表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/12

傲慢な王太子殿下

更新が遅くなってしまい、すみません!

読んでくださり、ありがとうございます!

よろしくお願いします!

「えっ!?ちょ、ちょっとお待ちくださいませ、殿下!」


 わたしの制止に殿下が笑顔で振り返る。目は全く笑顔じゃない笑顔で。


 ・・・怖い。


 わたしの恐怖を感じたのか、殿下がぎゅっと腕をにぎる力を強めた。


「で、殿下!お離しくださいませ!はなっ、離して!」


「殿下。殿下はナタリア嬢をどうなされたいのですか?」


 笑顔で殿下に迫っている、辺境伯さま。いつの間にか、わたしの腕から殿下の手を離してくれている。何だか、迫力のある笑顔だけれど、何故か安心した。


「っ!?ふ、不敬であるぞ、アルベート!」


 殿下が叱りつけた。すると、辺境伯さまは余裕の笑顔で殿下の腕を話した。


「申し訳ございません、殿下。しかし、困っている淑女をお助け申すのは、紳士の務めであると思いますが。そうでしょう、殿下?」


 有無を言わせぬ笑顔でせまっている。いつの間にか、わたしはすごく安心感を憶えていた。


「っ、分かったから、もう許せ。・・・ナタリア嬢、行こう」


「!?ど、どこへ行かれるのですか!?」


 わたしが怯えてじりじりと後ろへ下がっていると、殿下が面倒くさそうにはあっとため息をついてセットされていた髪の毛をかきあげた。


「どこって、テラスに決まっているだろう。私に逆らうつもりか?」


「ナタリア嬢は逆らっておりませんよ、殿下。一体、どうなされたのですか?」


 冷静に辺境伯さまが口を挟んでくれる。


 そのおかげで自分のペースを崩さずに済んでいる。


 しかし、殿下が疎ましそうに辺境伯さまを睨んだ。


「お前に問うていない。口を挟むな、アルベート」


「辺境伯さまが仰って下さった通りです、殿下。わたくしは逆らっておりません!」


「お前・・・」


今度はわたしまで睨まれる。


「はあああああ。父上に言われ、お前を婚約者にしてやろうかとも思ってやっているのに」

引き続き、読んでくださり、ありがとうございます٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

まだ、続きます!

投稿は不定期に行いますが、頑張るので、読んでくださると嬉しいですᕦ(ò_óˇ)ᕤ

別作品も、投稿しておりますので、そちらもご覧くださると嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ