二 京への道
僕は、京を目指しながら盗賊、山賊狩りをしながら京を目指す。顔を覚えられたら少々、まずいので天狗の面をつけ、盗賊狩りをする。
この付近はに盗賊や山賊がいるので、あまり人が通らない。…狙い目だ。
僕が盗賊や山賊を狙う理由は、資金集めだ。京に着いたときに住む場所と食料代を確保するためだ。一応、両親から銭をもらったが、京に着く前には無くなりそうだ。なので、盗まれた人には申し訳ないが、僕の資金源となってもらう。
(木の陰に隠れてるの知ってるよ)
そう思っていると、盗賊の一人が僕の方へ向かってきた。
「へへっ、おい兄ちゃん、夜道を一人で歩いてたら危ないぜ?」
「いえ、私は大丈夫ですよ?まずは、あなたのことを気にしたら良いのではないですか」
「おい…どういうことだ…ぐわぁあああ!」
その刹那、僕は刀を抜いて盗賊を斬り捨てる。その声を聞き、今斬った盗賊の仲間が集まってくる。
「おい…!お前がやったのか!?」
「えぇ…そうですよ…って、その子は…?」
盗賊が連れていたのは汚れている女の子だった。10歳前後だろうか、怯えている。
「あぁ…!襲撃した時に売れそうな子供がいたから連れてきたんだ」
僕はそれを聞いて僕の何かが切れた。
「貴様ら…!覚悟しろ…!我が刀の飯にしてやる…!」
「いきがるな!やっちまえ…!お前ら…!」
盗賊のボスらしき人が指示をし、僕を襲いにかかる。
「がはっ…!」
「ぐぇっ…!」
僕は斬りかかる。10人ほどを相手にしつつ、女の子を守りながら殺していく。そうして、残りは盗賊のボスだけになった。
「な、何だ…!お前は…!」
「我がの名か?我は鵺。夜闇に隠れ、暗殺する者。」
本来の鵺とは違うが、これはこれでいいだろう。
「鵺…だと…?聴いたことない…。そ、そんな強い奴がいたとは…み、見逃してくれ…!」
「大口叩いた後に、命乞い…なんとも醜い…貴様はここで斬る…!」
僕は盗賊のボスを斬り捨てる。
「ちょ、待っ…!ぎゃあああ…!!」
こうして、僕は少しばかりの銭を手にした。
そうして、僕の方を見てくる女の子にそっと声をかける。
「君、僕と一緒に京へ行かないか?」
「京…って、どこ?」
「京は人々が住む都だ。」
「私も…一緒に連れて行ってください」
小さな声で女の子はそう言った。
「ねぇ、君の名前は?」
「私は、花。」
「お兄ちゃんは?」
「僕かい?僕は、充治だよ」
「みつ…はる…様…」
「呼び方は好きにしていいよ。それでさ、僕は京で悪人を狩ることをするつもりだ。君もするかい?」
「わたし…も…?」
「花は行くところがない。僕は他の人と一緒に京へ行きたい。利害が一致している。」
そう、僕のこの提案は僕の一方的な気持ちでしかない。彼女がこの提案に納得してくれるか…
「はい…!私も…充治様と共に京へ行きたいです…!」
納得してくれた…。
「いいのか…?京へ向かう道は結構歩く。それでも」
「私は充治様と共に旅をしたいです」
「そうか、よろしくな、花…まず、近くの宿場町で君の服とかを買おう。」
僕たちは次の宿場町まで歩く。きっと、2人だと楽しいだろう。
新シリーズはラブコメ展開は少ないですが、読んでくれたら嬉しいです!




