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IDEAL―仮想理想世界― /Chapter-1「何でも屋《マスター・オーダー》」  作者: crow
Episode-2「邂逅《エンカウンター》」
23/69

Install-3「鍵屋(V)」


 作者のcrowです(^_^)/


 今回の見どころというか、気づいてほしいところはEpisode-1のBoot-4で言っていた伏線(布石?)が回収されている点です。


 まあ、大した話ではありませんが、一応、本編でしっかり言ってたんですよ、というアピールです(;一_一)


 あとは、keyの言う説明書は読まないタイプという性格がよく出ているかなあ、と思います。



 それでは本編をどうぞ。


――『天樹』 西居住区 16時35分頃


 コンクリート造りのマンションが規則正しく並ぶ路地を2人は無言で進んでいた。


「……」


(無言の間が辛い……何か話さなきゃ)


 keyがそう思い立った時、前を歩くtaskが立ち止まった。


「『ココが最近できた居住区画だ』」


「あ……ココ、だったかも……?」


 マンションの前に立てられた看板には『西‐T棟』と書かれていた。


「『各棟5万部屋あるからな、とりあえず、入ってみろ。間違ってたら、「誰かの部屋に遊びに行く」って項目しか出てこないから』」


「う、うん」


 taskに促されkeyは入口をターゲットしてアクションした。


{ 自分の部屋に戻る ・ 誰かの部屋に遊びに行く }


「やった! 合ってたよ、タスク!」


「『おい、大声で名前呼ぶな。前も言ったがちょっとした事情で名前を非公開にしてるんだ』」


「あ、そうだったね。じゃあ……何でも屋さん、でどう?」


 短い沈黙の後、意外な答えが返ってきた。


「『じゃあ、お前は鍵屋な』」


「え、私はキーでイイよ?」


「『お前も今日からお尋ね者だろうが、名前非表示にしとけよ』」


「ええっ、初日でお尋ね者とか……」


 少し途方に暮れながら入口から振り返ったkeyは、ふと思い出した事をtaskに尋ねた。


「そういえば、あのお店が家なの?」


「『違う、あれは中集団拠点だ。中集団の設立に伴って与えられる建物であって家とは別物だ』」


「へぇー、そうなんだ。じゃあ、タス、じゃなくて何でも屋さんの家ってどこなの?」


 一瞬の逡巡の後、taskははぐらかす事を決めた。


「『確認も済んだし、さっさと行くぞ』」


「ちょっと、待ってよ! ってか、どこ行くの!?」


「『ん? お前が広場で待ち合わせしてるって言ったんだろ? それとも、待ち合わせは中止になったのか?』」


「あっ!? ヤバい」


 keyが恐る恐る時計を確認すると、予定の時刻より優に1時間は過ぎていた。




 ここまで読んで頂きありがとうございますm(_ _)m


 次の投稿日のみお知らせします。


 次の投稿は2014年8月19日午前9時頃を予定しています。


 それでは、次の分割も是非読んで下さい(^_^)/


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