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詩❲悲恋❳

二粒の涙

作者: 日浦海里

あなたは優し過ぎるから

私が傷つかないようにって

ずっと見守ってくれているけど

あなたが私を見守ることで

あなたの傍にいる人が

傷ついてることに気づいてあげて


ホントは気づいているけれど

それでも私のためを思って

今も守ってくれているのなら

私はあなたのためを思って

裏切りの嘘をつきましょう


上手に嘘をつけたなら

誰も褒めてくれなくていいから

せめてほんの二回ほど

涙流すこと許してください


あなたを傷つけ涙流すことと

自分を騙して涙流すことに

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― 新着の感想 ―
[一言]  その涙を、二回きりで終わらせる強さを、持っていられるのでしょうか。  生傷は古傷に変わるまで、痛み続けますし、古傷は痛みをぶりかえします。
[一言] 相手への深い愛情が感じられる作品だと思いました。 相手から想いを寄せられることは嬉しいのに、それによって傷付いてしまう誰かに思いを馳せるのは、相手がその誰かと共にいた方が良いと感じているから…
[一言]  一緒にいる選択をすることだけが相手を思うことではないけれど。  一度ずつの涙に意思の強さを感じました。  後ろ向きではない選択は暗くはなくも、ただ少し色を失うような。  そんな印象を受け…
感想一覧
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