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第5章 謎の少女

次の日……

アルテミスや龍一に殺されなかった4人は何者かに殺害された。

実は今回だけでなく、今までアルテミスと戦った者が次の日には殺されている。


美奈子は化け物に変身してないもの、また変身しても改心したものを殺す事はしない。

だが、次の日には、そのもの達は何者かに殺されているのだ。


喫茶ヴィーナス……


3人はオープン前の準備をしていた。


正が外掃除をしている時に、美奈子と龍一は4人の殺害について話をしていた。


「あいつらの事が気に入らない馬鹿な連中に殺されたんじゃない」


「そうかしら……でも、今回だけじゃないし……」


「外掃除終わりました」


「あ、ありがとう」


午前6時オープン……


7時ごろには会社に行く前のサラリーマンたちが一服をしにやってくる。


午前10時……


お客もいなくなり、3人は一休み……


だが龍一は正を連れて外に出た。


「どこ行くの?」


「へへ、男だけのお楽しみ」


そう言って、ドアを閉めた。


しばらく二人は無言で歩いていた。


「どこへ行くの?龍一くん」


「ん?この辺でいいかな」


龍一は正を堤防に連れてきた。


「お前、美奈子ねーサンの事本気で好きか?」


「え?そ、それは……もちろん好きだ!」


「そうか……ならねーさんを守れる強さが必要だな」


「守るって……美奈子さんは武道の達人だから、その辺のチンピラには負けないよ」


「確かにねーさんは強い!だがこんな荒んだ時代だ……惚れた女くらい自分で守りたいだろう」


「そうだけど……」


「俺も少しは武道に心得がある……お前にその気があるなら、俺が稽古を付けてやる」


「ほ、ほんと?」


「ああ」


「でも龍一くん……強いの?」


「まあ、俺もその辺のクズには負ける気はしない」


「ほんと?」


普段の龍一を見ていたら、正が信じないのも無理はない


「やれやれ……お前さんくらいなら、右足だけで十分だよ」


「言ったな〜じゃあ、どれくらい強いか試させてもらうよ」


「ああ……いつでも来なさい」


正は拳を握り、龍一に攻撃を仕掛けた。


だが、紙一重で龍一は避けていた。


「(あ、当たらない)」


「もう、おしまいか?」


そう言って、龍一の上段蹴りが決まり、正は吹っ飛んだ。


「い、いて〜」


「お、おい大丈夫か?加減したんだけどな」


「大丈夫だよ……でも、ほんとに強かったんだ」


「フン……どうだ、強くなりたいか?」


「うん!お願いします!」


その後、1時間くらい稽古し、二人は店に戻った。


12時になれば、お昼の休憩にサラリーマンたちがやってくる


午後1時……


お客も減り、3人も昼食をすることにした。


「いただきます!」


と龍一が食べようとした時、浜崎あゆみ似の少女が入ってきた。


「やっと、見つけたわよ……龍一……」


「お、お前は!」


龍一は少女を見て驚いた。


果たして龍一を知るこの少女は何者なのか?







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