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第二章 幕間5.誘惑

「グハハハハハハッ!喰らいやがれ!」


 オレは渾身の力を込めて、ガリバーくんに、必殺のかち上げ式ラリアットを喰らわせる!


 そんなオレに対して、周りからはブーイングの嵐が巻き起こる。


 だが、それでいい。

 『悪役』みよりにつきるぜ。


 ガリバーくんは、まるでダメージなど喰らっていないかのように無表情で地面に倒れ込んだ。


 ――チャンスだ!


 オレは高い台にいそいそと上り、ガリバーくんに指をさし、狙いを定めると、その場で天井すれすれジャンプ!!


「喰らえ!720度回転・フライングボディプレス!!」


 刹那――ガリバーくんにつけられたロープを子供たちがひっぱり、ガリバーくんはリングの外に移動してしまう。


 クソ、方向修正は出来ない!耐えろ!


 オレは空中回転が生んだ遠心力ごと、何もない地面に叩き付けられてしまった。


 はげしい痛みが、オレを襲う。


「……グフゥ」


 ふらふらと立ち上がるオレ。


「いまだ!くらえー!『しゃいにんぐうぃざーど』!!」

「あたしもっ、しー、『もんごりあんちょっぷ』!!しー、『もんごりあんちょっぷ』!!」


 6人ほどの子供たちが、容赦ない攻撃をオレに仕掛けてくる。


 こういう時の子供の攻撃って、けっこうえげつないんだぜ?


「いまだよ!ネムちゃん!」


 観客の子供たちから「ネム」コールが巻き起こる!


「わかったよっ。……くらえ!『すーぱー・でんじゃらす・ウラカン・ラナ』!!」


 ネムは、台の上からジャンプすると空中で3回転半のひねりをくわえ、後ろ足でオレの首をはさみ込み、高角度後方回転式のエビ固めをオレに喰らわす!!


「グヘェ!!」


 またしても地面に叩き付けられ、己より潰れた蛙のような声が漏れたのが分かった。


 こういう時、一切手加減しないネムたん……素敵である。

 練習した甲斐があったね。


 ――ダメだ。もう動けへん……。


 ……1、

 ……2、

 ……3!!


 あふれる喝采。

 3カウントが入り、オレは轟沈した。



 

「……みんな!合言葉はッッッ!?」


 戦いが終わり、オレはのそのそと起き上がり、子供たちに問いかけた。


 その問いかけに、子供たちは大声で「いちばんすごくてかっこいいのが……ぷろれす!!」と合唱くれた。


「おーい、お前ら!まくらを片付けて、そろそろ寝ろよ!」


 いつのまにかミィーカがやってきて、ガリバーくん(使われていない抱きまくら)を子供たちに投げる。


 ああ、オレの相棒になんて事を!

 死闘を繰り広げた相手だが、リングを降りたら相棒で親友なんだぜ?


 子供たちは「わー、ミィーカだ!逃げろー」とか言いながら、自分たちの部屋に戻って行った。


 ネムもオレに回復魔法をかけてくれた後、子供たちについていく。

 今日は、子供たちと寝るみたいだ。


 ――こうして、第4回『異世界・オレの理想プロレス。ザ・教会デスマッチ大会』が閉幕したのだ!



 

 少し頭がクラクラするが、全身の倦怠感が心地良い。


 ……やはり、やるなら『悪役』だな。


 オレは黙って、今回の大会の成功に振るえていた。


 ここは教会の聖堂。

 いつものようにカトリオーナ司祭に招待され、そのままお泊りコースだ。


 今日、おっさんはオリヴィアの依頼で来ていない。


 教会の聖堂をプロレス会場にするのはどうかと思うかも知れないが、カトリオーナ司祭にはちゃんと許可をとってあったりする。


 何でも「神様が生きていらっしゃった頃は、それこそワイワイと聖堂に集まって催しを行ったりしていた」らしい。


 実際に見たかのような口ぶりだが、そのように語り継がれているという事だろう。


 備品を壊さない事を前提に、簡単に許可してくれた。

 まあ、その辺は、カトリオーナ司祭が割とフランクなだけなのかもしれないが。


 実際にやってみての感想だが、この厳かな雰囲気の中、プロレスごっこをするのは最高に気持ち良かったりする。

 映画などで、悪魔がステンドグラスを割って教会に侵入する描写があるが、その訳が分かった気がする。……なんて考えるのは、罰当たりだろうか?


 まあ、その辺はちゃんとやられ役に回ったのだからご容赦願いたい。


 ちなみに今回の大会は、寝る前の子供たちの追いかけっこからはじまり、子供たちを捕まえ、そしてガリバーくんを引っ張り出してプロレス技をしかけ、子供たちがそれを助けるという、感動的な筋書きになっていた。


 もちろん、子供たちに攻撃は仕掛けていない。

 前以て、子供たちには「プロレス技をオレ以外に使ったら、もう遊んであげません!」ときつく言ってあったりする。


 ここの僧侶さんの話しでは、こっそり練習をしてはいるようだが、今のところ、その約束は守られているようだ。


「……お前、ホントに子供の扱いがうめぇな」


 感動に震えるオレに、ミィーカが的外れな事を言ってきた。


「何を言っている?オレは、子供が苦手だぞ」

「はぁ?……お前本気で言ってんのかよ?ここの子供たちは、お前が居ない時でも、お前の話しばっかりしてるんだぞ」

「それは、プロレスさんのおかげだ。――プロレスはすげぇんだぞ?」


 オレは未だに、子供相手に何を話していいのか分からないしな。

 逆にプロレスごっこで遊んでもらっている感じだろう。


「はいはい、分かったよ。おつかれさん。――向こうに飲み物用意してあっから、いこーぜ?」


 ミィーカはまったく理解していない表情で壁の向こうを指さす。

  

 おっ、ミィーカにしては気が利くな。

 そんな事を考えながら、ミィーカに連れられて客間に移動した。




 客間には誰も居ないかった。


 あれ?

 いつもはこの時間、僧侶さんたちが居るのにな?


 ミィーカはテーブルに用意してあった飲み物をオレに渡し、黙って椅子に座る。


 先ほどから妙にモジモジしている。

 顔も少し赤い気がする。


 少し気まずいので、オレは、渡してくれた飲み物を少し飲んだ。


 オレってば、緊張すると飲み物飲んじゃうんだよね。


 飲み物は、はちみつとレモンの味がする。

 少し酸っぱいが、運動後にはちょうど良い酸味だ。


 ……この世界にも、レモネードあったんだな。


「……の、飲み物はどう?」


 何となく、気まずい雰囲気の正体に気付いてしまった。

 今日のミィーカは、女の子っぽい仕草なんだよな。


 こういうギャップに、オレは弱かったりする。


「あっ、ああ、ちょっと酸っぱいけど……美味しいよ」

「そ、それ私が作ったんだぜ?……ほんの少しだけ、塩を入れるといいんだってさ」

「へー。……運動後によさそうだな」

「……だろ?」

「うん……」


 ああ、ダメだ。

 話が続かない。


 本格的に、撤退したくなってきたぞ。


「あ、オレ、そろそろ――」

「――あのさっ!」


 そう言って、オレを引きとめるミィーカ。

 その顔は真っ赤だ。


 この状況、分かってしまった。

 いくら鈍いオレだって分かる。


 ――これは、……告白だなっ!


 そういえば、最近妙にオレに絡んできたんだよな。


 オリヴィアにだけ練習メニューを考えてやってズルいだとか、なぜオリヴィアだけ認めて私を冒険者に誘ってくれないんだとか……。


 結局、おっさんの練習メニューを含めて、全部オレが考える羽目になってしまった。


「あの……」


 なにやら、またモジモジするミィーカ。


 ……どうしよう。


 オレは、今まで生きてきて、女の子に告白された事なんて無い。

 しかもヤンキーとはいえ、今日のミィーカは妙に女の子っぽい仕草だ。


 こうやって見ると、ものすんごく可愛く見える……。


 胸もあいまって破壊力が凄すぎる。

 すべての攻撃が会心の一撃……そんな感じだ。


 オレみたいな素人童貞には危険だ。

 危険すぎる!


「あのな……」


 ミィーカのピンク色の唇を見つめる……。


 ああ、ヤバい。

 ……吸い込まれそうだ。


 こうやって近くに居ると、石鹸のにおいと女の子の甘いにおいが混ざって、何とも言えない良い香りがする。


 ドキッ、ドキッ、ドキッ……


 心臓の高鳴りが止まらない。

 この音をミィーカに聞かれたらどうしよう……。


 あれ?

 ひょっとして、オレ、ミィーカの事が、す……


「――あのなっ、……お前のこと……じゃない……あ、あのな、けっ、じゃない。……剣を……そうだ!剣を見せてもらえないか!?」


 『剣』ってお前……大胆だな。

 愛の告白じゃなくて、いきなりそっちかよ!?


 それにしても『剣』って。

 ……オレの息子は、剣に例えるほど立派ではなかったんだが。


 剣?息子?


 そうだ!

 オレの剣。……オレの息子は、行方不明じゃないか!


 ミィーカにオレの息子が居ない事がバレた時の事を想像してみる。


 ニヤニヤ笑いながら、バカにされるオレの姿がそこに居た!


 嫌だ!

 誰にも見られたくなんてない!


 恋愛はしたくない。

 いや、しちゃいけないんだ!!


 ひょっとして、まさかとは思っていたが、やっぱりこいつ、オレの股間が無い事に感づいていたんじゃ?

 このファールカップを見抜くなんて、何者だよこいつ?


 ……まさか、それをバカにする為にわざわざ色仕掛けを?


 オレは慌てて股間を隠す。


「ば、ばかっ!そっちじゃねぇよ!」


 さらに顔を赤らめるミィーカ……。


 へ?

 どういう事?


「お前の持っている剣を、見せてほしいんだよ!」

「……剣って、オレの股間の事じゃないのか?」

「ち、ちげーよ!ファルカタだよ!ファ・ル・カ・タ!!」


 剣……ファルカタ……ファルカタね!


 何だよ、もう。

 勘違いしちゃったじゃないか!


 あまりにミィーカが色っぽい顔するもんだから。

 ……いやぁ、お恥ずかしい。


 そうだよね。

 まったくもう、オレってば中学生じゃないんだから。


 オレも変な勘違いをしてしまったもんである。


「何だよ、まったく。勘違いさせるような事言うなよ。……いいぞ、剣ぐらい見せてやるよ」

「あの、はじめはそのつもりじゃなくて。……い、いや……ううん、何でも無い」

「おいおい、なんで剣を見せてもらうだけでそんなに緊張してるんだ。お前らしくない。……ちょっと待ってろよ」

「あ、うん。……ありがと」


 この世界では、他人の剣を見せてもらう事は恥ずべき行為なのかね?

 確かに武器を取り上げる事になるし、信用している人間にしかやっちゃいけない気はするがな。


 そういえば、オレも、以前におっさんの大剣を触らせてもらった事があったな。

 これからは、もっと気を付けなければいけない問題かもしれない。


 そんな事を考えながら、オレの泊めてもらっている部屋に剣を取りに行った。




 戻ってみると、ミィーカはぐったりしたような顔をして薬草キセルを吹かしていた。

 顔はもう赤くは無い。


 そう言えば、この部屋は少し暗い。


 ……さっきのはランプの照明のせいで、ミィーカの顔が赤いんだと勘違いしていただけかもしれないな。


 出来ないくせに性欲だけはあるんだから、そんな勘違いも起きてしまうのかもしれない。


 たまに夜中とか明け方に、すんごくムラムラする時があるんだよね。

 そんな時は、「除夜の鐘を鳴らすお坊さん」とかを想像して抑えていたんだが……これからは筋トレを厳しめにして発散していこう!


 オレは決意を固め、ミィーカに剣を渡す。


「ほら、これがオレが使っている剣だ。気を付けて持てよ」

「ああ、ありがとよ」


 話し方も普通に戻っている。

 ひょっとしたら今までのは、オレの性欲が招いた悲しい勘違いだったのもしれないな。


「それにしても、よくファルカタなんて名前知っていたな。武器屋の親父が言うには、けっこう古い型の剣らしいぞ」

「……ああ、ちょっとな」


 そう言って、ミィーカは剣を抜き、光に当て、ジッと剣を眺める。


「……やっぱりだ」


 剣を見ながらミィーカは呟いた。


 そして、オレに向き直りこう言った。


「この剣は、私の父さんの剣だよ。――ホントは、もっと強くなってから確認するつもりだったんだけどな」


 父親の剣。

 確かこいつの父母は冒険者で、依頼で出て行ったっきり二人とも死んじまったって言っていたような。


 確かにこの剣は出所が分からない物だが、まさかそんな偶然があるのか?


「信じられないって顔だな?――ちょっと、待っていてくれよ」


 そう言ってミィーカは、部屋から出てどこかへ行ってしまう。

 しばらくして、木箱を持って戻って来た。


「これを見てくれよ。……母さんの形見だ。お守りにって、私に置いて行ったものさ」


 木箱には、オレのファルカタとそっくりな剣が横たえられていた。


 違う所は、柄が白い事くらいか?


「抜いてもいいか?」


 オレはミィーカに許可を取り、この剣を鞘から抜く。

  

 ――確かに、形も一緒だ。


「この剣は父さんと母さんが村を出た後、とある貴族を助けてその時に頂いた物なんだってさ。――ここを見て、同じ紋章だろ?」


 オレは、ミィーカに言われた辺りを確認する。


 確かに同じ紋章だ。

 ……オレの方は若干消えかけているがな。


「――だから……私は、これを運命だと思ったんだ」


 そう、ミィーカが呟いた。


 運命?

 気のせいか、ミィーカの顔がまた赤い気がする。


 煩悩退散!

 オレは「お坊さんが喝を入れている所」を想像し、煩悩をかき消した!


 危なかったぁ!


「なあ、私をお前の仲間に……いや、この剣を私に売ってくれよ!」

「ダメだ!……売ったらお前、本格的に冒険者を目指しそうだからな」


 実は、カトリオーナ司祭にも言われているんだよな。

 「もし彼女が本気で冒険者を目指すようなら連れて行ってあげて」ってさ。


 ミィーカは肺が弱いんだし、オレには秘密も多い。

 もちろん、オレは断ったがね。


「――それにお前、金なんて無いだろ?けっこう高かったんだぞ!」


 オレはウソを付いた。

 別に譲るのが嫌な訳じゃないが、この娘、考えなしの行動を取るからな。


「じゃあ、身体で払うよ!……これなら一石二鳥だろ?」


 そう言って、身体をオレにすり寄せてくる。


 ああ、お胸が!

 お胸が当たってるニャー!!


 オレは「お坊さんが滝行をしている姿」を想像し、強引に煩悩を沈める!


 いや、ダメだ!?


 少し暗い部屋、教会、シスターに言い寄られる……。

 背徳感が、オレの煩悩を加速させる!


 ……オレは出来ない。


 オレは!

 出来ないんだ!


 くぅ、今こそ集え!

 オレの中のお坊さんたちよ!!


 今まさに、オレの頭の中で、お坊さん総勢100名が焚火を囲み、護摩を焚き、よく分からないお経を唱え始めた!


「……喝ッ!!」


 本当に感一発だよ!?


 オレはミィーカを、なんとか強引に引きはがす事に成功した。


 大体何だよ『一石二鳥』ってさ?

 既成事実を作って、強引に冒険者として付いてくる気かよ!?


 本当に今どきの娘さんはおっかねぇぞ!


「キャッ!……あぶねぇな。何すんだよ?」

「あのな!身体で払うなんて簡単に言ってはいけません!お前シスターだろ?……他でもこんな事やってんじゃないだろうな?援助交際は、おじさん許しませんよ!カトリオーナ司祭が今の聞いたら泣くぞ?!」

「な!?ばかやろ!私はそんな事、した事ねぇよ!!……お、お前だから……」


 ここでまた色仕掛けか?

 ちょっと可愛い……いんや、すんごく可愛いけども!


「もう、そんな事言っても信用しません!」

「なんでだよ!?」

「あのな、オレはお前が冒険者になりたがってるのは知ってるんだよ。だから、剣を譲りたくないんだ。……だが、この剣はお前の親父さんの形見なんだろ?……そうだな、立派なシスターになったら――お前が回復魔法を立派に使えるようになったら譲ってやるから、勉強がんばってみろ。うん、それがいい!」

「お前、ほんとうに、本当にっ!……いじわるだなっ!」


 涙目でオレを睨むミィーカ。


 おいおい、いつオレが意地悪したんだよ。

 剣は譲るって言っただろ?


 オレはその後適当にミィーカをあしらって、床に就いた。

 ミィーカはしつこくて、何が不満なのかオレの寝室にまでついて来ようとした。




 翌朝、カトリオーナ司祭や僧侶の皆さんに呼ばれた。


 みんな朝早いな。

 ミィーカはまだ寝ているぞ?


「どうだったの?」


 カトリオーナ司祭が、訳知り顔で訪ねてきた。


 どうって……何だ?

 雰囲気的に、ミィーカの事だよな?


 あいつ、冒険者になりたいとか言って、相当みんなに心配されてるんだな。


 まったく、これが親の心子知らずってやつか。


「オレの使っている剣が父親の形見だったそうです。……だけど、安心して下さい。彼女には立派なシスターになったら譲ると言っておきましたよ」

「……それだけ?」

「ええ、それだけですが……何か?」

「あっ、いいえ、いいのよ。……そう、あの子、失敗したのね」

「――失敗ってなんですか?」

「えっ?いいの、いいの。気になさらないで。それよりみんなー、朝よー、朝ごはんの準備よー!」


 その言葉に、僧侶の皆さんは逃げるようにこの場を離れる。


 なんだか雰囲気がおかしい気がする。

 こう見えてオレは気にしやすい、いや、――人の気持ちに敏感な男なのだよ。


「……なんかあったのかよ?」


 ミィーカが起きて来たようだ。

 髪はボサボサながら胸元が妙に色っぽい。


 こういう隙だらけの姿に、オレは弱かったりする。


 そう、オレは弱点だらけの人間なのだ!


 オレはすぐに胸元から目線をそらした。


「みんなお前の事を心配していたみたいだぞ」

「うるせぇよ。ばか」


 そう言ってほっぺをプクッと膨らますと、ミィーカはどこかに行ってしまった。


 そのほっぺのプクッを指でつついてやろうか?


 ああ、ヤバい。

 胸元を見たら、なんだかムラムラしてきたぞ!


 ……取りあえず、マラソンしてこよう。



その日、ハルトは42.195㎞を全速力で走り切ったそうです。


今回で第二章幕間終了です。

次回から第三章となります。

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