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とある昔話 1.
※「あかやあかしやあやかしの」をリスペクトしてますがなんか別物と化してます。
数百年前、夜ノ目という街に妖怪が住み着いた。
彼らは「あやかし」と名乗り、人との共存を望んだ。
しかし、彼らは人を喰う習慣があり、中には喰わないと死んでしまう体質の者もいた。
人は「あやかし」が人を喰う事を知ってしまい、永い争いが起きた。
そこで、ある種族の「あやかし」が人とある「約束」をしたのだった。
「年に一度、子供を供えなさい」
「そうすれば無差別に喰らうのをやめましょう」
「破れば子供を全て喰らいましょう――」
「――再びこの地で争いましょう」
目標:投げ出さない、逃げ出さない。
(全作品共通の目標)