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未来屋  作者: 灰戸 雲
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少女2

ソファーに座ってもまだガミガミと言い合いが聞こえてくるので後ろを向きながら見ていると、ふいにいきなり誰かがいるような気がして振り向くするとそこには、人がいた。

何を言ってるんだ人がいるように感じたんだろ?と思われるかも知れないが、私は本当にいるとは思ってなかったのだ。だって人生で気配を感じるなんて経験なかったのだ。

だから人がいるのに驚いたのだ。私が硬直しているとその少女はパチパチとまばたきをしたのち、おじぎをして去っていった。しばらく思考停止していた。はっとわれに返り辺り (360度) を見回す。すると窓側にある椅子と机その少女がいた。目が合う、パチパチ、おじぎ。

可愛い。辺りを見回して気づいたのだが、机の上にお茶があるのに気づいた。多分、彼女がおいてくれたのだ。お茶をすする。すると言い合いが止まり、所長と呼ばれた女性が

「ありがとうクリオネ。猫と違ってお前はいいだ。」

そう言うとクリオネと呼ばれた少女は少しだけほどほどある胸を張って高速で頷いていた。そしてまたギャーギャー騒ぎ始めた。さっきとは違ってただ猫と呼ばれた少女一方的に文句言ってるだけだが。

「では面接しますね。」

最初に案内してくれた女性だった。

「頼んだぞ、さくら。あと猫お前は仕事しろ。」

そう言われて猫と呼ばれた少女はしぶしぶパソコンで何が始めた。

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