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4、心の妃

短いですが、間が空きましたので切りのいいとこで載っけます。

「そんなにたくさん母親候補が名乗りをあげたのか、坊やはモテモテだな」

事の詳細を聞くなり朗らかな笑い声を上げた女性にクロウィズは顔をしかめた。

「笑い事ではない、私の子供の母親は君以外いらない」


「ごめんなさい、ウィズ、謝るから坊やを抱かせてちょうだい」

そう言って白く美しい腕を差し出した。


腕だけでなく、光かがやくような美しい女性だった。

金糸の波打つ髪を緩く結い上げ、琥珀の瞳を眩しそうに細め、愛し子を見つめる、女神の美貌。


リーザロイス・ヨウラン・ハートレット公爵。


女性ながらに公爵位をもち、外交官として諸外国をとびまわり、先日、帰国した、ということになっている。

クロウィズの心の妃にて、王子の秘密の母御である。

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