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幕間『自由』

 少女は名前のとおり、気まぐれでマイペースだったため、友達の和に交ざることはなかった。

 そんな性格を災いだと思ったのは、姉がこの世から姿を消してからだった。

 多くの人が姉の死を悼み、涙を流す中で、少女は孤独感に苛まれる。

 誰もが大切な人の笑顔を見失っていく世界で、少女の瞳だけは死者を映した。

 

 少女は……一人にはならなかった……


 亡霊との距離が縮まる反面、少女は姉の影に苦しんでいた。

 姉を失ったことで、両親の見えない鎖で縛られるようになったからだった。

 家という檻に閉じ籠められていると気づいた少女は、やがて自分は自分、姉は姉だと説くようになった。

 

 ――少女は、自由になることを誓った。

 

 

常磐(ときわ)(ねこ)

学校…雪ノ下中学三年生

イメージカラー…茶色

キーワード…自由

花言葉…なし

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