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凡人と修行4

「まず、この世界から説明するわよ」


「この世界は大きく分けて2つの大陸と1つの海で構成されていて、私達がいる大陸がティタ大陸」


「私たちの目的地、魔王がいる魔王城はもうひとつの大陸、ファラオル大陸」


「ティタ大陸には国が全300ヶ国あって、ファラオル大陸は4ヶ国よ」


「なんでファラオル大陸は4ヶ国なんですか?」


「…元々は200ヶ国程度あったの、だけど全て魔王に吞み込まれたわ」


「え、逆に4ヶ国はどうやって生き延びてるんですか?」


「4ヶ国それぞれに神が一柱ずつ現界してて、それぞれ国防か指揮をしててね」


(話のスケールが大きすぎてついていけない…)


「あとは、連合国船のフォローも大きいわね」


「?」


「この世界の五大勢力のうちの一つよ、魔王軍、聖陽王国、喰い人、亜族集、連合国船」


「正式名称は長いから割愛」


「この世界についてはざっとこんな感じよ」


「次は魔法ね」


「でも魔法についてはもう教えてもらいましたよ?」


「甘いわよ、その程度の知識じゃ学んだなんて愚か知ったとも言えないわ」


「いい?魔法っていうのは…」


***


「ひとまずここで授業は終わりよ」


「お疲れ様」


「うぅ、最近使ってなかった脳の部分を使ったせいで疲れが」


「情けねぇなぁ」


「…ん?」


凡次が視線を下から90度右へ向ける


「出たぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


「プ、プルエルさん新手の怪異が!」


「叩っ切るぞ」


「妖怪でしょ」


「お前もか」


「えっと、今日は何をしに来たんですか?」


「何ってお前の生活費について話に来た」


(ボコされるとかじゃなくて良かった)


「生活費についてだが、まぁついてくれば分かる」


そういって源蔵は教室から出て、凡次とプルエルが後に続いた


しばらくして着いたのは冒険者ギルドだった


「まぁもう察してると思うが一応言っておく」


「お前には冒険者として生計を立ててもらう」


「薬草集めとかですよね」


「魔物討伐だ」


凡次があからさまに嫌そうな顔をする


「…最初の内はサポートしてやるよ」


凡次の顔は変わらない


「いいから行くぞ」


凡次のシャツの襟を引っ張る


源蔵がギルドの掲示板からミクロス・ゴブリンの討伐と書かれた札を取って受付に行く


「これで頼む」


「はい、では依頼の詳細を、ミクロス・ゴブリンの死体を1㎏毎で100ニットとなっております」


「また、死体の損壊が激しい場合や状態の悪いものですと受け取り拒否となりますのでご注意を」


「では、龍のご加護があらんことを」


「どうも、じゃあ行くぞ」


「ゴブリン討伐の始まりだ」

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