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第11話  作者: こたつ
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第11話

今回はめっちゃ内容薄くて長いです

第11話 :即戦力:


メイド:「タクシードライバー」ですよね


店長:そうなんだけど、

君、タクシードライバーに応募してるけど、運転経験は豊富な方なのかい?


メイド:はい、そこそこ運転には自信があります


店長:そりゃ心強いね。

─じゃあいきなりだけど、ここのスーパーまでお客様をタクシーで送って来てくれないかな?


メイド:承知しました。

では、行ってきます。


店長:気を付けるんだよぉ〜!


〜数十秒後〜

〜ガチャッ…〜


メイド:あの〜 私はどのタクシーを運転すれば…


店長:あぁ、すまないねぇ。

一番大切なことをいい忘れていたようだ

えっとねぇ…君が運転するのは…これだね


〜そう言いながら店長は他の車よりうんと年季の入った古いハッチバック車を指差した〜


メイド:これ…本当にタクシーなんですか?ずいぶんと古いですが…それに…


店長:あぁ、もちろんタクシーさ。

今どきのタクシーみたいに新しくはないけど、燃費が良いからって長い間使ってたらこうなってたんだ…

今は乗りても引退しちゃってねぇ…


メイド:なるほど…

─あ、この車、少し手を加えてもいいでしょうか?


店長:いいよ、いくらでも改造してもらって構わない。


メイド:ありがとうございます、

では、行ってきます!


〜キュイキキキキキキキッ…キュイキキキキキキキッ…〜


メイド:あら…エンジンがかかりませんね…


店長:あちゃぁ〜長い事放置してたせいでバッテリー上がってるねぇ…

じゃあ、この車修理出すから、あの車使っていいよ。


〜そう言って店長は「The・タクシー」と言わんばかりのカクカクした形の車を指さした〜


店長:燃費は悪いけど、便利だと思うよ、

はい、これ鍵ね。


メイドありがとうございます、では。


〜スタスタ…ガチャッ…バンッ…〜

〜カチャ…キュイキキキキ!ブゥォオオオン!〜


メイド:良かったです、無事エンジンがかかりました。


店長:じゃあ、もう結構経っちゃってるから、なる早で向かってあげてね!


メイド:わかりましたー!てはー!


〜ブゥン…ブオォン!…ブオォオオオン!〜

〜そのままメイドは爆音を轟かせながら走り去った〜


店長:ひょえ〜…なかなか荒い運転するねぇ…

さてさて…修理修理………


〜しばらくして、一方メイド、〜


メイド:えっと…お客様は…

ここ…ですね、じゃあ行きましょうか、


〜ブゥウウウウウウン!キュルルルルルッ!グオォオオオン!〜


メイド:すごいですね、この車、

よく曲がります。私が乗ってる自家用車には負けますけど…


〜ジジッ…〜

〜店長:聞こえてるよぉ〜悪かったねぇ、型落ちな車なもんで〜


メイド:店長?!この車無線まで付いてるんですか?!


〜店長:ハッハッハッ!そうだぞ!すげぇだろ!〜


メイド:便利がいいですね…

あと数十秒もしないでお客様の所に到着するので、一旦無線切りますね。


〜店長:あぁ、わかっt… ブチッ…〜


メイド:え〜っと…ここを曲がって…ここを曲がれば…よし、到着です。

ドアの開閉は…これですね…


〜メイドはサイドブレーキの横についているレバーを引いた〜

〜ガチャッ…〜


お婆さん:ありがとうねぇ…よいしょ……!


〜ガチャッ…バンッ…!〜


メイド:目的地はスーパーで合ってますか?


お婆さん:合ってるよ、じゃあ、お願いね


メイド:はい、では、動きますよぉ〜


〜ブォォン…ブオオオン……〜

〜メイドはゆっくりと発進した〜

〜ブォオオオオオン……〜


お婆さん:にしてもお嬢さん、お若いですねぇ、そんな若いのに仕事なんてご苦労だこと、


メイド:ありがとうございます、

まぁ、色々ありましてね、お金がないのでバイトを始めたんです。


お婆さん:ご苦労さま、あ、飴ちゃんあるよ?いる?


メイド:あ、ありがとうございます。


〜しばらくメイドとお婆さんとの雑談は続いた〜


メイド:到着しました、料金は…えっと…

680円ですね。


お婆さん:はい、


〜そう言ってお婆さんは1000円札を出した〜


メイド:ではお釣りを…


お婆さん:お釣りはいいよぉ、じゃぁ、ありがとうねぇ〜!


メイド:お釣りいいんですか!?……

ありがとうございました〜!

(このお釣り、どうしましょう…)


〜キィ…バンッ!〜

〜ブゥウウウウウウンブゥゥウウウウウウウン〜

〜メイドは店長の元まで戻った〜


店長:おぉ、もう帰ってきたのかい?


メイド:はい、無事送り届けました。

あと、送り届けたお婆さんが、

「お釣りはいいよ」って、680円のところを1000円出してきちゃって…

これどうしましょう?


店長:ふぅむ…寄付にでも回すか?

後処理とか色々面倒くさいし。


メイド:そう…しましょうか…


〜その後色々あり、〜


店長:今日はお疲れ様。今日早速仕事やらせちゃったけど、どうだったかな?


メイド:楽しかったです。


店長:そりゃよかったよ、

じゃぁ、たしか明日も入れるんだよね?


メイド:はい、明日も入れます。


店長:じゃぁ、明日また昼過ぎに来てね!


メイド:承知しました。では、

失礼します、


店長:気をつけて帰ってね〜


メイド:ありがとうございま〜す!


〜ガチャッ…バンッ…!!〜

〜キュイキキキ!ブォオオオオオン!!!!〜

〜ブォオオオオオン!バァァァァァァ!〜


店長:うわぁ…あの音……

なんかすごい車に乗ってんだなぁ…あの嬢ちゃん…


〜ンバァァァァァァァアァァア!〜

〜そうしてメイドは夕方家に帰った〜


第12話に続く To be continued…

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