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淡色  作者: 美舞
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本命です(作者の)


 それはチャイムの連打くらい可愛い事だ…と思える出来事だった(遠い目)





 東山平太と名乗った美少年は玄関を開けると挨拶もそこそこに


 「これ…」と言いながら 両手を差し出してくる


 その手に鎮座しているもの。白く四角い豆腐。


 うん。豆腐。2丁。 


 パックに入った豆腐、 絹ごしと書かれた豆腐、どっからどう見てもただの豆腐。


 

 彼は少し頬を赤くし恥ずかしそうに俯く 長い睫毛も下を向いている


 

 ・・・・・・・・・・・・・・・


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 えッなんで?



 

 チャイムで呼ばれたので玄関開けたら美少年が恥ずかしそうに豆腐を差し出してきました。




 うん。 えっ だからなんで? 




 ちょわかる人居たら教えて下さい。教えてーグー〇ルせんせー!!


 出来ればこの後私はどう行動しるのが正しいのか?という答えも一緒に教えてくれると有難い


 っていうか本当に誰か教えてよ!!!!!つうか誰か助けて!!!



 あーそう言えば 豆腐小僧って妖怪いたっけ?


 豆腐を持っているだけの無害型と豆腐を食べさせてカビを生えさせる有害型


 そんなに詳しくないから良くしらないけどね。


 でっ東山君はどちらの型の豆腐小僧ですか?


 

 状況が理解できず 一人脳内会議をしていた私を怪訝に思ったのか


 東山君が顔をあげ「2丁じゃ足りない?」と聞いてきた


 「はぁ????」 足りるも足りないも…足りないのは君の言葉だ!と思う


 「あ…もしかして豆腐嫌いだった・・り?」


 「いえ…別に嫌いじゃないですけど…」


 「そっかああああああ。よかった」


 何が良くて何がよくないのかまったくわからない


 「俺っさ 豆腐好きなんだ。だから初対面の相手に手土産ってこれしか浮かばなくって」


 むしろ手土産に豆腐が浮かぶ事が奇跡じゃないのか?


 「…これ手土産だったんですね」

 

 「うん。そのままでも温めても料理してもなにしても美味しいだろ?最高だよね。豆腐」


 長い睫毛を揺らしながら穏やかに笑う美少年 


 うん。見た目だけなら美少年


 ・・・チャイムを連打したり初対面の相手に豆腐を差し出してくるような奇行の持ち主とは思えない


 世の中って広いんだね。色んな人居るんだね。お母さん…


 

 まあ、手土産なら…貰っておくか。


 受け取らないっていう選択枠があるのなら別にいらないんだけど


 いあ、豆腐が嫌いなわけじゃないし豆腐に罪はないから貰うけどね


 奇行の持ち主東山君から物を貰うっていう事に少し抵抗があるっていうか ごにゅごにゅ


 

 「じゃあ、頂きま「それでね!!!」


 腹をくくり豆腐を貰おうすると奇行王子(今命名)東山君が私の言葉を遮る


 あー マジで読めないんだけど…この人


 「俺ね、麻婆豆腐と揚げだし豆腐と肉豆腐と豆腐ステーキと豆腐サラダと豆腐ハンバーグが食べたいんだよね」


 ・・・


 ・・・・・・


 食べればいいんじゃないんですか?とか


 よくまあそれだけ一気に豆腐料理を並べたなとか バランスって言葉知ってますか?とか


 言いたい事はいっぱいある が なんて声を掛けるのが正解かがわからない



 

 この手土産として持ってきた豆腐


 受け取ったら 豆腐料理を作れ・・・・とかそういうフラグでしょうか?


 



 




 


 




 


 


 





  


 







 

東山君のモデルは2次で書いてたとあるキャラなんです。2次がダメになったけど…私の妄想は消す事が出来なかったのです。それがこの結果ですよwwwww

主役豆腐じゃん…

マジで誰得の小説なんだよww

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