表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/51

始まりは洞窟からでした。

初投稿となります、今後どうなるのか更新はどれくらいなのか

私にもわかりません。

 目を開けるとそこは真っ暗な場所だった・・・・・・

 え?何、何で真っ暗なの?ここは何処なの?

 とりあえずここが何処なのか確認しなければ

 しかし、暗すぎて何も見えないな・・・・・・

 目を凝らしてみてもなんかぼんやりとしか見えないし・・・・・・

 ん?あれ?なんか見えてきた?洞窟っぽい?


 ⦅スキル 夜目Lv1 を獲得しました⦆


 は?スキル?え?なに?いきなり頭の中でそんな事言われてもわかんないよ?

 よし、落ち着いて考えよう、まずは寝る前何をしていたかだが・・・・・・

 うん、さっぱりわからん、思い出せないとかではなくそもそも寝る前の記憶がないようだ

 仕方ない、ないものはない、他の事を確認しよう


 まず、おれの名前は藤堂 天理、25才 男 就活しながらバイト生活をしている

 実家暮らしの彼女なし、甲斐性なし、金なし・・・・・・自分で言ってて泣きたくなってきた・・・・・・

 チェーン店の居酒屋でバイトをしていてうちの社員になれよと言われるくらいには店長と仲良し ・・・・・・って、そうだ、確か店長と仕事が終わって店で飲んでたんだっけ?そしてその帰りに・・・・・・車に・・・・・・


 えーっと、おれ死んでね?そりゃ寝る前の記憶ないよな、寝てないんだから

 まぁ、ある意味寝たのは寝たのか、永眠だけどな!!


 終わったことは仕方ない今からどうにかなるわけでもないし、大切なのは今だ!!

 さっきスキルを獲得って言ってたから、ありがちな異世界転生ってやつか?

 バイト仲間の本田君がよく異世界転生の話をしてたっけ、転生したらチートで無双でハーレムだ!!とか

 しかしだ、本田君が話してたのは召喚されてお姫様が~、魔王が~って話だった気がする

 決して真っ暗スタートではなかったはず、ならこれは本田君のいう異世界転生とは違うパターンだろう

 こんな事なら本田君の転生話をもっと聞いておくんだった、いきなり死亡は勘弁してほしいからな


 とりあえず、自分の状態はわかったから次は此処が何処なのかを把握しよう


 ⦅スキル 思考加速Lv1 を獲得しました⦆


 お、おぅ了解です、結構いきなりくるんですね、条件がいまいちわからん

 前世とか思い出して頭使ったからか?これは後回しでいいや、今はスキルより現状把握が大事だ


 さっきから考えながらも、もっと見えるようにならないかなぁと頑張ってはいるんだが、なかなか見え・・・・・・る!!


 ⦅スキル 夜目Lv1が夜目Lv2へ成長しました⦆


 おぉ、使ってる気はまったくなかったが、使ってたのか?パッシブスキルってやつなのかな?

 しかし、さっきまで暗くてよくわからなかったのがLv2になってからは薄暗い洞窟にいるってわかる程度には見えるとは


 って、おれ洞窟スタートなのかよ!!しかもなんか地面に岩が尖がって生えてるんだけど!!

 周りを見ても岩、岩、岩、壁、奥の方は暗くて見えないしマジで洞窟スタート

 せめて町の近くとかがよかった・・・・・・


 はぁ、現在地はまぁ、いいよ諦めよう、問題なのはなんか視線が低いということだ

 生えてる岩より視線が低い、ちょっと手を広げてみる


 パサっと羽が開く、開いた羽の上の方に爪?みたいなのがついている


 お腹あたりには体毛があり、さらに下には可愛らしい足が地面を「掴んで」いる

 あぁ、これ地面に立ってるんじゃなくて天井にぶら下がってるのか



 おれ、蝙蝠かよ!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ