噂の味がする
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:噂の味がする
彼女「はい♫お弁当」
「おぉ〜、いやぁ、ありがとなぁ〜!」
めっちゃ嬉しかった。
その日、或る友達の彼女が
お弁当を俺のために
作ってきてくれたんだ。
俺と彼女は
大学に入ってすぐ知り合い、
なんとなく彼氏・彼女のような関係に居る。
でもまだ付き合ってはない。
でも友達に言わせれば
「普通の女じゃねーかあんなのw」
「もっと他に良い奴も居るって」
なんて言う奴も居て、
俺が彼女と付き合うのを
あまりよく思ってない奴が多かった。
確かにそれ程とびっきり美人って
わけでもなく、
どちらかと言えば地味かもしれないけれど、
俺にとっては天使のようだ。最高である。
それに周りが
そう言ってくれてたら
少し安心かも。
浮気の心配も
無いかもしれないし。
でも、また或る友達に言わせれば、
「よくあんな子と一緒に居るよね、彼」
「そのうち離れんじゃない?」
なんて声もチラホラ。
こう言ってるのは、特に女だった。
(或る日)
「…なんか周りの噂、あんまり良くないんだなぁ」
と彼女を思いながら、
心の中でそんな事を呟いていた俺。
そんな噂を聞いてしまうと、
正直、彼女と付き合って
良いものかどうか迷う。
でも、これまで俺はずっと独り身で、
こんな春の到来を心待ちにしていたところも、
正直があった。だから…。
周りはどうあれ、
「やっぱり彼女と付き合おう」
と密かに決めた或る日の事。
彼女「今度また、お弁当作って持ってきてあげるね♫」
と言う彼女の嬉しい
言葉を聞きながら
ホクホクして帰った俺。
俺は都内のアパートに住んでいた。
部屋に戻ってキッチンへ行くと、
「あれ?これ、弁当?」
テーブルの上にきちんと包まれた
弁当が。
「これ、あいつが作ったやつだろ…」
直感ですぐ分かる。
手紙が添えられていた。
『ちょっと早かったけど、お弁当作っといてあげたからね』
弁当を触ると温かかった。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬