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IDEAL―仮想理想世界― /Chapter-1「何でも屋《マスター・オーダー》」  作者: crow
Episode-3「必要悪《ネセサリーイビル》」
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Boot-1「シビア(V)」

 作者のcrowです(^_^)/


 最近急に忙しくなり、小説に時間が割けない日々が続きます。


 まあ、自分の時間(主にゲームに浪費する時間)を減らせば済む話なのですが……(;一_一)


 それはさて置き、今回の見どころは、話のスポットが地上へと変更される点です。


 え、誰の話? それは、読んでからのお楽しみです(*^。^*)


 これで、キー達も無関係では居られなくなります(一応、ヒント的な)



 それでは本編をどうぞ。


――17時25分 事件発生から15分経過 『天樹』 南側 地下門前



 そこには2つの人影があった。


「あー……なあ、ぶっちゃけアイツ、大丈夫だと思う?」


 目元以外の全てを布で隠した格好の男が、スーツのメガネ女性に問うた。


「……まあ、アキなら――大丈夫、じゃないかも」


 そして、2人は示し合せたかの如く大きく息を吐いた。


「「はあぁぁぁああ」」


 丁度その時、2人の背後から1人のアバターが声をかけた。


「――あのぉ、現在お暇でございますか?」


 即座にpassは(身体の向きは変えずにカメラ操作で)声の主を確認した。


PK(プレイヤーキラー)じゃ、なさそうだな……装備が後衛っぽいし)


 人通りのない街の南側で、視界外(背後)から急に声を掛けられれば当然の反応なのかもしれない。


 相手もそれを理解してか、返事を急かす様な素振りはない。


 そう判断しpassはたっぷりと間を置いて、返事をした。


「……いいや、人を待ってる」


「そうでございましたか……ああ、申し遅れました。わたくし、『術師連合』のE級スタッフ・クエリーと申します」


「『術師連合』って、あの8G4Cの!?」


 passは反射的に驚きの声を上げた。


 その時passの脳内で再生されたのはcrashとnullの尋常でない戦闘シーン。


(みんながみんな、あんな感じじゃないだろうけど……この人も一応、ああいう人らを間近で見ている人の1人なんだよな)


 妙な親近感が湧き、passはqueryの言葉を真剣に聞く態勢になった。


「はい、そうでございます」


「チカ……じゃなくてパス、止めといた方が良いよ」


「はぁ、なんでだよ?」


 この時点でqueryの狙いがパーティーの勧誘なのは確定的に明らかだった。


 それはmemoryも充分に分かっていて、既に乗り気になっているpassを制したのだった。


「『術師連合』って確か、後衛職派遣で経営してるとこでしょ? それも8G4Cなんだから1回だけでもどのくらいのiアイがかかるか」


「ぐっ、確かにそうだよな。今月は装備を新調したせいでiアイがすっからかんなんだよな……」


「あ、お金ですか? 結構でございますよ」


「え?」


「へ?」


「何分、私も連合の底辺スタッフですので……その、自分で仕事を見つけて来ないと収入がないのでございますよ。


 ですので、今回は初回無料とかお試し版とでも思って気兼ねなくご利用して下さって構いませんのでございますよ」


「トップカンパニーもシビアなんだな……メモリー、どうするよ?」


「そうだね、8G4Cからのお誘いなんてまたとないチャンスだし……ペイントくんの事は気になるけど」


「まあ、あっちにはトップランカー様達が付いてるから心配いらないだろ」


「それも、そうね。じゃあ、クエリーさんよろしくお願いします」


「はい、よろしくお願いされたのでございますよ」



 ここまで読んで頂きありがとうございますm(_ _)m


 如何だったでしょうか?


 クエリーの口調が少々鬱陶しく感じますが、作者も同様の想いを抱えておりますのでご安心ください。



 さてさて、次回の投稿は2014年12月30日午前9時頃を予定しています。


 それでは、次話も是非読んで下さい(^_^)/



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