Uninstall-3「俺達も信じる(V)」
作者のcrowです(^_^)/
今回の見どころを紹介したいと思います。
今回の見どころは、感動シーンですかね。
無愛想なデーモンちゃんが、みんなと徐々に打ち解けていくのがイイかなぁ(*^。^*)
あとは、ちょくちょくキーがゲートキーパーに突っかかるのも面白いかな。
さて、それでは本編をどうぞ。
―※11月28日更新分※―
お久しぶりです、今回はプラスな報告です(^_^)/
ブクマ登録1件増えました、ありがとうございますm(_ _)m
今回の更新で久々に「投稿日に100PV」切ったので焦りました(-_-;)
Episode-3の方も投稿し始めましたので、到頭、後戻りできない(見切り発車)状態になりました(^_^;)
尚、現在はRuntime-2で停止しています(>_<)
以上、今回の報告でした。
――17時45分 事件発生から35分経過 『裏・天樹』 中央広場
「『という訳で、人探しを手伝う事になった。みんなも手伝ってくれ』」
「いいよ、弱いけど人手は多いに越した事はないでしょ?」
と、一も二もなく返事をしたのはkeyだった。それに続いて、ペイントも賛同する。
「そうだね。僕もみんなの役に立てるなら加わるよ」
bitも首肯のモーションをしている。
「んじゃ、2人1組で……ペイントだっけか――お前は俺と、ビットさんは鍵屋と、タスクはデーモンと組むって事でいいな?」
誰からも異論がなかったのでgatekeeperは本題の探し人について話そうとして――止まる。
「それで……残ったお前さんは誰だ?」
と、gatekeeperに紹介を促されたdisclosureに皆の視線が集まる。
「えっと、ぼ、ぼ、ぼ、僕はディスクロージャーっていいましゅ!」
テンパったdisclosureが盛大に噛んだ。しかし、ここまではtaskも予想できる範疇のアクシデントだった。
皆がそれぞれ苦笑いないし、声を上げて笑う中、disclosureは視線を右往左往させていた。すると、その中でただ1人無言にジト目で自分を睨む女性が居た。
その鬼気迫る(ように見えるらしい)目が、表情が、disclosureに言い知れない恐怖を植え付けた。
そして、次の瞬間――
「ごめんなさい、すいません、噛んだのも笑いをとろうとかそんな事は一切考えてなくて、えっと、だから、その――」
disclosureは先程よりも数段、滑舌よく訳の分からない弁明をdemonに向けて始めるのだった。
当然ながら、demonにそんな気はなく、何故こちらを向いてdisclosureが必死に説明しているのかさえも理解していなかった。
「やっぱ、怒ってるように見えるよね」
というkeyの呟きはdisclosureに届かなかった。
disclosureの弁明はそれから2分ほど続き、それを本人からの自己紹介として、詳細な経緯はtaskがdisclosureに代わって話した。
「『そんな訳だからゲートキーパー、面倒見てやってくれよ』」
「ああ、そういう事なら任せな」
「宜しくお願いします、すみません」
やっと落ち着いたdisclosureは結局、demonの(ジト目)事情を未だに知らないけれど、極力demonを視界に入れないようにする事で一時的に自己解決した。
「それで、だ。話が前後したが、本題の探し人について話したいと思う……デーモンからな」
そう言ってgatekeeperは一歩退き、代わってdemonが皆の前に一歩出た。
「探してるのは、『術師連合』のスタッフで、錬金術師のメガネっ娘」
それ以上、demonから続く言葉が紡がれず静寂が訪れた。
「……それで?」
数秒後、痺れを切らしたkeyがそう尋ねると、demonは再び語り出した。
「メイン武器は呪術杖、防具は東洋の宝冠、白の水玉入りピンクレインコート、ピンクのショートパンツ」
また押し黙るdemonに、今度はgatekeeperが先を促した。
「……大体の外見は分かったから、もっと、こう、内面的な特徴を教えてくれ」
「LVは127で、丁寧な口調の女の子、パーティーでの役割は専らブースター」
そこでまた音声再生が終了したかの如くdemonは黙った。
demonが必要以上に探し人についての情報を言いたがらない意図を、taskやbitはある程度の予測ができていた。
(分からないのは、見つかる事を望んでいるのか、見つからない事を望んでいるのか、だな)
task達の手伝いを了承した時点では、demonは探し人が見つかる事を望んでいた筈だった。しかし、蓋を開けてみればこの通り、抽象的な情報しか提供しないのだ。
そんな事をtaskが考え込んでいると、そんな事情を全く理解していないkeyが核心を衝いた質問をするのだった。
「えっと、じゃあ、その子の名前は? それさえ分かれば、もう探せそうなんだけど」
「……」
当然、demonは答えなかった。この世界に同じ名前は2人と居ないからだ。
けれど、事態は悪い方へ流れる。keyのそれに同じく事情を知らないgatekeeperが便乗したのだ。
「そうだな、探しに来たんだから流石にそれくらいは分かってるんだろ?」
demonが葛藤しているのは先程までの流れから容易に想像できた。
(引っ掛かるのは、名前を教えて見つかれば良いが、名前を教えて見つからなければ都合が悪い訳だよな)
そこでtaskは道中のやり取りを思い出し、小さな確信を持った。
丁度taskがメッセージを打ちこんでいると、千羽鴉がkeyに群がったのでgatekeeperとpaint、keyが席を外した。その好機を逃さず、taskはdemonに自分の意図を伝えた。
「『デーモン、お前が見つかるって少しでもそいつの事を信じてるなら俺達に話してくれないか?』」
「……!?」
3人が戻ってきたのとdemonが意を決して口を開いたのはほぼ同時だった。
「……クエリー」
「へ? 今、何か言った?」
「探してるのは……『術師連合』の、クエリー」
「クエリーちゃんね、分かった。じゃ、行こう、ビットさん、ゴールキーパーはあっちね」
「俺は、ゲートキーパーだ。絶対見つけてやるから任せな。行くぞ、ペイント」
「『お前が信じてるんだ、俺達も信じるぜ』」
「……ありがと」
一同がその言葉を受けて、胸に何か暖かく心地良い感情が芽生えた。そして皆が同時に、引き受けて良かった、と確信する。
そんな感動のシーンに水を差したのは、新参者のdisclosureだった。
「あのー」
「ああ、お前はギルメン呼んでおいたから此処で待ってればいいぞ?」
そこは察してgatekeeperが先にdisclosureに教えたが、実際、disclosureの用件は全く別だった。
「クエリーさんですよね? 容姿を聞いた時に薄々そうじゃないかなぁと思ってたんですけど――あれ?」
誰からも言葉が返らず、disclosureは焦ったが、焦りはすぐに恐怖へと変わった。
先程からdisclosureが意識して逸らしていた、自分を睨む目(正確にはジト目)が無言で迫って来たのだ。それも物凄い速度で。
「あ、あの、その、嘘とかハッタリとかじゃないんです、注目を浴びたいとかそんなことでもなくて……!」
後退するdisclosureを壁まで追い詰め、demonは微妙に動揺の混じった声で尋ねた。
「クエリーは、どこ……!?」
「く、く、クエリーさんは――きっと、まだ上に……」
「……くっ!」
それを最後まで聞かずdemonは撃ち出された銃弾の様に飛び出した。
「『おい、デーモン!』」
taskの制止も聞かず行くdemonを追おうとし、task、key、gatekeeperが走り出すとbitがそれをすぐに呼び止めた。
「待つんだ。デーモンくんは心配だが、まずは状況整理が先決ではないだろうか?」
「『そうだな、お互いに知ってる事を話すってのはどうだ?』」
「それでは、まず私から話そう。最近、この世界で数件確認されている同じ手口のPK犯の噂についてね」
ここまで読んで頂きありがとうございますm(_ _)m
さて、今回のあとがきも特にご要望はありませんでしたので、次回予告で繋ぎます。
Episode-3 Install-1「情報収集(V)」
時は遡り、2時間前のお話となります。2時間前というと丁度、taskが路地裏でacceleratorと戦っていた頃の時間帯です。
そんな今回はビットさん視点で物語が進行します。
舞台は初登場『神楽』というWhite Roadの従属国家です。
ビットさんはそこで一体何を聞いたのか、何をタスクに伝えるつもりなのか……?
さて、次回予告もこの辺りで、最後に毎度おなじみの重要なお知らせです。
【※重要なお知らせ※】
あとがきで書くネタが尽きました。ので、募集します。
例)「○○というMMOではこんな機能があるけど、IDEALにはないの?」、「こういう機能があったら面白くなると思うよ」などなど
ネタでなくても感想・批評等もいつでも受け付けておりますので、ぜひぜひ!
そんな訳で、次回の投稿は2014年12月02日午前9時頃を予定しています。
それでは、次話も是非読んで下さい(^_^)/
―※11月23日更新分※―
修正のお知らせです。
この小説自体に書いてあった「あらすじ」から作品概要から下をEpisode-1のInstall-1「裏依頼(R)」のあとがきに移しました。
修正報告は以上です(^_^)/




