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第28話 文化祭前編

 夏休み――ゲームに負けて罰ゲームの内容でふゆ姉から僕は彼女を作ることを命令された。




 そして、夏休みはあっという間に終わり学校が始まる。すると、文化祭が近くなってくる。


 そして文化祭のための準備期間中に、図書委員長の女性の先輩と学校を抜け出して飯を食べたり、そのノリで打算的に決めた彼女関係になったり、二宮さんのカミングアウトなど色々あった。




 一応彼女の早乙女先輩は、男に振られたので僕を使い見返しつつ自慢することで、僕は罰ゲームで付き合うことを両者の合意で決めた。




 文化祭前日、僕と同学年の二宮さんと廊下で問題が起きている会話を聞き付けて来た現彼女の早乙女先輩。




 この痴話喧嘩の内容は僕たちが付き合っていることを知るや否や、明日のデート予定を二宮さんと僕を組み込んだ。


 そうして、彼女は僕を見限り足早に去っていった。





 そして、文化祭の当日ーー僕は同学年の二宮にのみやさんと文化祭の仕事のシフトの合間を見つけてデートをしている。他のクラスの出し物も中々の出来で楽しめた。




 ベンチに座り二宮さんと談笑をする。当たり障りのない会話で時間が過ぎていく。




「でさ――彼女ってだれ?」




 唐突に聞かれる。早乙女先輩って言ったら後々怖いだろうな‥‥‥。でも、僕を置いて逃げた人だしな。




 正直に話すべきだろうか。姉の罰ゲームで交際を考えていたが、そんなことに二宮さんを巻き込みたくなかったこと。


 そして、僕は話そうと決意した。正直に言えば分かってくれる。




「あの実は――!」




「ダーリン!」




 金髪の女性に僕は声をかけられる。はる姉からストーカーといわれ写真に見せられた彼女がそこにはいた。




「「え?」」

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