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IDEAL―仮想理想世界― /Chapter-1「何でも屋《マスター・オーダー》」  作者: crow
Episode-2「邂逅《エンカウンター》」
34/69

Standby-1「お前らしい(V)」

 作者のcrowです(^_^)/


 今回の見どころを紹介したいと思います。


 今回は、keyというか(うつつ)の人柄・性格的な部分が見られる点ですかね。


 彼女が何故トラブルメイカー(?)なのか、分かる気がします。



 さて、それでは本編をどうぞ。


――17時15分 事件発生から5分経過 『天樹』 北大通り 路地裏


「は、ペイントが死んだ……?」


「え、アキ……ホントなの?」


 困惑しているpassとmemoryへkeyが返事をするよりも早く、今回の加害者にあたるcrashとnullが3人の元へ謝罪しに来た。


「悪かったな、このバカオカマが」


「ごめんなさいね、この男女のせいで」


 無論、どちらも自身の非を詫びに来た訳ではなかった。


「「はぁ!?」」


「っざけんなよ、クソオカマ!」


「それはこっちのセリフよ、この脳筋女!」


 今にもケンカが再開し兼ねない雰囲気に3人は止めよう等とは思考していなかった。どうすればこの状況から逃れられるか、3人の頭の中にはそれしかなかった。


 しかし、最悪の事態は容易に回避できた。


「これ以上、いたずらに被害者を増やすのはご遠慮願いたいね。ちなみに、私はどちらかが悪いとは思わないよ、今回はどちらも悪いと思うからね」


 そう言って2人の間に割って入ったのは、恐らくこの場で最年長であろう男・bitだった。2人はbitの冷静で的確な発言に思うところがあったらしくお互いに距離をとって黙った。


 paintが地下に送られた事が確定してから、各々バタバタしていた所に一段落ついたのを見計らってtaskは一石投じた。


「『地下へ行くメンバーを決めるぞ』」


 一瞬の静寂の後、最初に口を開いたのはkeyだった。


「じゃあ、はい! 私、立候補します!」


「ちょ、お前、正気かよ……!? まだ始めて数時間足らずだろ……しかも、1歩も外に出た事もないお前がいきなり地下に行くだって? 絶対、無理だ」


 passが声を荒げてkeyの同行を非難した。


「パスの言う通りだよ。死罰の説明聞いたでしょ?」


 memoryはkeyを諭す様に柔らかな口調で言った。


「聞いてないけど大丈夫、LV1だから失うものは何もない」


「そうじゃなくて。死罰は原則、モンスターに倒されてマイルームに戻った時に発生するんだけど、例外として地下街で死んだ時にも発生するの」


「ふーん、でもホントに私、何も失うモノなんて持ってないよ?」


 memoryの意図を汲み取ったtaskが後を引き継ぐように言った。


「『要するに、地下街で死ぬという現象が起こりうるという事態が問題なんだよな?』」


「ん? つまり、どういうこと?」


「『地下が地上の街をそっくりそのまま反転させた所ってのは知ってるよな?』」


「あー、何となく。おぼろげに」


「『実際はもっと単純だ。地上と地下では2つの事があべこべに存在している。1つは知っての通り、建物だ。そして、もう1つが規律地帯という概念だ。だから、規律地帯の転写である筈の地下街では武装できるし、モンスターも出るし、死にもするって訳だ』」


「へー、そうなんだ……――でも、私は行くよ」


「お前まだそんな事――」


「まあまあ。パスくん……だったかな、少し落ち着いて話そうか。ケンカ腰で話しても何の解決にもならないよ。どこかの犬と猿じゃないんだからさ」


 bitの言う犬と猿が自分達の事だと察し、2人は小さな呻き声を上げた。


「それで、君はどうしてそこまで(かたく)なに地下に行きたがるんだい?」


「ん? 何か勘違いしてるみたいだけど、私、別に地下だから行きたいって訳じゃないよ?」


「ふむ、何か話が噛み合ってない感じだね……順を追って話を整理して――」


「『実に、お前らしい考え方だな』」


「む? それはどういう事だい?」


「『ビット、コイツは――鍵屋は、自らトラブルに首を突っ込む様な奴だ。だから、仲間のピンチにはどこだろうと駆けつける。それが今回はたまたま地下ってだけで、その行動が鈍る様な事はないのさ』」


「あはは、私の事よく分かってる~♪ じゃあさ、早く行こうよ」



 ここまで読んで頂きありがとうございますm(_ _)m



 task「実にお前らしい」


 これは私の脳内で、某有名ドラマの物理学科准教授のセリフ風に流れています(個人の勝手な意見なので)


 正確には「実に、お前らしい考え方だな」なので「実にお前らしい、考え方だな」だと切れるところが違うので違和感しかありませんよね(;一_一)



 それはさて置き、今回のあとがきは特にご要望(感想は頂きました!)がなかったのでネタがありません(>_<)


 なので、とりあえず、次回予告で繋ぎます(^_^;)



Standby-2「青藍の監視者(V)」


 本編は書けませんし、内容もほとんどネタバレになってしまうので、タイトルだけ公開します。


 ちなみに、青藍の監視者はインディゴ・デーモンと読みます。


 以前、白転の故障ホワイトアウト・クラッシュの際に触れた、二つ名で1,2を争うお気に入りのもう1つがこちらです。


 尚、該当キャラクター自体も結構好きです(という事は必然的に出番が多い??)



 さて、次回予告もこの辺りで、最後に重要なお知らせです。



【※重要なお知らせ※】


 マジメにあとがきで書くネタがなくなりました!


 という事で、前回に引き続き皆さまから「こういうところはどういう仕様なのか」、「このゲーム(MMO)にはこういう仕様があるけど」等のご意見・ご感想を募集します!(^^)!


 あとがきのネタでなく、純粋な感想・批評でも構いませんよ~(^^)



 そんな訳で、次回の投稿は2014年10月21日午前9時頃を予定しています。


 それでは、次話も是非読んで下さい(^_^)/



―※10月8日更新分※―


 8000PV達成、ありがとうございます!


 日間SFランキング:10月08日 88位/10月07日 81位


 初コメも頂きましたし、ブクマ登録も5件増えました。


 良い事尽くめです(*^。^*)


 この調子で、Episode-3も書いていきたいと思います。




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