Install-3「鍵屋(V)」
作者のcrowです(^_^)/
今回の見どころというか、気づいてほしいところはEpisode-1のBoot-4で言っていた伏線(布石?)が回収されている点です。
まあ、大した話ではありませんが、一応、本編でしっかり言ってたんですよ、というアピールです(;一_一)
あとは、keyの言う説明書は読まないタイプという性格がよく出ているかなあ、と思います。
それでは本編をどうぞ。
――『天樹』 西居住区 16時35分頃
コンクリート造りのマンションが規則正しく並ぶ路地を2人は無言で進んでいた。
「……」
(無言の間が辛い……何か話さなきゃ)
keyがそう思い立った時、前を歩くtaskが立ち止まった。
「『ココが最近できた居住区画だ』」
「あ……ココ、だったかも……?」
マンションの前に立てられた看板には『西‐T棟』と書かれていた。
「『各棟5万部屋あるからな、とりあえず、入ってみろ。間違ってたら、「誰かの部屋に遊びに行く」って項目しか出てこないから』」
「う、うん」
taskに促されkeyは入口をターゲットしてアクションした。
{ 自分の部屋に戻る ・ 誰かの部屋に遊びに行く }
「やった! 合ってたよ、タスク!」
「『おい、大声で名前呼ぶな。前も言ったがちょっとした事情で名前を非公開にしてるんだ』」
「あ、そうだったね。じゃあ……何でも屋さん、でどう?」
短い沈黙の後、意外な答えが返ってきた。
「『じゃあ、お前は鍵屋な』」
「え、私はキーでイイよ?」
「『お前も今日からお尋ね者だろうが、名前非表示にしとけよ』」
「ええっ、初日でお尋ね者とか……」
少し途方に暮れながら入口から振り返ったkeyは、ふと思い出した事をtaskに尋ねた。
「そういえば、あのお店が家なの?」
「『違う、あれは中集団拠点だ。中集団の設立に伴って与えられる建物であって家とは別物だ』」
「へぇー、そうなんだ。じゃあ、タス、じゃなくて何でも屋さんの家ってどこなの?」
一瞬の逡巡の後、taskははぐらかす事を決めた。
「『確認も済んだし、さっさと行くぞ』」
「ちょっと、待ってよ! ってか、どこ行くの!?」
「『ん? お前が広場で待ち合わせしてるって言ったんだろ? それとも、待ち合わせは中止になったのか?』」
「あっ!? ヤバい」
keyが恐る恐る時計を確認すると、予定の時刻より優に1時間は過ぎていた。
ここまで読んで頂きありがとうございますm(_ _)m
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次の投稿は2014年8月19日午前9時頃を予定しています。
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