邂逅しました。
「はぁーやっと1日終わったーしょうがないかまだ初日やから慣れないか」と独り言を自己完結し終わったとき辺りを見渡せば常人には一生縁の無いであろう量子学の討論している様子が見えたり、又はそうゆう優秀にへばりついている平凡達がいた。
この風景がこの学校の常なんだろうと僕も行こうか迷ったあげく1人の優秀に声をかけようとした。
その子は女子で「名前は確か永森 恋香ー さんだよね？」
とありきたりな言葉で話しかけてみた。
数分がたち未だに会話のキャッチボールの一文字もなく時だけが過ぎてった。
「あのー永森さーん」と会話を投げてみた。
「うわっ！ビックリしたななに天と地が一つにでもなったの」と中国の古詩の本を開きながら叫んだ。
「なにおかしなこと言ってんの話しかけただけだよクラスメイトの望月露夢」
「？？？」
「その様子じゃわかって無いなさすが天才やることすること泣きたくなるよまぁ平凡なやつはその他のジャンルか」
「ごごめんなさいつい作品に夢中で望月 さんでしたよね何か用ですか？」
「あーなんか天才のゆえんが垣間見た気がしたでもまだそれ読んでいる途中やからまた今度でいいや次は名前覚えておいてな」
と言いクラスの人達がまだ1人も帰っていなかったけど明日から頑張ろう精神で学校を出て行った。
「はぁーなんだったんでしょう望月さんでしたか、少々変わった人物でしたね」
そして僕は学校から出て少し経った頃に人生の分岐点に辿り着くのだった。
橋を渡っている時、突然空と地面が一つになったかのようにこの世の感覚とは言えない状況が露夢を襲った。
徐々に安定していき気づいたら空から何かが降りてきた目を凝らして見るとそれは紛うことなき金髪ポニーテールの天女が降りて来ようとしていた。
この世の言葉で表現できるかと疑問に思うほど許容し難くとても可憐であった。
その邂逅が露夢の人生においてどれ程幸運でどれだけ不運であったかは露夢でも計り知れないほどの運命だった。
