表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
冤罪をかけられた隣の男子、強すぎ。  作者: @TxT_AOI


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

15/39

生徒指導に呼び出された二人、ボコボコにされて欲しい。





授業終わり、松村君から俺の家でハンカチは洗濯して返す、と言われた。

そのまま松村君にあげたって構わないけど、松村君は嫌か…。


二人で黙々と委員長のティッシュをほうきを使って片付ければ、静谷君がゴミ箱を近くに持って来てくれた。本当に汚いなぁ、もう!こんな人が委員長でいいの?



__その後先生になぜびしょ濡れなのかと心配され、松村君は藤田にかけられたとか事情を全て話した。

もちろん、先生は激怒して委員長と藤田を生徒指導室に来るように言った。




…そっか、藤田が松村君にお茶をかけたんだ。

しょーみ、生徒指導室でぼこぼこにされてきて欲しい!!





委員長も、藤田も、須月ちゃんも、松村君を虐めている事に私もキレそうだった!多分、この三人が松村君の言っていた絞れた犯人の内に入っているんだろうなと分かる。



けれど、あと一人は誰だろ。

田中はそんな事ができる人には見えない。毒を飲まされかけた時も、なんか指示されてやったのかなって感じだったし…。それが、演技だったとしたら怖いけれど。

 


「着替えてきたんだ」



松村君は先生に、体操服に着替えて来なさいと言われて、教室の外に出ていた。トイレから保健室に行くのかな〜とか思ってたけど、帰ってくるの早かったね!3分ぐらいしか掛かってないよ。




「一人だけ体操服というのは浮くな」



「んふ、そうだねぇ…一人だけ白いもんね」

 



今日は委員長も、藤田も大人しかった。

当たり前だよね、だって周りからこんな嫌な目で見られてるんだもんね。



その後、私や松村君に対して何も起きる事無く一日が終わった。



_はあ、真犯人は一体誰なんだろ!

毎日何か起きる度に私は家に帰って、振り返り考えている。

でも、分かんない!!グループを作って行ったものなのか、一人が全て操っているのか。多分、どっちかだと言うことだけがあの四人組の雰囲気からして分かってしまう。



私は枕に顔を埋めて悩む。

ぅぁ〜と小さく声を吐き出す。



すると、スマホがピロンと鳴った。

また須月ちゃんのDMかなぁ〜と思った。最近彼女からのインスタのDMが良く送られてくるようになった。動物やら赤ちゃんの動画を共有したりしてくる。なんか、機嫌取ろうとしてるのが分かっちゃうから最近は短文で返事してる!!


「って、松村君じゃん!!」


来たのは彼女からのDMでもLINEでも無く、松村君からのLINEだった。


“今電話できるか?“


“できるよ!“


即答しちゃった!!





今日も短くてすみません。

明日は二話投稿します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ