたのもう一つの特別なスキルの可能性があるわね」


 肉を食ったのが条件なのか血を飲んだのが条件なのかわからんが、どっちにしろおれは相手のスキルを入手できるという事なのでは!?


「その可能性が高いでしょうね、まぁ、試してみればわかるわよ」


 マザーの言う通りだな、しかしこれで鑑定のスキルを手に入れる事が出来るかもしれないな、鑑定スキル持ってる人間見つけなきゃいけないけど

 見つかったらおれ討伐されちゃうけど、頑張ろう・・・・・・頑張って生き抜こう


 ⦅スキル 生存本能Lv1が生存本能Lv2 へ成長しました⦆


 どうやら本能もおれを応援してくれているようだ、だがまずは腹ごしらえだ!!


 とりあえず、蛙を食すがさすがに自分よりでかい蛙を完食は出来なかったが残った部分はマザーが綺麗に片づけてくれた

 なんか、マザーというより「おかん」って感じになってきたな

 食事が終わった所でマザーにさっき手に入れた魔法の使い方を聞いてみた


「魔法を使うにはまず魔力操作のスキルを手に入れないとね、自分の体の中の魔力を使って魔法をイメージして発動させるだけよ」


「う、うん、よくわからん、自分の体の中の魔力を使って魔法をイメージ?呪文の詠唱とかはないの?」


「大魔法とか禁呪になると詠唱がイメージをより強固にするために必要にはなるけど、あとは頭の中で魔法名を唱えるくらいかしら?その魔法名も個々で変わるけど」


 とりあえず、やってみるしかないか


「あと、バット種は風魔法を最初から所持しているはずよ、風魔法とは相性がいいから試すなら風魔法にしなさい、慣れてきて他の魔法を使った方がいいわ」


 よし、まずは自分の体の中の魔力を使って風魔法を発動なんだけど、魔法のイメージかぁ、よくある風の魔法っていえばあれかな?


風刃(ウインドカッター)


 ⦅スキル 魔力操作Lv1 を獲得しました⦆


 切れ味のある風の刃が飛んでいくって感じでイメージして魔素をこんな感じかなー?ってやってみたがうまくいったみたいだ

 天井から伸びている岩を見事に真っ二つにしてしまった、なんか威力高くね?


「・・・・・・えらく簡単に魔法を使ったわね、魔力操作をできるようになるまで時間がかかると思ってたんだけど、しかもなんか魔法の威力高くない?」


「あ、やっぱり?おれもなんか威力高いなって思った」


「魔法の威力はINTの高さで変わるから、もしかしたらあんたのINTは割と高いのかもね」


 もしかしておれって天才なのかな?ってんなわけねー、もとの世界ではよくある魔法だったし、おそらくイメージが確りしてたからだろう、あとはマザーの言う通りINT補正ってとこか

 うん、なんとなくだが魔法の使い方はわかった、さっそく水魔法も使ってみよう


水弾(アクアバレット)


 目の前に出来た圧縮された水の弾、それが弾丸のように飛んでいく、天井から伸びている岩にそれが当たった瞬間


 ドンッ!!


 と音が鳴ったと思ったら水弾が当たった岩には水弾と同じ大きさの穴が開いていた


「・・・・・・あんた私に向って魔法を使うんじゃないよ?いいね?」


「イエッサー、マイマザー」


 自分でも魔法の威力は予想以上だ、自分の事は弱いと思っているが魔法はそこそこいい線いってるんじゃないだろうか?

 いや、油断は禁物だ、相手の強さも自分の強さもわからない以上、常に相手は自分より強いと思っていかなければ、実際マザーはおれよりかなり強いだろうし、おれの生存本能がやばいと告げている

 しばらくはマザーの近くでスキル上げでもやらせてもらおう、むしろマザーに鍛えてもらおうか?


「マザー、おれに戦う術を教えてくれ!!」


「別にいいけど、たいしたことは教えれないわよ?魔法に関しちゃ私は闇魔法くらいしか教えれないし、あぁ、あとは簡単な自己強化法かしら」


「闇魔法と自己強化法か是非教えてください!!おれはなんとしても生き抜きたいんだ!!」


 生き抜きたい、まさにそれはおれの魂からの叫びだろう、魔物に転生して希少種だから命を狙われるとか勘弁してほしいぜ


 それからおれはマザーについて色々と戦う術を教わった、魔力で体を強化する魔闘法に闇魔法、闇魔法のイメージから影とか利用できないかなーとか考えて試行錯誤した結果、影操作のスキルを入手できた

 影操作はすごくいいスキルだった、影に潜むもよし、影の中を移動も出来る、影操作のレベルが上がると移動できる影の距離も伸びた、隠密とすごく相性のいいスキルだ、おかげで隠密のスキルも上がった


 魔法に関しても色々とわかった、この世界の魔法はスキルレベルで新しい魔法を覚えるのではなく、大事なのはイメージ、スキルレベルはあくまで魔法の規模と込められる魔力量の上限が上がるぐらいみたいだ、Lv1ではたとえ広範囲の魔法をイメージできてもそれを発動できるだけの魔力を込められないから結局発動させることは出来ないようだ、しかし小規模な魔法に馬鹿みたいに魔力を込めることは可能

 

 「風刃(ウインドカッター)」に込めれるだけ魔力込めて発動させたら壁に1m程の深さの跡が出来ちまったよ、あれにはマザーと一緒に驚いたね


 そんな事しながらマザーについて蛙や蛇、スライムなんかとも戦った、おかげでおれのもう一つの特別なスキルが何かもわかった


 ⦅特殊スキル 強奪する吸血Lv1が強奪する吸血Lv2 へ成長しました⦆


 そう、おれは相手の血を吸うことで相手のスキルが確率で奪えるみたいだ、確率はスキルレベルで変わるってとこか、一度奪ったスキルの場合はすでに所持しているスキルに統合されるようだ

 スキルにはやっぱり熟練度のようなものがあるのだろう、統合されるさいに熟練度が溜まればそのスキルレベルが上がった、血を吸えば吸うほどおれのスキルは強くなるが強くなるのはスキルだけのようだ


 蛙からはやっぱり水魔法と水耐性しかもらえなかった、蛙にも固有スキルがあるとは思うが固有スキルは奪えないのだろうか?それか確率が低いか何か条件があるとかか?


 蛇からは毒牙、麻痺牙、咬みつき、毒耐性、麻痺耐性が手に入った蛇は結構スキルもってんのね、あと蛇は熱を感知してると思ったんだが感知スキルは手に入らなかった、やはり何か条件があるのだろう


 スライムからは、うん、スライムの血を吸うってどうやって?って思うだろ?おれも思う、だから直接スライムの死体ごと飲んでやった、結果スキルは入手できた、入手したスキルは物理耐性と疾風の2つだけ


 そこ!!しょぼいって言うな!蛙だって2つだぞ!!


 しかしこの疾風はなんかすごい、入手してからおれの速さが上がった、今じゃマザーより速く飛べるし這いずり回れる、這いずりで蛇より速く移動できるんだぜ?下手したら飛ぶより速いんだぜ?笑えるだろ?調子に乗って這いずり回ってたらマザーにキモイって冷たく言われたよ


 物理耐性は個人的に嬉しかった、なんとなくおれは打たれ弱い気がするから耐性は嬉しい、だがこの洞窟にはこの3種しかいないからこれ以上のスキル獲得はできない


 え?バットがいるだろって?さすがに同族は殺せないよ、マザーだっているし、むしろマザーといるからか他のバット種に一度も遭遇してないんだよね、マザーに聞いてみてもわからないって言うし


 あ、マザーが弱らせた他の魔物に止めをさしてたおかげでおれ自身のレベルも6に上がった、上がったからなんだって感じだった、新しいスキルを覚えるわけでもなかったしな

 おれ自身のレベルよりスキルレベルの方が上がってる状態だしな

 うん、そうなんだ、マザーについて体感時間で一か月ほど鍛えて?もらったんだ、やっぱりおれ自身のステータスはわからないけど、出来る限りスキルは覚えてる、忘れるほどスキルもってないしな

 つーわけでこの一か月のおれの頑張りがこちらだ!!



 ヴァンパイア・バット


 Lv 6/??

 HP ???/??? MP ???/???

 STR ???

 VIT ???

 DEX ???

 AGI ???

 SPD ??? +552

 INT ???

 MND ???


 固有スキル


 成長促進Lv3 強奪する吸血Lv4

 超音波Lv6 音波感知Lv5

 飛行Lv7


 所持スキル


 夜目Lv7 思考加速Lv6 気配感知Lv7 

 魔力感知Lv7  生存本能Lv6 隠密Lv10

 魔力操作Lv10 疾風Lv6 空間把握Lv7

 咬みつきLv6 毒牙Lv7 影操作Lv10

 麻痺牙Lv8 魔闘法Lv8 念話Lv7


 魔法スキル

 風魔法Lv8 闇魔法Lv10 水魔法Lv6


 耐性スキル

 物理耐性Lv6 水耐性Lv5 毒耐性Lv6 麻痺耐性Lv6




 どやっ!!


ステータスのSPDの+値は疾風の+値です

実際は蝙蝠には+値はわかりません


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