表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

詩のサークル

出発点

作者: 齋藤 一明

世良 譲トリオ Satin Doll


手がむずむずする

指が勝手に動き出す

ああ、自分は手の人間だ

何かをつくり、何かを直し

そうしていると落ち着く人間だ

それを世間は職人とよぶ




映画『Uボート サントラ』


そういえば、投稿を始めて三年になる。

無茶をしたなとつくづく思う

異常なペースで書いていたっけ。

機械が動いているわずかな時間を利用して、一行、また一行。


連載を一本始めた隙に、書いてあった長編を連載し

新たに続編を四日で仕上げたっけ

まさに出撃そのものだった

字数に興味がなかったから良かったのだろうか

しかし、四日で二十万字は異常すぎた。

結局、半年がかりで仕上げた最初の連載を加えると

三本で五十八万字


思い返せば、異常すぎたっけ




ラブ イズ イリュージョン しばたはつみ


それがどうだ、気持が萎んでしまったか?

書くことのほかに喜びをみつけようとしているではないか


それもいい、書くことがすべてじゃないのだから


ふと思いついて作った本。喜んでくれたなぁ

自分の本が欲しいと言われたよ、恥ずかしい


でも、リクエストに応えようと原稿を整理しだすと、考えがまとまらない

こんなのを本にしたら笑われる

いくら書き直しても、そう思えてしまう


ところが、女房がくれた雁皮紙を手にしたとき

自分が職人であることを思い出した


この薄い紙に印字できるだろうか

文章の心配をせずに、印刷の心配をしている


原稿の修整は終えた

紙の裁断も終えた


さあ、明日から印字に挑戦だ

一冊だけの和綴じ本を作ってやる


自分が生きた証をつくる

考えてもみなかったイリュージョンが始まる




ーーーーーーー


今回は三曲

まず、世良 譲トリオの演奏で、Satin Doll

次に、映画『Uボート』のサントラ

そして、『ラブ イズ イリュージョン』歌.しばた はつみ


13年11月 9日 『刀を捨てた武士』の投稿を開始。 翌4月11日完結

   11月14日 『明日を紡ぐ』の投稿を開始。同 20日完結

   11月20日 『茗荷のように』の投稿を開始。同 24日完結

これが私のスタートでした。

また『Uボート』を鳴り響かせましょうかね。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 四日で二十万字は凄まじいですね。一時、短編をサクサク書いていた時はありましたが、そこまでは及びません。 本が形となるのは、ここでの一つの目標となるのだと思います。それが実現した時、きっとここ…
2016/10/12 18:34 退会済み
管理
[一言] 凄いスタートダッシュだったんですね、何かが溢れ出るかのような。一斉出撃が終わり、製本などもされて、ゆっくり落ち着いてから、フツフツと湧き出すものがあるでしょうね。その時はまた一味違うものが出…
[一言] 4日で20万字、一日5万字。すごい!すごすぎです。私は2000字かいたr、そこでヘタレます。 「Uボート」とは、懐かしい^^)前にディスク持ってました。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ